東京・立川のオリオン書房ノルテ店にて「響け!ユーフォニアム」の原画を多数展示、さらに京アニグッズ販売中(3/11まで!)
東京・立川のオリオン書房ノルテ店にて「響け!ユーフォニアム」の原画を多数展示、さらに京アニグッズを販売しているというので行ってきました。
「私たちはいま!!特別展」とは
特設サイトによるとこの特別展は「京都アニメーションファン感謝イベントにて展示する原画などを、全国各地の京都アニメーションオリジナルグッズ取扱店舗でもお楽しみいただけるミニイベント」とのこと。
本記事で紹介するのは東京都立川市(立川駅すぐそば)にあるオリオン書房ノルテ店開催のもので、あの吹奏楽アニメの傑作「響け!ユーフォニアム」の原画が多数展示されているというものです。
2024年3月11日(月)まで開催とのことなので、「響け!」のファンの方、また京アニファンの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
やってきたよ立川!!オリオン書房ノルテ店へ
こちら!!
写真撮り忘れたけど今回も自転車!!
私の住む23区西部ら辺から約2時間で到着です。
いま上映中の「特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~」のビジュアルを前面に押し出したポスターに気分がアガります!!
撮影OKなのは嬉しい限り。
京アニのハイクオリティな原画をスマホに収めてお持ち帰りです!!
どしどしご発信くださいということなので、遠慮なく!!
じゃ、いきますか!!
いざ、北宇治高校吹奏楽部の世界へっ!!
「響け!ユーフォニアム」原画展示にて作品世界にしばし没頭
特別展入口のディスプレイにて。
「ユーフォNo.362.アンコン主題歌ジャケット」とのこと。書き込みは判別できるものとできないものとがあるけど、左上のは「20×20よりきもち大きく作画しています」かな?他にも「明るい逆光」「空」など、指定と思われる書き込みが目を引きます。
原画はこんな感じで展示されていました。
・・・・・・・・。
(時間が止まったかのように没頭してる私)
いいなー。こういう時間は。
作品観るのも良いのだけど、あらためて原画を眺めていると。
何か、ずっと作品世界に浸っていられるよ…。
さて、ここからは1枚1枚撮ったものを、私のコメントとともに紹介していきますね。なお登場人物紹介のリンク先は「ピクシブ百科事典」に統一しました。作品をご存知ない方も、気になったキャラがいたらリンク先を見てみてくださいませ。
黄前久美子(CV:黒沢ともよ)
この物語の主人公。ユーフォニアム担当。あの複雑系なメンバーだらけの北宇治高校吹奏楽部を(特に人間関係の面で)導いているのは、ひとえに彼女の持つ底無しの善性によるところが大きいと思っています。その100%善意の物言いが時に暴走してエラいことになるときもありますが、もうそれは…それが彼女の芸風なので(笑)。
読み方が「おうまえ」なので初見の方は要注意です。
私はアニメ見るまで「こうざき」だと思ってました。
久美子にっこり。
久美子横顔。
え?何、「洗い場」ってどゆこと?何のシーンなのこれ?あ、いや別に…。
久美子、吹く。
久美子のユーフォニアム。このアニメはとにかく楽器の質感が凄まじく、京アニの職人魂を感じさせるクオリティとなっています。皆様もこの作品を見るときは、ぜひ楽器に着目してみていただけることをお勧めします。
高坂麗奈(CV:安済知佳)
高坂麗奈は北宇治高校吹奏楽部の部員内ではおそらく最も演奏スキルの高いトランペット奏者。
とにかくストイックでストイックでストイックな性格でして、そのあまりの固さゆえ、何かしゃべるたびに周りの空気を破壊するんじゃないかと気が気じゃありません(彼女のあの淡々とした低い声は心臓に悪いです…)。親友の久美子があんなだからバランスが取れているのでしょうねきっと。
お、高坂さん、笑おうと思えば笑えるんじゃん!!
(人を何だと思ってるの私)
久美子と麗奈がじゃれてるところは見ててほっこりする場面です。
ん?ここにも原画に「洗い場」って書いてあるよ?
川島緑輝(CV:豊田萌絵)
川島緑輝はコントラバス担当。作中では放っておくとどこまでも深刻な方向に転がっていく話を明るい方に導いてくれるムードメーカーという印象です。そしてお名前にはホントに同情します。世の親は子供にキラキラネームを付ける前にもう少し冷静になって考えてみてください。
川島緑輝と月永求。コントラバス師弟関係にあるこの2人は、共に自身の名前(月永の場合は苗字)にコンプレックスを持つという共通項があったりもします(私もさふぁいあには同情するわ…)。
緑輝のコントラバス。「サファイアの体にコンバスの影を少し落として下さい」など細かい指示満載(つーか、やっぱサファイアって言われてるんじゃん…)。
加藤葉月(CV:朝井彩加)
小柄ながら吹奏楽部ではチューバ担当です。
左から順に加藤葉月、高坂麗奈、黄前久美子。
主人公と同学年トリオですね。
吉川優子(CV:山岡ゆり)
吉川優子(通称デカリボン先輩)は「響け!ユーフォニアム」の中で私が最も好きな登場人物です(中世古香織はもちろん好きですが…あのお方は私にとって女神様なので)。
かの有名なトランペットのソロを巡る争いで彼女がしたことは、そりゃ誉められたものじゃないでしょう。でもそのくらい彼女は香織先輩のことが大好きで、心の底から尊敬していて、彼女のためなら自分がどんなに泥をかぶったっていいと思ったんですよ。これこそがまさに綺麗事抜きの友情、いや愛と呼んでも良いかもしれません。最終的にオーディションで高坂麗奈がソロに決まったとき、大声をあげて号泣した彼女を見て私も泣きました。
中川夏紀(CV:藤村鼓乃美)
中川夏紀はユーフォニアム担当で、同楽器における久美子の先輩にあたります。久美子たちが入部するまではやる気のない部員だったようですが、全国大会を目指す過程で心を入れ替え、楽器の腕も自身なりに上達。3年時には副部長となり、部長となった吉川優子の支えとして部内に欠かすことのできない存在となっていきました。
鎧塚みぞれ(CV:種﨑敦美)
鎧塚みぞれは吉川優子との同学年生。作品では何かと仲の良い先輩コンビですよね。鎧塚の読み方が分かりづらいかも知れませんが、普通に「よろいづか」と読んでOKです。
それにしても声優の種﨑さん、後にブレイクしまくりましたよね。アーニャとかダイ、フリーレンになるなんて、鎧塚みぞれのキャラからはおよそ想像がつきませんでした。
傘木希美(CV:東山奈央)
この原画は左から中川夏紀、傘木希美、鎧塚みぞれ、吉川優子と並んでいます。この先輩カルテットの左から2番目が傘木希美。作中における大きな出来事である「大量退部事件」に絡んでいた彼女ですが、生まれ変わった吹奏楽部への復帰を強く望み、最終的には復帰が叶いました。この絵からはそんな彼女の嬉しさが伝わってきます。
久石奏(CV:雨宮天)
久美子の後輩として入ってきたユーフォニアム奏者、久石奏。原画を見ているだけでも作品のあんなシーンこんなシーンを思い出してしまう…。個人的なことを言わせてもらうと、本作中で私が最も嫌いな人物です。まぁフィクションに対して嫌いとか言っても仕方ないのですが(声優さんは好きですよ念のため💕)。
拳を突き出す奏。いや、マジでアンタのこと一番ブン殴りたかったの主人公の久美子だと思うよ?
いろいろ気に入らないところはあるのですが、「誓いのフィナーレ」におけるオーディションでわざと手を抜いて、それを夏紀と久美子に追及されたときに言ったあの言葉「下手な先輩は存在自体が罪ですよ」は後輩から先輩に向けられた最悪の暴言として私の脳裏に深く刻まれています。世代の違いと言われるかも知れないけど、私らの頃に高校の部活で先輩にこんなこと言いやがったら何部だろうと半殺し確定だからねお前?(この話の新1年生大半に言えることですが…)。
釜屋つばめ(CV:大橋彩香)
釜屋つばめ。パーカッション担当。特別編「アンサンブルコンテスト」にて初めて声優が決まったようです。彼女を担当する大橋彩香さんは歌も本当に素晴らしいので、今後期待の役どころです。
久美子とつばめ。舞台袖だって。
森本美千代
森本美千代。ホルン担当。主人公の久美子と同学年ですが、映っているものの台詞をしゃべっているシーンを見たことがありません(CVも設定されていないと思うのですが、しゃべってるの見たことある方います?)。
井上順菜
井上順菜。パーカッション担当。
原画だと一瞬高坂麗奈と間違えそうになるな…(私だけ?)。
井上順菜と塚本秀一のツーショット。
塚本秀一はトロンボーン担当。
小日向夢(CV:南真由)
小日向夢。トランペット奏者で、その腕前は部内トップのトランペッターである高坂麗奈が高く評価するほど。
集合カット
集合写真っぽい原画。「合宿用」と記述されていますね。男子部員も映っています(女子部員の活躍が目立つアニメですが、男子部員もいるんですよここの部活は!)。
こちらも合宿のカットっぽいです。サックスパートのメンバーは私もよく分からなかったり…。
こうしてあらためて見ると登場人物の多い作品ですよねこれ。どのキャラも本当に丁寧に書き込まれています。
…ということで、原画を見ながらつらつらと頭に思い浮かんだことを書いていたら、結構な行数使ってしまいました!
いろいろ書きましたけど、やっぱ私、この作品好きなんだなぁと。
クラシックにはまるで興味なくて、体育会系な精神は嫌い、ましてやここの顧問の滝って奴は輪をかけて大嫌いな私だけど(詳しくは下記note参照)、それでもこの作品の魅力的な登場人物と、細密丁寧に描き込まれた京アニの描画クオリティはそんなネガティブな気持ちに勝る。本作を観たい、もっと観たいという気持ちにさせてくれる。私にとって「響け!ユーフォニアム」というのは、そんな「嫌い」と「好き」がない交ぜになった感情を沸き上がらせてくれる作品なのです。
興味があればこのnote見てやってくださいませ。私の「響け!ユーフォニアム」についての思いが書かれています。
あ…そう言えばこの原画展示に中世古香織(CV:茅原実里)がいなかったんですけれど…。ねぇねぇ、みのりんは…もとい香織先輩はどこ!?
香織先輩の出ないコンクールなんてっ!!
うわああああああんっ!!!!!(号泣)
悔しいから香織先輩のアクリルチャーム買っちゃったもんねっ!!
(あ、優子とおそろいにしてあげれば良かったかな…)
京都アニメーションコーナー(物販)をご紹介
はい、と言うことで、ここからは京アニ物販のご紹介です。
グッズ紹介~「響け!ユーフォニアム」
今回原画を展示していた「響け!ユーフォニアム」のグッズが充実。
普段のアニメイトとかですら、この品揃えはなかなか見られないよ?
これは原画Tシャツ(缶バッヂ付き)、そしてタペストリーでしょうか。
これでアナタも優子になれる!?
私も優子になってみようかな…(キモイわボケっ!!)
「響け!ユーフォニアム3」のスクエア缶バッジセット。
アクリルチャームの数々。
香織先輩…💕💕💕
立川シネマシティより提供されたという映画のチラシ。
お1人様1枚まで。
作中で行なわれる音楽イベント「サンライズフェスティバル」のコスチュームをまとったアクスタ。
チューバのマスコットキャラクター「チューバくん」。
これは娘へのお土産に。
これもグッズ。新北宇治高校吹部紹介レザーキーホルダー。
関連書籍も充実。「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ作品である「リズと青い鳥」の公式設定集や、「響け!ユーフォニアム」原画集など、欲しいものいろいろ。
グッズ紹介~「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
振り向いてみれば、そのサインは!?一体…?
うおおおお!!!!!かの「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の作者、暁佳奈先生のサインではありませんかっ!!
あいしてるを…知りたいのです。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の小説は発売されているタイトルなら(たぶん)全部持っている私。映画館でしか配られなかったという限定版の小説も何かの機会に読んでみたいなぁと思っていたり。
暁佳奈先生の次の作品である「春夏秋冬代行者」も面白い作品と聞いているので、時間を見つけて読んでみたいです。
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の額装アート。
これはCH郵便社での様子を描いたものですね。
美しい…。なおこれらの額装アートは完全受注生産品とのことです。
グッズ紹介~「境界の彼方」
異界士と妖夢、そして半妖の主人公を巡るダークファンタジー作品「境界の彼方」のグッズもありました。
「境界の彼方」については過去に描いたnote記事もあります。
よろしければご覧くださいませ。
グッズ紹介~「Free!」
男子水泳部をテーマとした作品「Free!」。劇場版の公式ファンブック。
グッズ紹介~「ツルネ-つながりの一射-」
「ツルネ」は弓道部をテーマとした作品。失礼ながら、まさかこれのグッズがあるとは思いませんでした。それにしても京アニ、部活もの強いな…。
グッズ紹介~「氷菓」
「氷菓」は古典部を舞台とした推理小説的な作品。これはあるかな~と思いましたが、わたし、気になりまして見つけました!(台詞パクリ)
グッズ紹介~「小林さんちのメイドラゴン」
人間とドラゴン(メイドに変身)の邂逅を巡る話…でいいのかこれの説明?これのグッズも私いままで見たことなかったよ?
グッズその他
迷ったらとりあえずガチャる!?
おひとり様5回までだそうです。
京アニフェスのグッズまで売ってるとか…!?
これは何?缶バッジのつかみ取り?
興味はあるけど当たりはずれがギャンブル過ぎだなぁ…。
「私たちはいま!!特別展」は3月11日(月)まで
たくさんの原画を前にして「やっぱり私はアニメ好きなんだなぁ」って実感しました。こういうの見てると作品のシーンが脳裏に蘇ってきて、「そうだアニメ見よう」ってテンションになるんですよね。
出来ることならずーっと見ていたいくらいな気持ちだったですが、その日は別件もあったので1時間そこそこで失礼しちゃいました。ううでも、特別編の極音上映見たいし(こちらは2月29日まで)、優子のアクリルチャームも欲しいから、私、2月にもう一度だけ立川行くかもしれないなぁ…。
これをお読みの皆様、もし興味がありましたら3月11日(月)までにどうかぜひ立川へ。まだ間に合いますので!!
(了)