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「人生はパレードだ。」~茅原実里20周年記念ライブ参加レポート②~河口湖ステラシアター編

本記事は茅原実里20周年記念ライブ参加レポート①からの続編となります。今年の8月3~4日に行なわれた茅原実里ちはらみのりさんの活動20周年記念ライブ参加レポート、前編では茅原実里さんのご紹介から書き始めて会場の河口湖ステラシアターにたどり着くまで書きました。ここからはいよいよ会場内の様子とライブ本編について触れていきます。

▼前編をまだ読んでいない方はこちらをどうぞ。


そんなこんなで、河口湖ステラシアターへ

来た。

ついに来ました。河口湖ステラシアター。

この場所で歌う茅原実里さんの御姿にもう一度相まみえることを、どれくらい夢に見たことでありましょうか。

月並みな言葉ですが、信じていました。

いつか必ず還ってくると。
ここに必ず還ってくると。

そんな願いから、ここステラシアターのふるさと納税にも参加しました。
例え微力であろうとも、茅原実里さんが還ってくるこの場所を、どうしても守りたくて。

河口湖ステラシアター入口に掲示されている
ふるさと納税支援者ネームプレート
私のプレート(本名)です

かくして、願いは叶いました。

河口湖ステラシアターは女神の恩恵に包まれた巨大な祭場と化し、そこには大勢の信徒同志たちが同じ思いを胸にして集っておりました。

ここに来るまで不安な気持ちを抱えてやってきたけれど、ファン同志皆様の顔をみたら、そんなことはもうどうでもよくなりました。

いつも茅原実里さんファンが集う五反田のシーズレシピや、様々なみのりん現場でお会いする方々が、いまこの場所に一堂に集まっている。

入れ代わり立ち代わり、誰かしらが声をかけてくれる。
そんな皆様の仲間として迎えられていることが嬉しくて。
この温かさが、この一体感が、これがライブなんだ。

これも茅原実里さんの人徳がこの場にもたらした恩恵なんだろうね。

感謝しかありません。本当に。

今回参加するにあたり、このようなリュックを持ち、
Xで「これ見たら声かけて」って呼びかけたのです。
結果、初めての方も気付いて話しかけてくれました。
ちなみに名入れけろっぴは娘からのプレゼントです。

ところで、ここでお会いしていた関西方面のファン同志の方(「音楽熱想」同志の方でもあります)と斎藤滋プロデューサーの話などしていたら、何とご本人がやってくるという凄い偶然がありました。この方、自分が話題にされているのを察知して現れたのか…はっ!!もしやこれがサイキックの能力だったとかッ!!(なんだってー!!)

▼斎藤滋さんやサイキックについて知りたい方は、下記放送などを聴いてみましょう。木曜日が斎藤滋回、土曜日がサイキック(斎藤・菊田)回です。

ところで、もう始まってるのこれ…!?

ところで、ここに到着する前から聴こえてきたリハーサルの演奏と歌は、より激しさを増し、大音響で響きまくっておりました。

これはもはや、ライブが始まる前からすでにライブです。

確かにリハーサルは大事だし、そもそもここ野外音楽堂だから音が外にダダ漏れなのは致し方ないのでしょう。ただこれによって、一部のセトリ(セットリスト。演奏する曲目のこと)がライブ前から丸分かりではないかという懸念があるのですが…。まぁたぶんきっと、そういう細かいことは皆様気にされないのでしょう。

会場前に流れているのは、茅原実里さん楽曲の中でも「旗曲」として名高い「Lush march!!」。さすがみんな、一糸乱れずキレイに旗を振っているよ!みのりんが見ていたら「みんな上手だよ~♪」ってほめたたえてくれるんだろうな(昔はリハ中でも外に顔出しにきたこととかあったらしい)。

噂には聞いていたけれど、これが河口湖ステラシアターのリハーサルか…と、認識を新たにした次第です。

私が前回ここに来たときは割とギリギリ到着だったのと、着いて早々に例のファミマを探しに行ってたから気付かなかったのかもなぁ…。

みのりんガチャ、女神のご加護や如何に

物販コーナーに行ってみました。
目当ては「MINORIN GACHA」と銘打たれた会場限定のガチャです。

ランダムで当たる通常のグッズ以外に、シークレット品、さらに直筆サイン入り公演ポスターなどというものまで景品に含まれているらしい。

 MINORIN GACHAをプレイするには専用コインが必要。
1枚600円也。

願わくば多少散財してでもシークレットかポスター当てたいところだけど、我が家で認められた予算というものがあるので、とりあえず3回やってみることにしました。

ここはひとつ神頼みといこう。 

みのりん、みのりん、みのりんっ!!(3回w)

何か出たー!!

みのりんグッズ、ゲットだぜ!!

もらえたものはお守りとシュシュと缶バッジ。
バリエーションがバラけただけ良かったというべきでしょうか。

シュシュ使うほど髪長くないからなぁ~。何に使おうかな…。

お守りは何にご利益あるのでしょうか。持って出かけるとミスサンシャインのご加護で雨に降られないとか…(ムチャユウナ!!)。

お隣では過去に発売されたCDやBDなどを売ってました。

持ってないのまだたくさんあるけど、さすがにそこまでは持ち合わせが…。
でもこうしてみると、茅原実里さんの音楽活動の幅広さが伺えますね。

フラワースタンドの群れ…これは我らが女神に捧げられし祭壇

会場入り口横には、各方面から捧げられたフラワースタンドの群れが整然と並べ奉られておりました。

(左から、敬称略)
畑亜貴、Q-MHz、小野大輔、南條愛乃、高垣彩陽

河口湖ステラシアターを神の降臨する神殿だと言うならば、これらは今宵の女神に捧げられし祭壇なのか。

(左から、敬称略)
真っ白なキャンバス、ファン有志一同、メタラー系ミノラー 一同

(左から、敬称略)
茅原実里普及委員会、キット,ケン,トニー@香港 一同

(左から、敬称略)
鉄オタみのらー 一同、西風郁、鶴やん

(左から、敬称略)
(株)アティックエンターテイメント 取締役 最高執行役員 細川雄紀、双葉社『Holiday』、安保金太郎商店、(株)バンダイナムコミュージックライブ 代表取締役社長 垰 義孝

(左から、敬称略)
(株)アニメイト 代表取締役 藤樹 潤、(株)カードラボ 代表取締役 関谷仁祐、アニメイト・カードラボ・ゲーマーズスタッフ一同、(株)京都アニメーション 代表取締役 八田 英明

錚々そうそうたる顔ぶれが揃っています。これを見るだけで茅原実里さん活動20周年に対する各社、各人の思いが伝わってくるというものです。

なお手前味噌ながら、私ことchitoseArk(ちとせあーく)もこれに若干協力させていただきました。

ファン有志一同のフラスタの中に
クレジット入れさせていただきました。
(EIN様ありがとうございました)

ファン同志皆様のグッズならびにいただきもの

ファン同志の中には、このようなバンドメンバーのオリジナルグッズを自作して来る方もおられました。

茅原実里さんのバンドメンバーである「CMB」は、一方で「Time Capsule Orchestra」というプログレッシブロックバンドを展開しておられます。これは其方に向けて作られたグッズのようです。今回私はストラップだけ頂戴いたしました。

壮観なれ、このCMBのギタリスト、チャンババこと馬場一人氏の缶バッジで固められた防弾バッグ。

これを持ってみえられたのはハートカンパニーのvoicy放送「音楽熱想」の投稿でも有名な栗おぢさんというお方。この方とは前から一度お話ししてみたかったので、今回お会いできてよかったです。

そしてこれよ!!ウエキさんと珠洲ノらめるさんの合作。以前の神奈川県民ホールで好評を博した仮想紙チケット、今回もいただいてしまいました!!いつもながらにクオリティ高過ぎです。
むしろこれで会場入り出来ちゃいますよ!!(できませんw)

フォトスポットコーナーで記念撮影…からのゲリラ豪雨!

今回はこのようなエモいフォトスポットコーナーが用意されておりました。
うぅ~ここで撮りたい。みのりんとツーショット撮りたい!!

あいにく私は自撮り棒も持ってなければ、怪物くんのような腕も持っておりません。

こういうとき「すみません私のことスマホで撮ってくださいっ」などと言う度胸など私にあろうはずもなし。

でもどうしてもここで写真撮りたい!!

いろいろ思いあぐねた末、先ほどお会いした栗おぢさんをはじめとする同志皆様にムリを言って一緒に写ってもらうことに。

chitosrArkは一番左の緑色の人です。
他に映っていた方で、顔出しOKの方は
私に言っていただければ対応します。

このように撮ってもらいつつ皆様とわちゃわちゃしてたら、突如として暗雲垂れ込み、雷鳴と共にいきなり降って来る大粒の雨。

ねぇ栗おぢさん、チャンババさんまた何かやらかしたんじゃないの!?
(八つ当たり)
慌ててみんなでテントの中へ緊急避難することに…。

集まっていた同志皆様もテントの中へ、避難Go!Go!

でまたほらぁ、本人がこういうこと書くから…。

そこら中から聞こえてくる「チャンババー」「サイテー」という怨嗟の声、声、声(笑)。さすが「ミスサンシャイン」こと茅原実里さんに対して「ミスタースコール」などと呼ばれていただけのことはありますな。 

一時の通り雨かと思いきや結構しぶとく降ったため、運営側が30分くらい早くステージを開ける事態に。
かくして私も、テントの中の皆様についていった会場入りしたのでした。

(ここで再入場不可であることに後から気付く…フラスタ参加のメンバーと一緒に写真撮る約束してたのに、ブッチしちゃって申し訳ないです)

ということで、思いかげない流れの入場となってしまいましたが、ともかくフラッグを受け取り、いざ会場です!! 

今回はこの旗と共に応援します。
なお、1日目と2日目で旗の色が異なっていました(1日目Verは白)。

前日に書いてきた茅原実里さんへの思いを綴った手紙。
忘れずレターボックスの中に投函します。

ところで席に行きがてら、また斎藤滋さんと遭遇してしまいました(ホントにワンダリングですよねこのお方)。

斎藤社長:屋根が開けられないよ~。
ちとせ:いや、むしろ屋根があって良かったんじゃないですか?

こんなやりとりをしつつ席に向かったのですが、いま振り返って思うと「あれ?あのライブで屋根開けるような場面なんてあったかな?」とか思ったりしました。
(2024.8/13追記:私と同じく2日目参加の方によると、ライブ中で屋根が数回開けられていた場面があったようです。『Re:Contact』のときは「2階席から観てて、歌と空のシンクロ具合が感動的でした」とのことでした)

私の席は…何と前から5列目の一番端!

ここからは撮影禁止なので、以後は文章と若干の絵図にてお伝えします。

今回の私の席は1G5列9番という席でした。
図示すると、次のような場所です。

画像は河口湖ステラシアターのWebサイトより拝借しました。
(無許可なので、問題あればご指摘いただければ削除等いたします)

何とまさかの前から5列目ですよ(チケットA席を買ったのに!)。
そして9番とはいえ、10と11には誰も座らなかったので、一番右端です。
ホントにっ!?

この席からの視点がどういうものかというと、ほぼ真横からステージを見ているも同然なのです。SS席(左側)とステージ(右側)がちょうど半々で見える感じと言えば想像が付くでしょうか。

ステージ反対側ではスタッフが忙しそうに動いてたりとか、あ、いま楽器のセッティングしてるよとか、スチームそこから発射してるんだとか、たぶん見ちゃいけないものがいろいろ私の席から見えています(笑)。

そして圧倒的だったのがスピーカーの音圧。

何と私の席から距離にして3mくらいのところに、巨大なスピーカーが設置されているのです。

音圧が半端ない。

前回の河口湖ステラシアターで初めて茅原実里さんのライブに参加した体験を、私は「音に包まれる」と書きました。

前回のがそうなのだとしたら、今回のこれは「音の爆発を受け止める体験」と書き留めておきたいと思います。

心臓にガンガンと音圧が迫ってくるのです。この席にいるだけでスタミナをガンガン消費していくかのようで、これはある意味運動と言っても良いかもしれません。

なるほど、ライブというものは座った席によって、その体験内容をガラリと変えてしまうものですね。こういうのはやはり、場数を踏まないとなかなか分からないもの。とは言え、ここまで端に偏る偶然はそうそう当てることも出来ますまい。そういう意味では、極めて稀有な体験をさせていただいたと思っています。

今回のライブセットリスト

今回のライブのセットリストが、何とアーティストである茅原実里さん自らのポスト(X)にて公開されています。これはコピペすると長過ぎるのでこのままリンクを貼ります。気になる方は随時見てみてくださいね。

私が参加したのは2日目(8月4日)なので、ここからの感想はすべて2日目の演奏曲目ということになることをご了承ください。

さぁ、ここからがライブ本番です!!
キングブレードの点灯確認!!
フラッグ準備OK!!

それじゃ、いっくよ~!!(みのりん風に)

<ここからの記事を読む方へ>
注記①:
ここからの内容は楽曲の説明や茅原実里さんを巡るエピソードなどが中心となります。茅原実里さんのことをご存知ない方には分かりづらい記述も多々あるかと思いますが、そこは適当に読み流していただければ幸いです。
注記②:
読者の皆様にもなるべく実際の音楽を味わいながら読んでほしいという狙いから、なるべくランティスまたは配信会社による公式のYouTube動画を貼り付けてお届けします。いずれもこのライブとは別の動画ですので、そこのところを誤解されませんようお願いします。

茅原実里 20th Anniversary Live “Historical Parade”(8/4)各曲の印象と感想を語ります!!

SE. 透明パークにて

音楽が鳴り始め、舞台の幕が上が…あ…ぁ…。
上がらなかった。

この「透明パークにて」という楽曲は、茅原実里さんがランティスレーベルで発売した2番目のアルバム「Parade」の出だしに入っているタイトルです。文字通りこれから始まるパレードの前奏を感じさせる、ゆったりとしたリズムの曲なのですが、これをトップに持ってきたというところに、本ライブのキーワードとなっている言葉「Parade」(パレード)を強く意識した思いが伺えました。

ご本人のボーカルはここではなく、インストのみ。
この時点でまだご本人の姿が見えず(横から視点でも見えなかった)。

01.D-Formation

茅原実里さんのデジタルチックな歌い方を象徴するような楽曲。ちなみに1日目はここに「Contact」を持ってきた模様。1日目と2日目でセトリ変えるというのは聞いてましたが、曲の性質は合わせてきたようです。確かこのときも茅原実里さんはスクリーンの向こう側にいました。

今回のライブはおとなしめ路線で行くのかな…いやみのりんに限ってそんなことは…?

02.Dream Wonder Formation

ここでカーテンが一気に落ち、赤に彩られた衣装に身を包んだ茅原実里さんがその姿を現しました。
(横から見てて「そのステージのカーテン早くどけてあげてっ!みのりんが踏んづけちゃうよー!」って、めっちゃ気になってました)。

会場のボルテージがここで一気に跳ね上がります。一斉に立ち上がる周囲の皆様と共に私も立ち上がり、キングブレードを握り締めて応援。ようやくライブらしくなってきたぞ!!とは言え私この曲はそこまで詳しくないので、コールとかはそこそこに、動きだけ皆様に合わせて何とかしておりました。それでも満足度高し!

なお1日目は「詩人の旅」だったそうです。初日の方はアルバム「Contact」の1曲目と2曲目、2日目の方はアルバム「D-Formation」の1曲目と2曲目という構成にしたようですね。考えられてるなぁ。

…などと感慨にふけっていたのも束の間、「Dream Wonder Formation」を歌い終えたみのりんが、何を思ったのか突然通路に向かって速足で歩いてくるではありませんか!!!!!

ちょ、ちょっと、実里さん!?
いま私の真横をスタスタと通過していったんですけど!!!!?

何なのこれ?
何なのこれ?

開始早々にして、まさかのトラブル発生!?
いや、みのりんのライブならあり得るぞ!?
(これまでのライブで起きた事件の数々に思いを馳せて)

そんな覚悟を決めかけたとき、私の真後ろあたりの客席、およそ真ん中の列くらいですっくと立ちあがり、掛け声も勇ましく歌い始めたのです。

03.美歌爛漫ノ宴ニテ

「河口湖ステラシアターのライブではみのりんが客席を歩き回りながら歌うことがある」って何度か聞いたことがあるのですが、なるほどこういうことか!!と実感した次第です。

それもこんな序盤も序盤から。
しかも歌う曲はみのりんきってのお祭りナンバー「美歌爛漫ノ宴ニテ」。
(いつもこの歌の出だしでジャンケンしようとして出遅れるんですよね…)

そういうことだと分かっていたら、私の真横を通った時にもっとちゃんと凝視しとくんだったよ!!あ~もう惜しいことしたなぁ…。

▼「美歌爛漫ノ宴ニテ」より再生されます。

この場面は1日目も2日目も共通だったみたいですね。いきなり盛り上がるわこれは。特にグッズで扇子を買った方は、ジュリアナかよっていうくらいの勢いで舞っておりました(時代錯誤的表現…?)。

ひとしきり客席を(文字通り)舞い踊りながら歩き回って来たみのりん、ようやくステージに帰って来て、次に歌ったタイトルはこれ!!

04.SELF PRODUCER

キタ―――(゚∀゚)―――― !!って思わず言っちゃうくらい、私この曲大好きで大好きで大好き過ぎまして(日本語大丈夫かな私…)。

「思い通りに恋しよう、みんな可愛くなれ♪」って部分のみのりんの振り付け、過去ライブのDVDかBD映像で見て夢中になってしまい、そのまま布団の上でその部分の振り付けを練習し始めてしまったなどという、とても人には言えない秘密があったりするのでございます(暴露)。

あの振り付けいいですよねー?
ねー?
いいですよねー??

みのりんのライブに参加するのは、オーケストラや駐車場のとかも含めると今回のこれが5回目。だけど確かセルプロって私にとっては初めて生で見る楽曲だったような気がするんですよ。それもこんな近くでセルプロを見られる日が来るなんて、もう死んでもいいっ!!だけどこんな横からの視点じゃ振り付けちゃんと見えない!!だからやっぱり死んじゃダメっ!!みのりんのセルプロを真正面から生で見るまで私は死にませんっ!!(…何で死ぬか生きるかの話になってんだ私?)

読者の皆様は私が遂に壊れたと思ったことでしょうけれど、誰にだってそのようなスイッチが入る楽曲があるはず(ありません?)。私にとって、この「SELF PRODUCER」というのはそんな楽曲のひとつなのです。ちなみに第1日目だとここは「Defection」になってたんですね。あぁ私、2日目にして良かったわ!!(注:「Defection」だって普通にいい曲です念のため)

05.Perfect energy

茅原実里さんの音楽プロデューサーだった斎藤滋さんが、このライブの開催を前にご自身の立ち上げた株式会社ハートカンパニーの公式voicy放送「音楽熱想」という番組で茅原実里さんの楽曲振り返りをやっておりました。それによると、この「Perfect energy」(それと「書きかけのDestiny」)って、収録時に初めて生バンドによる演奏を採用した楽曲なのだそうです。

それまではベースやドラムといったリズム楽器は打ち込みで表現していたのですが、ランティス発の茅原実里アルバムの第3弾「Sing All Love」を世に出すにあたり、そうしたロック調の楽曲をも展開していくこととなったのだとか。ちなみに第1日目だとこの時の楽曲は「書きかけのDestiny」。ここでも同コンセプトの楽曲が対になることを目指してるのが分かりますね。

なお私にとってこの楽曲の印象はというと、かつて河口湖ステラシアターで行なわれた「SUMMER CAMP 4」にて楽器全シャッフルコーナーなる企画が実行され、ギター茅原実里&ボーカル鍋嶋圭一という組み合わせで歌われたときの映像がひたすら脳裏に残り続けています(笑)。

▼「Perfect energy」(鍋島ボーカル版w)より再生されます。

06.Lush march!! 〜 FEEL YOUR FLAG 〜 Lush march!!

みんなー、フラッグ用意~🚩
(お約束)

茅原実里さんの楽曲には「旗曲」というのがあります。ライブ時にみんなで旗を振る楽曲のことで、最も代表的なタイトルは「Lush march!!」だと思いますが、その他にも「Best mark smile」「Joyful Flower」、そして最も最近作られた旗曲「FEEL YOUR FLAG」といったタイトルがあります。

かつて茅原実里さんのライブでは、ライブのさ中に茅原実里さん自らが観客全員に旗振りのレッスンをするという、他のアーティストではあまり聞いたことがない独特の風習があったりしました。今回もそうですが、ライブの度に参加者全員に旗を配るアーティストって彼女くらいではないでしょうか。

みのりんのライブで旗曲やらないなんてあり得ない。なので私もこのライブ参加にあたり、このように練習してきたですよ。いやーもういい大人が部屋でひとり何やってんだかねー(言わない約束w)。

だけど全部覚えていくのはハードル高いし、そもそもどこ見ればレッスン出来るのか分からない楽曲だってあります(例えば「Best mark smile」って、どこかにレッスンできる映像出回ってますか?)。

なので、私はとりあえず「Best mark smile」「Joyful Flower」はほどほどに押さえつつ、やっぱりメインは「Lush march!!」と最新旗曲の「FEEL YOUR FLAG」で来るだろうってヤマをかけました(笑)。結果2日目の予想ビンゴで大当たりです!(これが1日目だったら、片方が「Best mark smile」だったから、動きボロボロだったろうな…と思います)。

▼「FEEL YOUR FLAG」より再生されます。

それにしても2つの旗曲を巧みに織り交ぜ、つなげてくるとは流石。それも1日目と2日目で選曲が違うとか…演奏してる皆様も歌ってるみのりんも、本当にお疲れ様なことです。

07.SELECT?

08.雪、無音、窓辺にて。

ここから「涼宮ハルヒの憂鬱」関連の楽曲が2曲続きました。ひとつめは「SELECT?」、ふたつめは「雪、無音、窓辺にて。」。どちらも茅原実里さんが演じた長門有希のキャラクターソングです。

「雪、無音、窓辺にて。」は、茅原実里さんの歌手としての運命をある意味切り拓いたと言える楽曲。この曲が足掛かりとなって後のランティスにおける歌手活動再開へとつながった経緯があるわけで、そういう意味では茅原実里を代表する一曲と言えます。

▼「雪、無音、窓辺にて。」より再生されます。

むしろ「SELECT?」がセレクトされたのは(シャレじゃないよ!)かなり以外な印象。少なくとも私的には「?」って印象でした(曲自体は聞いたことあるのですが)。でもこういう予想外なところがライブの面白いところでもあります。最後の「disk error…disk error…disk error…yes」っていう語りが何とも切ない印象を残す楽曲。私も久々に聴いてじんわりきました。

「雪、無音、窓辺にて。」は安定の茅原実里…もとい長門有希でしたねぇ。気付いたら私も一緒に歌っちゃってたりした気がします。最後の「信じて」のところ何て言うかな~って気になってましたが、やっぱり「大好き」って言ってくれてほっこりしました。

この2曲は1日目、2日目共に共通でした。

09.Re:Contact

!!!!!

私は声にならない叫び声をあげていました。

(まさか…この曲を、いままここで解き放つ…!?)

私はセトリ予想などを出来るほど茅原実里さんに詳しいわけでもないので、そのような大それた真似はしようはずもありませんでしたが、仮にやったとしても、この曲だけは絶対に予想から外したことでしょう。

何故なら、この楽曲は「覚悟」の歌だから。

あのとき、茅原実里さんが歌手活動の休止に向かう時、作詞家の畑亜貴氏と作曲家の菊田大介氏が、茅原実里さんに送ったメッセージだから。

翼がないままでも 明日を飛ぼう
嵐の中でも 凍えながら進もう

「Re:Contact」歌詞より抜粋

歌詞自体は心に沁みる良い歌で、私の茅原実里さん楽曲の中でも割と上位に入るナンバーではあります。

でも、私はいまでも思うのですよ。

あの時、本当に彼女がここまでのものを背負わされなければならなかったのかと。そこまで自分を追い詰めなければならなかったのかと。

これを書いている今も、正直、涙が流れてきて止まらないです。

でも、そんな壮絶な覚悟の歌が、今日この場で歌われた。
その意味は、何だろうか?

「Re:Contact」に込めた覚悟ともにマイクを置いた彼女が、戻って来た。
戻って来た時に歌った曲は「Re:Contact」だった。

私は、何か分かったような気がしました。

今日この日に歌っている「Re:Contact」は、以前に歌われたあの悲しげな、寒空の中に身を投げ出すような「Re:Contact」じゃない。

むしろ逆だ。
ここから始まるパレードに向けて万感の希望を解き放つような、そんな思いで歌う「Re:Contact」なんだ!!

そう、これは過去の柵を振り払い、未来へと向かう復活の狼煙。
そう考えると、あのとき感じた悲壮感がすべてひっくり返って見える。

想いが奔り、既に私の文面も日本語として怪しくなってきました。ちゃんと書けているかも怪しいので、この楽曲について書くのはここまでといたしましょう。ただ、この「Re:Contct」こそ、私がこのライブ全体を通じて唯一、会場内で涙を流しながら聴いた、叫んだ楽曲でありました。

▼「「Re:Contact」より再生されます。

よろしければ以下のnoteも読んでみてください。「Re:Contact」に込められた思いを、私なりの分析で記しています。

ちなみに1日目だとここで歌われたのは「a・b・y」だったそうです。この曲についてもいろいろと思うところがありますが、本記事では割愛します。

CMB Inst.(ハレ晴レユカイ 〜 桜笑み君想う 〜 My Treasure)

今回のバンドメンバーによるインストはアニソンしばりでした。これは1日目と2日目で共通だったようですね。

このキービジュアルに示されているように、今回の“Historical Parade”では、これまでアニメとともに歩んできた茅原実里さん自らの思いが強く込められています。それは先ほどの長門有希キャラソンコンボでも強く出ているように思いました。

今回のインストはまさにそれを象徴したかのようなセトリです。「涼宮ハルヒの憂鬱」より「ハレ晴レユカイ」、「ダ・カーポⅡ」より「桜笑み君想う」、「デート・ア・ライブ」より「My Treasure」…という、んー、まさにアニソンメドレー。CMBの演奏はロックテイストが強いだけに、あの「ハレ晴レユカイ」が何かすげぇカッコ良い楽曲になってて、かなりエモかったような印象です。でも「My Treasure」は、あの演奏+本人歌唱で聞きたかったなぁ。私的に「My Treasure」って、もうひとつの「sing for you」みたいな感じがする曲なのですよね…。

ところで今回のCMBでは初めて瀬川千鶴さん(ちーちゃん)という方が新たにギターとして加わったのですが、この方が何と私の席から一番近いところにて演奏していたのですね。

いやぁ普通のアーティストだったら1日目と2日目のセトリが別物とかなんてあまりないことでしょう。本当にお疲れ様でした。私の位置から見えたちーちゃんはとにかく若くて笑顔でよく動いて、あとは何だ、その、えらく舞台度胸がありそうな女性だなーって印象で見ていました。

ということでちーちゃん、これからも茅原実里さんをぜひ支えてください。どっかのギタリストがライブ期間に雨降らしそうになったら、耳元で大音響で「サイテー!!」って叫んでやってください。これからもお願いします。

10.純白サンクチュアリィ

インストが終わったかと思うと、今度は茅原実里さん、何と客席全体のほぼど真ん中ら辺に立ってるよ!!それも純白の衣装に身を包んで。

「純白サンクチュアリィ」は、これこそが茅原実里さんの現在につながる音楽活動の原点たる楽曲。これがかかると、会場中のキングブレードがすべて白色に染まるのです。

茅原実里さんについてはド素人の私ですが、さすがにこの曲はもう何百回も聴いているので迷いません。昨年夏に大池公園の駐車場でやった花火コラボライブのときに周りでやってた「みーのりん、はいっ」っていうコールも覚えてたのでバッチリ出来ました!!こういう経験を積み重ねていけば、私もいっぱしのみのらーになれるのかな?

いやー、これを聴いたら一気にテンションが上がってきたっ!!

11.Tomorrow's chance

この楽曲もライブでほぼ必ずって言っていいくらいやる定番曲ですが、私は何故だかこれはあんましよく覚えてなくて(ゴメンナサイ💦)、とりあえず周りに合わせていればOKでしょーってノリで何とかしてました(笑)。でもそれでも何とかなるのがみのりんライブの良きところですよね。いや、始まるまであんなに悩んでた自分は何なんだろうなって思いますよホントに。

これの1日目は「君がくれたあの日」。あー、ここだけは1日目の方が私的には得意な方だったかなー?

12.FOOL THE WORLD

アニメ「ノブナガ・ザ・フール」のオープニング主題歌ですね。

それはともかく、この曲に至って初めて、複数の火柱がステージに立つあのライブでおなじみの演出、その名も「ファイヤー演出」と呼ばれるギミックが文字通り火を噴きました。

私の席は先ほども言ったように前から5列目。火柱の発射装置から私までの距離はおよそ10mくらいだと思うのですが…、ちょっ、何その火柱、めちゃくちゃ熱いんですけどー!!!!!

って声を大にして言いたいくらいあれ凄い熱量ですよ。近付いただけで火傷必至ですよ。私がそんな風にビビリ散らかしてる一方で、ステージ上のみのりんは…どう考えても火柱から2mくらいのところで歌ってるじゃん!!えーちょっとそれヤバいよ熱過ぎだよ!!顔に火傷でもしたらどーすんの!!

…ということばかりが気になって歌の方はそれなりに聴いてました。横から見るって怖い。見ちゃいけないものが普通に見れるこの恐ろしさよ。

13.境界の彼方
14. ZONE//ALONE

この2曲はどちらもみのりんライブ楽曲の定番で、そしてどちらもアニソンの楽曲ですね。
「境界の彼方」はアニメ「境界の彼方」のオープニング主題歌。

「ZONE//ALONE」はアニメ「境界線上のホライゾンⅡ」のオープニング主題歌となっています。

なお1日目はというと、この部分は「向かい風に打たれながら」(「RAIL WARS!」オープニング主題歌)と、「TERMINATED」(「境界線上のホライゾン」オープニング主題歌)という風に、アニソン縛りで対になる構成にしてきたみたいです。

1日目と2日目を合わせてみると、何かもうこのセトリって、茅原実里の定番アニソン楽曲全部入れですね。

「音楽熱想」でチャンババさんが、

「いつものことなんですけれども、茅原実里のライブのセトリを決めてる奴はホントバカですね!」

「音楽熱想」1135回 チャンババ熱想回より

って爆弾発言してるんですが、こうして見比べてみると、そう言いたくなる気持ちも分かる気がします。でも本当に誰が決めてるんでしょうねぇこれ?ま、まさかの茅原実里さんご本人…((((;゚Д゚))))

15.We are stars!

来ましたねーこのタイトル!!何せこれのリハ、めっちゃ会場の外に響きまくってたから、これがセトリに入ってることは会場周辺にいた方はみーんな分かってました!!何なら会場の外でもコールしてたりしました(笑)。

▼動画は昨年行なわれた花火コラボライブのときのもの。

この曲は前回、茅原実里さんが歌手活動を休止する前にここ河口湖ステラシアターで行なわれた「SUMMER CHAMPION 2021」において、コロナ禍により声が出せない対策として「掛け声だけ全国のファンに収録して送ってもらい、それを公演時に合わせる」という涙ぐましい努力が行なわれた思い出のタイトルだったりします。

今回は違います。声が出せるんです。「うぉー、おー、おーおーっ!!」ってデカい声で叫べるんです。過ぎしあの日に思いを馳せてみれば、この日の同じこの場所この空間がどれほど輝いて見えたことか。

叫びましたよそりゃあもう、マスク越しにではありますが。
前回のあの鬱憤を晴らすかのように。
思い切り声を上げて!!

あぁ、これが至福なんだ。
これがライブなんだ、茅原実里ライブの在るべき姿なんだ。
いままさに、実感した気がするよ。

なおこの楽曲、最後の歌詞は「ということで続きはこの先で…またね」って言って締めるんだけど、今回はみのりん「続きはこの曲!」って言って締めたよ…!!何それ、何それ…そこを変えてくるって、それは…!!

16.Paradise Lost

その流れで来たかよ「Paradise Lost」。
再び吹き上がる火柱。
最高潮に達した会場のボルテージ。

この曲がなければ茅原実里のライブじゃないくらい定番中の定番曲。問題はどこにこれが入るかなのですが、今回は「We are stars!」の続きということで、最もテンションを上げたところにブッ込んできました。

みのりん、今回はこの「Paradise Lost」に相当賭けていたらしく、この日までのXのポストにこれまでのライブで歌われた「Paradise Lost」をほとんど日替わりくらいの勢いで投稿しておられました。

そこまでやるだけのことはあり、力の入った熱唱でしたね。
昨年の花火のときも凄かったけど、今回のパラロスも引けを取らないくらいと感じましたよ。

そして来る、ついに来る、2番サビからのあの絶唱!!

Lost ~ the ~ pa ~ ra ~ dise ~ Ah ~ Ah ~ Ah ~ Ahaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa--------!!!!!!!!!

私が初めて茅原実里さんのライブ映像でこれを見たとき「この人は人間じゃない」と思ってしまった超絶のロングトーン。

これがどのくらい決まっているかが私的にはそのときのみのりんのライブの完成度だとすら思っているのですが、今回は…いやもう凄くて凄くて凄過ぎて、何が起こっているのか分からなかったくらい凄いものを見せてもらいました。私が生で観たことあるパラロスは数えるほどですが、今回のは歌唱のクオリティで言えば最強に近いパラロスだったように感じます。

でもこれもあまりにも一瞬の出来事過ぎて、あまりの凄さに自身の脳内が追い付けていない…。なのでもう一度観たい!!聴きたい!!この日のパラロスをもう一度!!なので希望!!円盤希望!!先日のライブ振り返り生配信でもみんな欲しいって言ってたし、どこかの偉い人どうか是非っ!!

17.みちしるべ

この楽曲を歌い始める前に、茅原実里さんが自身の辿った道のりに重ねて、この度の「パレード」にかけた思いについて語る場面がありました。

記録していたわけではないので話の子細は失念してしまったのだけれど、私がもっとも印象に残ったのは「やめちゃってもいいと思います…ただ、大切なのは未来を向いて進み続けること」というような、そんな言葉でした。

自らの選んだ道を一度はやめるという選択をした茅原実里さんの、それでも未来に向かって進んでいけるという、その生き様は尊い。

人生はパレードだ。

ふと、その言葉をもう一度、思い出さずにはいられない。

そんなお話しの後に歌われた「みちしるべ」が、私だけでなく来場者全員の心の奥底にまで強く、深く染み渡ったことは言うまでもありません。声を詰まらせそうになるところもありましたが、今回は歌を途切れさせるとことなく、最後まで心を強く持って歌えたようでした。

18.Voyager train

そんな「みちしるべ」から、希望に向かう晴れやかな楽曲「Voyager train」が、今回の(アンコール前の)ラス曲となりました。そしてこの楽曲は、前述したアルバム「Parade」の2曲目、すなわち「Parade」の中でキー曲という位置づけとなる楽曲です。笑いあり涙ありのパレードを一旦締め括るうえでこれほどのチョイスが他に有り得たでしょうか。

ちなみに歌手活動休止直前に神奈川県民ホールで行なわれたライブでは、この楽曲が始まる前にちょっとしたトラブルがあり、ボイジャートレインが発車できない事件とかありましたが、今回はそんなトラブルなく、無事キレイな形でこの流れを終えることが出来たのでした!!

アンコール

もちろんアンコールがないわけがありません。でも今回は割と出てくるまで時間かかったような気が…。声が以前に比べると小さかったのかな?

アンコール後の再登場は、みのりんもCMBも赤いパレードシャツにて登場。
みのりんは赤いパレードシャツにデニムっぽいスカートが似合ってて、その赤と青のコントラストがとても素敵過ぎました。

19.夏を忘れたら

茅原実里さんの夏を代表する楽曲ですね。何となくハワイアンな感じがしてゆったりと聴いていられる系の歌です。ライブにおいては、サビのところで手を左右に振るのが好き。

▼「夏を忘れたら」より再生されます。

まぁさっきまでが気合い入り過ぎていたからね。アンコールの1曲目はこのくらいのユルさで良かったです。

スペシャルゲストの登場!!そしてみのりん20周年お祝い!!

「この方がいたから、私はここに戻って来れた!」という茅原実里さんのお言葉とともに登場したのは、河口湖ステラシアターの館長である野沢さん。

その野沢館長からは「この場があるのは、いつまでもみのりんの歌をまた聴きたいと願い続けてきたファンのおかげ」という嬉しいお言葉をいただきました。いやこれ、茅原実里さんと河口湖ステラシアターは、言うなれば相思相愛ってことですよね、きっと。

さらに今回は20周年ということで…ってことは20歳ってことですよね?ということで(え!?某17歳の人の論理かそれは?)、会場内にデカいケーキが用意され、会場内全員で「ハービーバースディDear み~のりん~♪」と合唱し、みのりんがケーキのローソクを吹き消すという何だか不思議なサプライズが行なわれたのでした。
(ところで私は2日目しか参加していないのですが、1日目は何かやってたのでしょうか?ちょっと気になります)

20.purest note 〜あたたかい音

茅原実里さんいわく、「大切に育ててきた曲」ということで歌われました。これのPV、かつてステラシアターに来たファンの皆様(の若いころ)が映っているのがいま見てても微笑ましい、っていうか、みんな笑顔でいいなって思いながら見ています。

曲のラスト、会場のみんなと一緒にラララが歌えるのが最っ高に幸せ。
これも声出せるようになったからですね。

なお1日目はここで「Sunshine flower」が歌われたんですね。あれれ、こちらはまた随分アップテンポな方に持ってったんだなぁ。「Sunshine flower」も大好きな曲です。あれ聴くと私はFM富士の「茅原実里のミスサンシャイン」を思い出してしまう…。

21.Freedom Dreamer

そうですよ、何か忘れてたと思ったら!!
みのりんのライブなんだから、みんなで跳ばないと!!
Everybody Jump!!

いやーもうこの曲に至っては難しいこと何にも書きません!!とにかく頭の中をカラッポにして、思いっきし叫んで飛び跳ねるのです!!さぁさぁ皆様ご一緒に!!Everybody Jump!!

みのりんがサインボールを投げまくる。さすがに私の方は端っこ過ぎてなかなか飛んでこないな(こっち投げてたら暴投だってば)。何でも1日目はみのりんの投げ方がなかなかカオスってたと後で話題になってました。見られなかったの返す返すも残念。やはりこれはあれだね。1日目と2日目セットで円盤化、やるっきゃないでしょ?でしょでしょ?

さらに私の席からよく見える場所から金テープが発射されたけど、これもこちらには飛んで来ず(後から聞いたところによると、入口で余りのテープをゲットできる箱が設置されていたらしい。残念…)。

こうしてライブにおけるすべての楽曲は終了しました。
が、その後、さらなるいくつかのサプライズ発表がありましたので、ここに紹介しておきます。

サプライズ①:ANIMAXでこのライブ放送!?

今回のライブ、茅原実里 20th Anniversary Live “Historical Parade”がANIMAXで放送される予定があるらしい(詳細は現時点で不明、今後の情報を要チェック!!)。

サプライズ②:年末も河口湖で茅原実里!!

2024年の12月20日~22日、河口湖円形ホールにてピアニストの大嵜慶子さんと茅原実里さんのお二方によるピアノとボーカルだけのアンプラグドライブ「茅原実里 20th Anniversary Acoustic Concert」が開催決定とのこと。詳細は下記リンクを参照。最速オフィシャル先行の予約は8月19日まで。

撮影タイム

恒例のカメラマン草刈さんが出てきて、皆さん整列~。

みのりんもCMBもいい表情!!
会場のみんな、情熱の赤が映えているよ…。

そして花火!!

みのりんが歌い出してから空はすっかり晴れたのですが、私の席からだと、花火はあまり見えませんでした。でも良いのです。幸せなので。

真上に上がったのが少しだけ見えました。

いろんな思いが交錯したライブ、終わってみればあっと言う間だったなぁ。

みのりんのライブ、最後はいつものやつです。
みのりんが指を立てて口に当て、シーッのポースをすると共に、一瞬で静まり返る会場。

……。
……。

みんなー、だ~いすきっ!!

その言葉と共に、ステージの端から端(私のいるところまで含めて!)まで嬉しそうに駆け回ったあと、ステージの反対端に消えていくみのりんなのでありましたとさ。

実は私の場所からは、その後ステージ袖でスタッフにタッチするみのりんが見えてました…(というオチでした)。

家に帰るまでがパレードだ!!

みんな各々の胸に灯した思い出を胸に帰路へ。
(この日河口湖に泊まる方は宿へ)

公演の看板がキレイにライトアップされているよ。
名残惜しいけれど、帰らねば。

シャトルバスに乗って帰路へ。私は20:15河口湖発のバスで帰らなくてはならなかったため、これで失礼させていただきました。

ファン同志の皆様に「また会おうね」のひと言も告げられなかったのが心残りではあるけれど、皆様とはそう遠くないうちにまた会えるような気がするので、またの再会を楽しみにするといたしましょう。

語りたいことは本文で語り尽しました。
あとは自分に向けられたパレードを自分の中でどう実現するかだけ。

先頭に立ち、先に進む道を照らしてくれてありがとう、みのりん。
これからも貴方のこと応援します。それではまた何処かにて。

(了)


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