若者に観てほしい映画5選。
いずれも古い、しかも長大な作品が多く、テンポ感もゆっくりで、最初はあくびが出そうな作品も多いでしょうが、歴史に残る名画には間違いありません。
●七人の侍
いわずと知れた黒澤明監督の作品、当然モノクロですが、欧米の映画にもものすごく影響を与えました。
野武士に繰り返し襲われる村人が7人の侍を雇い、すごく計略的なやり方で戦闘を挑む。
七人の侍が皆個性的なのもいい。
●羅生門
黒澤作品の時代劇の中で「七人の侍」より短いのをお望みの方はこの映画。
芥川龍之介の「藪の中」が原作。
何を信じたらいいのか?
●ベン・ハー
史劇スペクタクルの永遠の名作。
キリストの受難が描かれてもいる。
クライマックスの戦車競走のシーンも圧巻。
ハンセン病もテーマになっている。
●2001年宇宙の旅
リマスターによって、まったく古びていない映像であることが明らかとなった。
難解な映画といわれるが、私は実はシンプルだと思っている。このことについてはいずれ書いてみたい。
●砂の器
松本清張の推理小説が原作ですが、ハンセン病に侵された父親と息子の放浪シーンが音楽にのせて圧巻。