鳥見散歩<T沼編>1/3話 2023年10月 シギ・チドリに会いたくて
T沼は9月まで水が満水だったのですが、10月2日には水が抜けたらしいというのがネットで確認できました。
私はずっと水が抜ける時期を待っていました。
だったら行ってみたいと思い、T沼に足を運びました。
T沼に到着。
沼の小さな島には弁天様が祀られています。
私が車を停めたのは弁天様の近く、木の多い駐車場でした。
木が多いと日陰に車を停められるからです。
最初に足を運んだのは弁天様です。
弁天様の島まで橋が架けてありますが、この辺りには泥がたまり、まるで浜辺みたいになっています。
9月までは水がちゃぷちゃぷしていたのが嘘みたいです。
周囲には多くのカメラマンがいます。
おそらくミサゴ狙いだと思います。
私と同じ、シギ・チドリ目当てと思われる人も数人いました。
その人たちは水辺のところをじっくり見ていたからです。
弁天様のところであいさつをし、それから改めて水辺を見渡しました。
小さな小さな鳥が水のすごく浅いところにいるのを見つけました。
よく見ると、ちっちゃなあんよで地面をふみふみしてから、ちっちゃいくちばしでツツツン!と高速で地面をつつくのでした。
ふみふみして地面の虫を驚かして、飛び出してきたのを大急ぎでつついているのかも?
黄色いアイリングがあるのでコチドリかなと思いました。
ふみふみがゆるくて可愛いのに、大急ぎでつつくところが可愛さマシマシです。
他にもいないか、よく目をこらしました。
シギ・チドリときたら灰色から茶色で、保護色で目立たないのです。
私が見つけたのは小さなシギでした。
おそらくトウネン。
トウネン(当年=今年のこと)、今年生まれたのかと思うような小さい鳥です。
私の見える範囲で4羽いました。
水辺でエサを探して地面をつんつんしていました。
パッと飛び立つとそれは10羽を超える群れになりました。
トウネンは忙しいみたいでした。
他にシギ・チドリが来ていないか探したのですが、見当たりませんでした。
2につづく。