鳥見散歩<T沼編>1/2話 2023年10月 シギ・チドリ情報、舞い込む。
先日、探鳥会でお世話になっているKさんからメッセージが届きました。
Kさんは探鳥会で顔見知りになった方ですが、定年退職する前は私と同じ系列で働いていたそうです。
ある日、ぜんぜん知らない人から社内メールが来て「Kさんからメッセージを預かっています」とKさんからのメッセージが添付ファイルで届いたのには驚きました。
メッセージによるとT沼にシギ・チドリが来ているそうです。
Kさんに感謝しながら、さっそくT沼に行ってきました。
この時はT沼弁天近くの駐車場に車を停めました。
メッセージによるとT沼弁天周辺は干潟が広がっていてシギ・チドリがいるそうです。
ちなみにシギ・チドリは鳥愛好家からはシギチと呼ばれています。
弁天様に続く橋のところで最初に目に入ったのはコチドリでした。
ゆるいテンポで地面をあんよをふみふみ、素早くなにかをツツツツツン!
なかなかいい動きです。
弁天様にご挨拶してから北側を観察しました。
橋からそんなに離れていないところに2羽のシギがいました。
シギチは見分けがつかないくらい似ています。
しかも一緒にいるから同じ種類とは限らないので真剣に見比べました。
次に南側を見てみました。
南側は浅瀬が広く広がっていました。
大きめのシギチが2羽、中くらいのシギチが2羽、よく見ないと見落としてしまいそうなちっちゃいシギチがたくさんいました。
T沼の周りを歩きながら、ちっちゃいシギチを見て回りました。
前の年にシギチをたくさん見かけた場所に着いたので、近くのベンチに腰掛けてしばらく水辺を観察しました。
水辺には、浸食の関係なのか、穴が開いています。
穴の水たまりは鳥たちに大人気でした。
サギが来たり、シギチが来たり、コガモが来たり。
水中にいる虫などが水たまりにいて、エサがとりやすいのかもしれません。
さらに進んだ先はツツドリポイントですが、飛んで逃げられただけでした。
タシギポイントとウグイスポイントは不在でした。
クイナポイントには大きなカメラを持った人が数人、イスに腰掛けて並んでいました。
木や葦に囲まれていて浅い水の流れのあるここは鳥を待つにはかなり理想的な場所です。
クイナを待っている人たちから怒鳴られたという話も聞いているので、水辺を横目で見ながら、そっと通過しました。
2につづく。