今年12月、クリスマスイブの日まで1日1通ゲームが届くサンタクロースからの贈り物「ボドベントカレンダー」を紹介します
「ボドベントカレンダー」とはクリスマスに向けた遊びの手紙です。12月1日からクリスマスイブの日(24日)まで1日1通、サンタクロースからの贈り物のごとく、ゲームや謎解きなどが貴方の元に届けられます。
「ボドベントカレンダー」それってどんなの?
俗に言う「アドベントカレンダー」っていうのがありますよね。12月1日からクリスマスイブの日までの24日間、1本ずつ蝋燭を灯すとか、クリスマスツリーの飾りをひとつずつ増やしていくとか。そんなクリスマスまでの日々に向けた、心躍るカウントダウン。由来は19世紀初頭のドイツから始まった習慣みたいですけれどもね。
「ボドベントカレンダー」は、そんな西洋の習慣にならい、12月1日からクリスマスイブの日までの24日間、皆様のもとに「何らかの遊び」が届く素敵なパッケージ。遊びの内容はゲームだったり謎解きだったり、あるいはちょっとしたパズルだったりと様々みたいですが、ともあれ1日1本、計24本の遊びがクリスマスイブまでの間楽しめるってワケです。
これ3,000円で販売されてるので、割り算すると1本あたり125円…!!
ホントにっ!?
この価格でクリスマスまで毎日ドキドキワクワクできるって、これめっちゃお買い得過ぎると思いません??
どんな遊びが入ってるの?
やっぱりそこは気になる木ですよね~。そこで今回私ことchitoseArkは、先日行なわれたゲームマーケット2024秋にて、この「ボドベントカレンダー」を先行入手!その謎と奇跡に包まれたパッケージの中身を、イチ早く読者の皆様にお届けしてまいります。
これが「ボドベントカレンダー」のパッケージ
パッケージは段ボールにロゴが印刷されているというシンプルなもの。
この中に、夢がいっぱい詰まっている…のか!?
開けてみた
おおっ、説明書きの下に何かがギッシリとっ!!
あわてんぼうのサンタクロースwww
柚井ゆいさんらしいwww
ボドトーークや柚井ゆいさんについては後ほど説明しますね。
それにしてもこれ、どうやって遊ぶんだろ…。
おや、この手紙、裏にも何か書いてあるぞ?
めりくりー!!🎅
この漫画(作:きりんなべさん)によれば、(12月1日以降)1日1個ずつその日の封筒を開ける…とありますね。
わ、封筒めっちゃあるよ!?
ボードゲームの手札みたく持つと、ズッシリと重みを感じます。
並べてみました。確かに24日分ありますね。
(24の隣のカードについては、いまはお楽しみとさせていただきます)
あああ、その封筒の中見てみたい!!
見てみた過ぎるっ!!
しかしこれは12月1日午前0時に始めるべきもの。
それまではこの封印を破ってはなりません。
そんなこんなで…
はい!「ボドベントカレンダー」パッケージの紹介はとりあえずここまでとさせていただきます。!!「何やそれー!!」「何のゲームが入ってるのか全然分からんぞ?」という声もあろうかと思いますが、何せこの企画、「当日まで何が出てくるか分からない」というのが魅力のひとつとなっておりますので、そこはどうかご承諾くださりますようお願いします。
実は参加してるゲームデザイナーが凄いんです
ただしこの「ボドベントカレンダー」、何が出てくるか分からないからと言って、決して侮ることはできません。
というのも、本作に参加しているゲームデザイナーはそれぞれがボードゲーム業界でそれなりの実績を有しているのです。しかも参加メンバーの大半が「ボドトーーク」というボードゲーム業界交流イベントを通じ、その主催者である柚井ゆいさん直々の選抜によって集められたのですから。
言うなればボードゲーム界にその名を知られた24人の精鋭が、クリスマスに向けてその英知を結集し作り上げた作品の集合体!それがこの「ボドベントカレンダー」ってワケなのですよ。それが凡百のミニゲーム集で済んでいるはずがありません。否が応にも期待が高まろうってなもんです。
参加しているゲームデザイナーを紹介するよ
ということで、この「ボドベントカレンダー」具体的にどんな凄い人たちが参加してるのかを紹介したいと思います。
明地宙(@SoLunerG)
SoLunerG(ソルナーゲームズ)のブランド名にてボードゲームを制作。代表作は「フォグサイト」「まっくらダンジョン」「マリオット」「ダークリープ」など。2024秋に新作「コスモロイル」をリリース。
常春(@halnanndesu)
「解けないと着れない」の合言葉で知られる謎解きアパレルブランド「トキキル」のクリエーティブディレクター。「トキキル」の人気と注目度は高く、ポップアップストアの参加申し込みは争奪戦になるのが常。
安藤耀司(@_andoyoji)
洋酒とゲームを嗜む秘密のゲームコミュニティ「LIQUOR GAMERS CLUB」の主宰。また洋酒をテーマにしたボードゲームの制作も行なっています。秘密の部屋「LIQUOR GAMERS ROOM」は予約制にて一般利用可能に。
飛鳥(@withtoken_tw)
「一緒に出かけると、毎日がちょっと楽しくなる」をコンセプトに、ボードゲームの木製コマを使ったゲームやアクセサリーを制作。作品「しゃかしゃかみっけ」は何と2歳から遊べるボードゲームなのだとか。
IKE(@tenken1031)
「ひとじゃらし」ならびに「itten-games」でゲームデザインを担当されています。代表作は「キープ-Quipu-」「3秒トライ!」「ぺあってにゃ〜」「集団面接」「ちくわ争奪戦」など。
たきざわまさかず(@catharsystem)
「こぐま工房」のブランド名にてボードゲームを制作しています。代表作は「BABEL」「キャットと塔」「magicalligraphy」「ヒクトルーン」など。「キャットと塔」はアークライトにて販売。
ドラ(@dora_dora_pi)
滋賀県野洲市でボードゲームカフェ「アソビ舎」を経営。ゲームマーケットには滋賀の合同サークル「たのし~が」にて参加。「マダハイール」「ちょいぎふ」などのゲーム作品をリリース。
との(@tono_akg)
長浜市のボードゲームスペース&ショップ「RESPAWN(リスポーン)」運営。滋賀の合同サークル「たのし~が」に参加。Anagumaのメンバー。「大きなかぶ」「ジョハリのマド」などのゲーム作品をリリース。
あからん(@akaran_games)
Xの記載によれば「ナメてるボードゲームデザイナー」。その呼称に相応しくゲームマーケット2024秋でナメてるカードゲーム「ナメプ謝罪」なる非常に目立つビジュアルのゲームを発売しておられました。
ケンチャンヌ(@PLEKEN2)
前述した滋賀の合同サークル「たのし~が」に参加。ゲームマーケット2024秋ではカンガルーとなり、最強のシャドーボクサーを目指すボドゲ「カンガルーラッシュ」をリリース。
ひみつり(@bg_himitsuri)
ボードケームの解説動画を作る方。そのクオリティと分かりやすさは定評あり。非常に数多くの動画をアップしておられるので、気になる作品がある方はひみつりさんのポートフォリオを見に行くことをお勧めします。
mor!(@mori_boardgame)
4人で構成されるボードゲーム制作サークル「四等星」のメンバー。「ボドベントカレンダーは自分以外が何作るか知らない以上、人に買ってくれと薦める最低限の誠意として、自分1人で2500円取るつもりで強いゲームを入れました」のポストに強いプロ意識を感じました!!
ニルギリ(@NILGlRl)
ボードゲームデザイナー。作品は「曖昧フェイバリットシングス」「街と和解する方法」「ワードッチ」など。「どひょ〜!どんなコトバもワードスコイ」はアークライトゲーム賞2021最優秀賞を受賞。
はらセレブ(@hara_celebrity)
福岡在住のボードゲームデザイナー、イラストレーター。委託で様々なボードゲームのアートワークを担当。#ボドトーーク と トキキルコラボTシャツのイラスト・デザインを担当したデザイナー。作品は「モグチンゴメン」「ペロゲート」など。
くじらだま(@kujiradama)
ボードゲーム制作サークル。作品は「フライングあざらし」「忍のがっこう」「NEBUTA BEAT(ラッセーラゲーム)」など。ゲームマーケット2024秋では新作「バロニズモ」「ソラアート」をリリース。
さら(@monobees08)
10歳のゲームデザイナー。2024年春に頒布した「大行列」はフォアシュピール投票1位、アークライトゲーム賞佳作。ボードゲーム制作イベント「ボドゲの鉄人」では所属チーム優勝。2024秋「スベルンダー1世」をリリース。
スイタ氏(@eru_sona7)
ボードゲームブランド「Avignon Games」代表。2024秋にボドトーークとトキキルのコラボTシャツにて謎を制作された方。文字入れ替え読み取りゲーム「ぽらにめあん」はアイデアが光る傑作。
モモーヌ(@momoune_noo)
雑誌や企業内小冊子の挿絵、表紙などを手掛けるイラストレーター/デザイナー。前述のさらさん作「スベルンダー1世」のアートワーク担当。ご自身のゲーム作品であるコンプリボドゲ「星と星」は審査員賞を獲得。
きりんなべ(@kirinnnabe)
漫画を描く方。ボードゲームのルールを紹介する漫画には定評があり、今回の「ボドベントカレンダー」に同封されている遊び方の説明漫画はこの方が描かれたものです。もらったリプで何か描くことも。
ハセカワ(@shiki_hskw)
ボードゲーム制作サークル「K*」(ケースター)にて作品制作。代表作である「メガネ女子コレクト」はクラファンを立ち上げ、目標金額を大幅に超えて達成し、「K*」初の作品としてリリースしました。
タンサンあさと(@tansanasa)
ボードゲームなどの製作プロダクションである株式会社タンサンの代表であり、ゲームデザイナー。これまで250個以上のボードゲーム制作に関わってきたとのことで、リンク先には著名な作品のタイトルもかなりあります。
米光一成(@yonemitsu)
コンピューターゲーム「ぷよぷよ」の企画監督。デジタルハリウッド大学教授。ボードゲーム作品は「はぁって言うゲーム」など著名作品多数。2024年秋、物語を作るゲーム「ジャーナリング・オブ・ザ・デッド」を頒布。
ナナワリ(@NANAWARI_games)
7割(ナナワリ)笑って過ごすことを目標にしているという夫婦お二方にてボードゲームを作っておられるとのこと。ゲームマーケット2024秋には「ライズオブザメトロ トウキョウ」など新作を4本リリースしました。
ミヤザキユウ(@zakimiyayu)
ボードゲームデザイナー。株式会社バンソウにて「トポロメモリー」「サラダマスター」などを制作。その後ボードゲーム制作チーム「WAZA games」として活動。現在は集英社ゲームズにてゲームデザインに従事。
プロデュース 柚井ゆい(@yui___talk)
ボードゲーム500個超を有するボードゲーム女子。「ボドベントカレンダー」プロデューサー。業界交流イベント「ボドトーーク」主催。その他YouTubeチャンネルに歌手活動にイベントスタッフに…柚井ゆいは止まらない!!
…ということで、プロデューサーを入れると全部で25名の有志の皆様を紹介させていただきました。気になった方がいましたらその方のXまたはリンク先など、ぜひ訪問してみてください。誰かと出会うことも、ボードゲームが持っている可能性だから。
もういくつ寝ると12月…
ということでこれ、少しでもご興味のある方は12月1日までに入手しておくことを強くオススメします!!
特にお子さんのいるご家庭でしたら、サンタさんが来るまでの24日間はこれで楽しんでもらうっていうのも良いかもしれません。
もちろんひとりでじっくり向き合うのもひとつの楽しみ方です。
12月まであとわずか。
検討してる時間はもうあまりないですよ!?
これを見ている貴方、いま(2024年11月20日現在)ならまだ在庫あるみたいなので、少しでも興味ございましたらどうか是非。
(了)