中原の虹/浅田次郎
ハードカバーで読んでいたら母が文庫を買ってきていた。
歴史的評価としてものすごく崇められている孫文が腰抜けで、ものすごくどうしようもない人間だと言われている袁世凱が(西太后もそうだけど)割といいヒトぽいという視点が新しく感じました。
コレ読むと、なんで中華の国々で孫文はそこまで「国父」など呼ばれて尊敬されているのでしょう? 清朝を倒したから? それほど西太后が『悪』になってるってことなんでしょうか?
誰か詳しい方私にわかりやすく教えてください。
先々月両親と台北に行ったとき、偶然見つけた「張学良故居」(プレオープンしているレストランだった)でご飯を食べたので、
ふむふむあそこまでつながるのだなぁーと考えながら読むとただの歴史ものとは違った感がありました。
もっと歴史が知りたくなる良い小説だと思います!
2011年04月20日 12:53
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