探鳥会レポート番外編<K山編>集合場所を間違えた
先日、K山で探鳥会が行われました。
私はルリビタキで有名なK山公園だと思って、真っ直ぐ駐車場に車を止めたのですが、探鳥会の受付がまったく見つかりません。
それもそのはず、集合場所はK山登山口だったのです。
まさかのー!
よく調べろ……自分。
仕方がないので、公園内をふらふらしていました。
去年、ルリビタキに会えたポイントを見てみましたが特に鳥の気配はありません。
知らない散歩中のおじさんに
「何を探しているんだい」
と聞かれたので、正直にルリビタキと答えたところ、ルリビタキポイントまで案内してくれました。
教えてくれたところは私も知っているルリビタキポイントでした。
わざわざ案内してくれたおじさんにお礼を言って別れました。
そこには、朝は見かけなかった大きなカメラの人たちが待ち構えていました。
シャシャシャというシャッター音で振り向くと、枯れ木を積んだ上にきれいな青いルリビタキが来ていました。
集まった一同、急いでルリビタキを撮り始めます。
ルリビタキは落ちていたものをくわえると、ツイと飛び立っていきました。
私は他にも鳥がいるのではないかと思って近くを歩きまわり、シジュウカラやヤマガラを撮る事ができました。
ルリビタキポイントまで戻ってくると、また集まった人たちがカメラを1箇所に向けていました。
年配の男性がポケットから何かを取り出し、枯れ木の上と、丸太の上に置きました。
どうやらそれはミルワームで、ルリビタキのために虫を用意していた様子でした。
なんだ……
先ほどルリビタキが飛び去る前にくわえた物もミルワームだと思います。
どうせなら、自然に生えている木の実とか、ルリビタキが自分で捕まえた虫をくわえているところを撮った方が、何倍も撮れたときに感激すると思いますけどねぇ。
本日は潮時かなと思って、公園をあとにしました。