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【ハワイ島ってどんなところ?】ヒロ編:コミュニティの魅力が半端ない

「世界中、どこに住んでもいいと言われたらどこに住みたいですか?」という質問を受けたとしたら。私の答えは「ヒロ」。幸せ者です。

ヒロに暮らして、好きというだけでは表現し切れない、暮らしやすさ、フィット感、居心地の良さを感じています。

改めて、ハワイ島のことを全くご存じでない方に、ヒロの魅力をお伝えするとしたら一体何を挙げるだろうか?と考えました。

私なりの回答は、「コミュニティ」そして「鬱蒼と生い茂る緑」です。この2つは、メインランドからここハワイ島ヒロを移住先として選んだ決め手となった要素でもあります。

ヒロに越して丸3年を越えたところですが、これまで暮らしたどの街よりもコミュニティとの繋がりを感じています。40年暮らした東京よりも、です。

ヒロの街のコミュニティには「繋がりたい」気持ちにさせる引力と、「繋がろう」としてくれる包容力があります。

そんなヒロの街のコミュニティが放つ引力と包容力を、旅行者の方にも垣間見ていただけるであろう場所を、以下にいくつかご紹介させていただきます。

【リリウオカラニ・パーク&ガーデン】

ヒロ湾を目の前に臨む市民の憩いの場。日本庭園の赤い橋と、大きな鳥居がシンボルです。巨大なバニヤンツリーの下に立ち、溢れ出る生命力を浴びてエナジーチャージ。雲がかかっていなければ、ヒロ湾越しにマウナケアが一望できます。犬の散歩がOKなので、犬連れの市民にも人気です。

緑のパワーでエナジーチャージ

【SUISANその他おかずや】

リリウオカラニ・パークの入口にあるSUISANは、魚の卸業者。一般にもオープンしており、ポケやポケ丼をテイクアウトで購入できます。新鮮なマグロのポケ丼を買って、公園やビーチで食べるのがおすすめ。

SUISANの他にもハワイにはOKAZUYAと呼ばれるお惣菜&お弁当屋さんが随所にあります。行列ができているお店をみかけたら、それが美味しさの証し。是非トライしてみてください。日本人にも馴染のある味付けです。

SUISANで買ったポケ丼を、ビーチでいただく幸せ

【KTAスーパーストア】

ハワイ島のみで展開しているローカル日系スーパー。日本の食材も多数扱っています。ローカルブランドの品揃えが豊富。

大型チェーンスーパーと比べると通路の幅が狭く、時折店内でカート渋滞が発生することも。食べることが大好きなハワイの人達が楽しそうに商品を選んでいるので、そんな時は気長に待ちます。

店内に飾られた創業者、広島からの日系移民一世、谷口浩一・谷代さんご夫妻の肖像画

【ファーマーズマーケット】

水曜日と土曜日、ヒロのダウンタウンで開催されるファーマーズマーケット。たくさんの新鮮な野菜や果物をはじめ、民芸品のお店も多数出店しているので、お土産を見つけるにも最適なスポットです。

新鮮なフルーツがスーパーよりお安く買えます

【カール・スミス・ビーチパーク】

白砂に真っ青な海が広がる西側のビーチとは異なり、島東側のビーチは岩場のビーチです。水辺のすぐ近くまで鬱蒼とした緑が生い茂っているのも特徴です。

浅瀬の水はとても澄んでいて、運が良ければホヌ(ハワイ語で亀)と遭遇できることも。週末にはローカルの家族連れも多く訪れ、のんびりと海辺の時間を楽しんでいます。

太古のハワイを思い起こさせるビーチ

【ヒロ大神宮】

現存する日本国外の神社で最も古い神社。訪れるとほっとします。先ずはお宮さんでご挨拶をしてから、ヒロの街の散策を始めるのもいいかもしれませんね。

日本からいらした宮司さんとのおしゃべりもまた、楽しいひと時となるはず。

立派な鳥居の前で深々とお辞儀

【ヒロの地元イベント】

年間通して様々なイベントが開催されるヒロの街。タイミングよくヒロへお越しの際は是非、地元イベントにも足を運んでみてください。ヒロのコミュニティの活気を感じていただけるはずです。

4月:メリーモナークフェスティバル(フラの祭典)
5月:レイデイ(メイデイ)イベント
5月:灯篭流し(Celebration of Life)
7-8月:盆踊り(各神社仏閣にて)
9月:リリウオカラニ女王誕生祝イベント
12月:市庁舎でのクリスマスイベント

リリウオカラニ女王誕生祝イベントでフラの舞いを捧げる地元ハーラウ

以上、旅行者にもヒロのコミュニティの雰囲気を感じ取っていただけそうな場所をいくつかご紹介させていただきました。上記の場所に限らずとも、感じるアンテナさえ張っていただければ、穏やかで優しいローカルの感触をきっと肌で感じ取っていただけることと思います。

ヒロの街、是非とも味わいにいらしてください。

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