トゥシグナントちさ子

ハワイ島ヒロで古民家再生&Airbnb運営。アメリカ西海岸発行の日系フリーペーパー『夕焼け新聞』にコラム執筆中。犬二匹、猫二匹のお母さん。→ https://chisakolife.com/

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相棒

日本からハワイに越してすぐ、自転車を買った。当時の私は、車はもちろん運転免許さえ持っていなかった。10年前の話だ。 重量制限ギリギリのスーツケースを抱えてホノルル空港に降り立つ前日まで、最寄り駅の下北沢駅界隈をママチャリでかっ飛ばす忙しい毎日を送っていた私にとって、自転車は最も身近な乗り物だった。 移住したばかりで右も左も分からなかった私は、とりあえず大抵の物は揃う大型スーパー”ウォルマート”の常連客となりつつあった。 その日は自転車売り場に直行した。 売り場は予想し

    • ハワイ島時間

      ホスピスボランティアに行く道すがら 海へと続く一本道。 前を走っていた車に馬さんが!🐴 超低速で後ろを走り続けた。 ずっと見ていたくて。 こういう時間。 穏やかに、ゆっくりと流れるハワイ島の時間が 心地よく沁みる。

      • 【ハワイ島ってどんなところ?】ヒロ編:コミュニティの魅力が半端ない

        「世界中、どこに住んでもいいと言われたらどこに住みたいですか?」という質問を受けたとしたら。私の答えは「ヒロ」。幸せ者です。 ヒロに暮らして、好きというだけでは表現し切れない、暮らしやすさ、フィット感、居心地の良さを感じています。 改めて、ハワイ島のことを全くご存じでない方に、ヒロの魅力をお伝えするとしたら一体何を挙げるだろうか?と考えました。 私なりの回答は、「コミュニティ」そして「鬱蒼と生い茂る緑」です。この2つは、メインランドからここハワイ島ヒロを移住先として選ん

        • 【ハワイ島ってどんなところ?】ハワイ火山国立公園&マウナケア編

          ヒロの自宅1階でAirbnbを運営していますが、多くのゲストがハワイ火山国立公園(キラウエア火山)、そして「世界で一番宇宙に近い場所」とも言われるマウナケア山での星空観測を目当てにハワイ島を訪れます。 いずれも、地球の息遣いを間近に感じることができるハワイ島ならではの場所。 【ハワイ火山国立公園(キラウエア火山)】 ハワイ火山国立公園はヒロの街から車でおよそ40分。エントランスは標高が1,200メートルと高く、車外に出るとひんやりした空気を感じます。長袖シャツをお忘れな

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        記事

          日本で買ってくるものリスト

          年に一度の日本帰省が数か月後に近付いてきた。 今年もまた、コートを持っていくべきか否かでさんざん悩む晩秋の日本帰省。とても楽しみだ。 携帯のメモに書き留めた「日本で買ってくる物リスト」も、一年で結構な長さになった。 日本帰省時に買ってくる必須アイテムと言えば私の場合、化粧水やヘアオイルといったビューティー系と、虫刺され薬や風邪薬といった医薬品系がこれまでの定番だ。アメリカ在住の日本人女性はそういう方、結構多いのではないかと思うのだが、実際のところどうなのだろう? 日本

          日本で買ってくるものリスト

          ハワイの避暑地

          私が暮らすハワイ島には、世界の全13気候区分のうちサハラ気候・北極気候を除く11の気候区分が存在していて、同じ島内でも地域によって大きく気候や植生が異なります。 標高の高い山間部の「ボルケーノ」というエリアは年間を通して気温が低く、ハワイの避暑地のような場所。 ボルケーノに流れる澄んだ空気は、子供の頃に家族と訪れた八ヶ岳を思い起こさせます。 八ヶ岳の夏は、40年前と変わらず今も清々しいままかな?そうだといいな。 そんなことを思いながら歩いた、ハワイ島ボルケーノの夏の1

          夫婦でハワイの古民家を再生させる

          アメリカ人の夫と共にハワイ島ヒロに越して3年。この間、自分達が暮らす家を含めて夫婦で2件の古民家を修繕し再生させた。夫は元コントラクター、日本で言うというところの大工だ。 現在進行中の3件目となる家は、ヒロから車で40分程の「ボルケーノ」と呼ばれる山間部に建つ築103年のコテージ。 夫によれば、築100年クラスの家に使われている材木は今となっては簡単には手に入れることができない程の品質だという。それは、今よりもずっと木材が豊富だった当時、一般の民家や家屋にも建築資材として

          夫婦でハワイの古民家を再生させる

          ないものねだり。つい憧れてしまう、アメリカの子供たちがよくやっているあれ。

          週末のビーチや公園、お呼ばれした友達のお家、フライト待ちの空港、まぁところ構わずなんですが、アメリカで子供が地べたに座っている場面に出くわすと、どうしてもあることが気になって目が行ってしまいます。 「あぐら」です。 アメリカの子供たち、地べた座りの際はあぐらをかいている子が男女問わず圧倒的多数を占めます。 わたしはあぐらが苦手なので、「これが最も自然なポーズ」と言わんばかりに堂々とあぐらをかいているアメリカの子供たちのことが実はちょっと羨ましかったりします。 私、股関

          ないものねだり。つい憧れてしまう、アメリカの子供たちがよくやっているあれ。

          判明!子供の頃、呪文のように唱えていた祈りの正体。

          今日、51回目の誕生日を迎えた。 若かった頃、目の前には無限大の空白が広がっていた。遮るものは、何もなかった。 今は、オギャーと最初の呼吸をしてこの世に誕生した時、そして、いずれ訪れる最後の一息をしてこの世から退場する時。この2つの時を頂点にした大きな楕円の中にでもいるような感覚でいる。 無限のように感じていた自分の一生というものが、いやいや違うよ、有限だよ、という実感を持ち始めてまだほんの数年の話ではあるのだが、そのお陰で実は、ある長年の謎が解けつつある。 **

          判明!子供の頃、呪文のように唱えていた祈りの正体。

          noteに書くことで溢れ出た、小学5年生の傷ついた私の涙

          午前中、太極拳のクラスへ行った。なんだか集中できない。 頭の中は、昨日noteに書いた記事の内容、小学校の先生から協調性のなさを指摘された、あの出来事に占領されていた。 太極拳の先生から動きを直される。全然身体がいうことをきかない。泣きそうになった。冗談ではなく本当に、込み上げてくるものがあった。そして思った。 私、まだ癒されてないんだ。 自分の中の奥深くに、まだ癒されていない小学5年生の私がいることに、気が付いた。 ** 社会人になり、結婚もし(離婚も再婚もし)

          noteに書くことで溢れ出た、小学5年生の傷ついた私の涙

          小学校の先生の一言から受けたショックが、その後の人生に与えた影響力の大きさよ。

          忘れもしない。小学校5年生、授業でグループワークをやっていた時のこと。グループ毎に机をくっつけて、大きな模造紙を真ん中に置き、みんなで話し合ったり、立ち上がって模造紙に何か書き入れたり、そんなことをしていた。 その時、教室の前の方で各グループの様子を見ていた担任の先生と目が合った。先生から手招きをされた。 「え、私?」と一瞬とまどった。私はとてもおとなしく、どちらかと言えば優等生で、先生から注意されるようなことは一切しない子供だった。グループワークの時もいつも通り普通にし

          小学校の先生の一言から受けたショックが、その後の人生に与えた影響力の大きさよ。

          私の苗字 #自分で選んでよかったこと

          トゥシグナント、という苗字になって7年が経つ。再婚した夫の姓だ。 前夫も外国人だったが、私は最初の結婚の時、苗字を変えなかった。 日本の戸籍制度では外国人と結婚する場合、日本人である自分が「戸籍筆頭者」となり、そこに配偶者となる外国人がその戸籍に「夫(または妻)」として入ってくることになるのだが、その戸籍筆頭者としての名前は自分の旧姓のままにしておきたかった。 もし日本人と結婚していたら、恐らく喜んで、もしくは何も考えず当たり前のように夫の姓になっていた気がする。 で

          私の苗字 #自分で選んでよかったこと

          ハワイ島日々の暮らし:ちょっとした事件とその後

          昨日の朝、ちょっとした事件がありました。 ハワイ島ヒロの自宅一階でAirbnbをしているのですが、宿泊中のゲストから「もう一泊宿泊を延ばせますか?」というメッセージが届きました。 旦那さんから「OKしていい?」と聞かれたので(掃除などお部屋の準備は私の担当なので)、一泊の宿泊料約200ドルを頭に思い浮かべながら「いいよ」と返事。 Airbnbのサイトで一泊延長を受諾する手続きを終えた旦那さん、うめき声をあげました。 「ど、どうしたの?」と聞くと、 「1週間連泊の割引

          ハワイ島日々の暮らし:ちょっとした事件とその後

          ハワイ島日々の暮らし:ハワイの人々を見習って心がけていること

          ハワイ島に暮らす中で、日々意識して心がけていることが2つある。 いずれも意識しないとついついできていないことが多いから、意識してそうするようにしている。 ひとつめは、にっこりスマイル。 犬の散歩で、スーパーで、レストランで、スポーツジムで、車の運転をしながら、ありとあらゆる場面で、誰かと目が合ったら「にっこり」する。 心の中でゆっくり「にっこり」と言いながら、笑顔。それぐらいでちょうどいい。 これは、アメリカ東海岸からハワイ島を訪れる夫家族も驚いてしまうぐらいなので

          ハワイ島日々の暮らし:ハワイの人々を見習って心がけていること

          最後の友達

          3年前ハワイ島ヒロに越してすぐの頃から、ホスピスでボランティア活動をしている。 やっていることは主にコンパニオンシップ。患者さんのお宅や施設を訪問して、お話ができる状態であればお話をしたり、音楽を聴いたり、本を読んだり。簡単な昼食を作ることもあるし、ただ隣に座っているだけのこともある。 私がホスピスボランティアを始めた理由は、正直とても身勝手なものだった。 私には子供がいない。日本にいる家族から離れて暮らし、身寄りのない異国の島で年老いてゆくであろう自分は、人生の最後、

          外国人への日本からのお土産に迷ったら、これ!

          最近ハワイでは、どう考えてもちょっとした 日本ブームが起こっている。 「日本に行ってきた!」 という人が後をたたない。 それもあって、フラのクラスに行って 日本からのお土産をいただく率が ものすごく高い。 今までいただいた日本のお土産で一番 多いのは、ダントツで「白い恋人」。 空港で買えるし、美味しいし、 いいよね、白い恋人。 最近すごくよく食べてる。 なので正直ちょっと 「おー、またもや白い恋人」と 贅沢にも有り難みに欠けてきて しまっているのも真実。 嬉しいし

          外国人への日本からのお土産に迷ったら、これ!