沙々杯投句より~できるかな色紙自作
先日行なわれました沙々杯(沙々良まど夏さん主催のnote俳句大会)の記事ビジュアルのひとつとして作った色紙が、沙々良まど夏さんの記事にて紹介されました。
その画像ってこれですね。
ご本人に聞いたらイラストACから
色紙を探してフォトショップでいじったらしい。
なるほど。
落款もフォトショップなのかな。
「教えてくれると嬉しい」ということなので、記事化してみます。ちなみにこの画像の色紙はイラストACじゃなかったかもしれません(たぶんどこかのフリー素材だとは思うのですが…)。
とりあえず素材を探してきます
私はイラストACのことが多いのですが、ぱくたそ、フリー素材.com、海外のサイトなどいろいろ使ってます。
AC系は有料会員になっているので一番使用頻度が高いです(写真なら写真AC)。ここではイラストACで話を進めます。
こんな風にキーワード検索で選べるサイトです(フリー素材サイトはどこもそうです)。
とりあえず色紙はこれでいきましょう。
あとハンコ。「落款」っていうの知りませんでした。
色紙に文字を書く
さきほど入手した色紙の画像をグラフィック系ソフトで開きます。
私はPhotoshop(AdobeCC)を使っていますが、このソフトは月額制でそれなりの費用がかかります。レイヤーの概念があるグラフィック系ソフトならなんでもいいと思います(私は使ったことありませんが、GIMPというフリーソフトは使いこなせばPhotoshopに近いことができると聞いています。あとは買い切りならCorel社のPaintShop Proなど)。
ここではPhotoshopで話を進めます。
まず色紙の画像を開いて。
「縦書き文字ツール」を選択。
だいたいどのソフトにも文字を重ねる機能があります。
今回は「まど夏賞」をいただいた自作の句にしてみました。
フォトショの場合、文字はこんな風にして調整します。
文字の大きさ、文字間隔、行間隔、文字フォント、色、縦幅、横幅などを細かく設定できます。
どのくらい設定項目があるかはソフトによると思います。
レイヤー(階層)のパネル。ここでは下の「レイヤー1」が色紙で、その上に文字レイヤーが重なっている構造になっています。このように別々の階層になっていることにより、編集も別々に行うことができるわけです。
この「レイヤー」という概念の理解が、この手のソフトを使ううえで最も基本的で大切なことです。
ハンコ(落款)を押す
お次はハンコ(落款)ですが、ここまでの基本が分かっていればやることは一緒です。
さきほどダウンロードしたハンコ画像を作業中の画面に載せます。
新たにレイヤーが増えたのに注目です。
[編集]→[変形]→「拡大・縮小」を選択。
大きさと位置を調整し、確定します。
さきほどと同様に文字レイヤーを重ねます。
で~きた~!!
あとはこれを画像形式(jpg、pngなど)で保存すればできあがりです。後で加工したり使いまわしするときのために、作業データ(Photoshop場合はpsd形式)はなるべく残しておきましょう。
今回のこれはただ単に重ねるだけで複雑な変形とか背景抜きとかやってないから、考え方が分かってれば作業自体はそんなにかかりません。
つまりここに書いたくらいのことが分かるだけで人様の作った素材を使い倒してそれっぽく見せることができるワケなので、画像処理をそんなにしない方でも考え方自体を覚えておいて損はないかと思います。
これもPhotoshopです。思い付きとノリだけでやっちゃってます(笑)。
今度の俳句大会は宇宙杯ですって
そんなこんなで、今度は宇宙なのだそうです。
めちゃくちゃ凝ったオープニング動画!関わった皆様とてもお疲れ様です。
ついつい何回も見てしまう…。
この動画の制作に関する紹介note。
宇宙杯は3/25投句開始予定。
2/25募集要項を発表します
待っててくださいね💖
(上記noteより)
私は前回の沙々杯から参加しているのですが、俳句の出来がどうであれ参加することで閲覧者もスキもフォロワーも増えるという分かりやすいメリットがあります。
それだけ多くの方が注目している企画ということ。乗っておくに越したことはないってものですよ。
俳句なんてやったことない?気にしない気にしない。なんとなく575になってて季語っぽいなにかが入っててそれっぽかったらいいんですよ!
(んなこと私が言っちゃっていいのかなー)
ということで、次は宇宙で会いましょう(たぶん)。
ネタ画像もなんか考えとくかもしれません。