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ハワイ島日々の暮らし:小さな幸せ

今日も、小さな幸せがいっぱい詰まった一日だった。

朝、我が家のAirbnbに宿泊してくださったマウイ島からのゲストと小話し。我々のお部屋をとても気に入ってくださった様子。

英語での小話とか雑談ってつい最近まで本当に苦手だったので、なんのためらいもなくリラックスして普通に話せている自分が嬉しくて、朝から小躍りしたい気分。

ゲストを送り出した後、フラのクラスへ。
来週は、広島YMCAからやってくる学生さん達のために開かれる歓迎パーティで我々グループがフラを舞うので、今日は練習追い込み。

演目の中に「Ku'u Pua Sakura(わたしの桜の花)」という曲がある。クム(ハワイ語でフラの先生のこと)の振り付けが素晴らしく、踊っていると桜の花の中を舞っているようなうっとりした気分になる。

そんな話を先週クムとしたら、今日のクラスでクムがみんなの前で私の感想というか曲の解釈を発表してくれた。

「日本の人にとってSAKURAはとても大切な花です。Chisakoはこの曲から、儚く、つつましい美しさを感じ取ってくれました。日本人の気質にも繋がるのでしょう。そんな桜を踊りで表現しましょう。」

自分の発信した言葉がこうしてきちんと受け止めてもらえて、また次に繋いでいただけるのって、なんて嬉しいんでしょう!

フラクラスの後は、浮かれ気分のままスーパーへ。

青果売り場で青梗菜を手に取ろうとすると、隣にいた女性に「ねぇ、いいナスってどうやって見分けるの?」と質問される。

女性が手にしていたナスは茶色くなっている部分が多かったので、「こういうのはやめた方がいいと思いますよ」と伝え、一緒によさそうなナスを探すのを手伝ってあげる。

「これとかいいんじゃないですか?」と手渡すと、「そうね、でもこれもいいわね」と言って別のを選ぶ。

結局自分で選ぶんじゃん!って、でもこういう人って質問せずにはいられないんだよね。まぁよい。

最近犬がお腹を壊し気味なので、要冷蔵の生食ドッグフードをまぜてあげている。それを求めに売り場に行くと、冷蔵庫の扉の前を陣取ってラベルをひとつひとつ見ながら考え込んでいる女性がいる。

ここはアロハの精神、辛抱強くしばらく待ってみたけれど動きそうにないので、「あのぅ、すいません」と声をかけて目当ての商品に手を伸ばそうとすると、「ねぇ、あなた、このフード買ったことある?」とまたもや質問。今日はこういう日なのだな、と腹を据えてとことん付き合うことにする。

「このブランドのフードは買ったことありますよ。お腹に優しくてうちの犬は好きでしたよ。あ、でもうちのは大型犬ですけど。」

「そうなのね。うちのは小型犬」

と、ここからお互いの犬の話がしばらく展開されたのは言うまでもない。

夕方、日本のとある講座のオンライン説明会に参加。1時間半という限られた時間の中、もりだくさんの内容。

ZOOMの画面の中の時間の流れが、さっきまでのハワイ島の日常と10倍速ぐらい違って可笑しかった。

アロハ!🌺



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