見出し画像

秋の旅鳥、発つ 鳥見散歩<T沼編>1/3話 2023年11月

 先日、T沼に行ってきました。
 渋滞に巻き込まれて、着いたのは9時頃でした。

 T沼弁天様にあいさつをしてから歩き始めました。

 秋、渡りの途中に日本で休憩するシギやチドリには、もう時期が遅だろうと承知していました。

 まだ残っていて、会えたら嬉しいのだけど。

 そんな感じで歩き始めたところ、水辺にシギらしきシルエットを見つけました。

 大きいシギと小さいシギが集まっていました。

シギ、発見

 近くから撮れそうな場所を探していたら、大きなカメラを持った人に声をかけられました。
 「そこのアオサギの近くにオグロシギがいるよ」

 その人が教えてくれたのは、私が気付いていなかったシギでした。
 「そうなんですね、ありがとうございます」

 ついでに聞いてみました。

 大きいのと小さいシギをさして
 「そこにいるのはダイゼンですか」
 「いや、ダイゼンはめったにこの地域には来ないよ」 
 「えっ……」

 前回T沼でダイゼンと教えてもらったシギがいました。
 もしかしたらダイゼンとは違うのかも(汗)

 その人は親切に教えてくれました。
 「そこにいるのは大きいのがアオアシシギ、小さいのはハマシギ」

大きいのがアオアシシギ
小さきのがハマシギ
アオアシシギ
オグロシギ(逆光)
オグロシギ
これがせいいっぱい
おちりの感じから、
アオアシシギ?

 お礼を言って、大きなカメラの人と別れました。

 沼を半周くらいして、シギやチドリのほとんどがいなくなっていることに気がつきました。
 トケン類もいなくなっていました。

 かなりガッカリです。
 やはり季節は確実に進んでいるようでした。

 いつもなら水辺付近を歩くのですが、この日は気分を変えて松林を歩きました。

 そこでカメラを持った人たちを見かけました。

 男性がひとり、女性がひとり。

 距離をほどほどに取っていたので、たまたま居合わせただけなのかも。

 ふたりとも木の上の方を伺っています。

 私が立っているところから、上にある枝で何かが動いているのが見えました。

2につづく。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?