コゲラの思い出
5月のこと。
日本野鳥の会の愛鳥週間企画で、ツイッター(今のX)にキツツキについての投稿をするよう呼びかけていたことがありました。
日本野鳥の会設立90周年記念バッジもコゲラで、それを盛り上げたいという意向もあったようです。
こちらを見て最初に思ったのは「キツツキの思い出が特にない!(笑)」でした。
でも、ひとつだけ、投稿できそうなものを持っていました。
私が鳥の魅力にはまって間もない頃。
鳥を見つけては図鑑で調べて名前を覚えていたので、まだキツツキの種類にまで手が回っていませんでした。
当時、同僚だったモカさんに、昼休みの散歩で鳥を見たら教えて欲しいと話してありました。
モカさんは昼休みの散歩から戻るなり
「キツツキだらけ!」
スマホで撮ったという写真を見せてくれました。
太い幹に、焦げ茶色で白いシマシマの入った鳥がみっしり止まっていたのです。
私は急いで調べました。
どうやらコゲラというキツツキのようです。
さっそくモカさんに伝えたところ
「コゲラだらけ!」
「ここからわりと近い」
そう言って地図を書いてくれました。
仕事が終わってから駆けつけたのですが、時既に遅く、コゲラたちの集会は解散した後でした。
それからここは私の昼休みの散歩コースとなり、いろんな鳥と巡り合わせてくれています。
ただ、私はまだ一度もコゲラだらけを見たことがありません。
混群にいたりはするけど、コゲラはあまり群れにならないイメージです。
コゲラはどういうときに集まるだろうかと考え、ひなが巣穴から巣立った時なら幹にたくさん貼りついていることもあるかもしれないと想像していました。
(調べたら、コゲラは7個くらい卵を産むそうです)
このエピソードをコンパクトにまとめて投稿したところ、なんとコゲラクッキーが当たりました。
\(^O^)/
さっそくモカさんにお礼のメールをしました。
「コゲラクッキーがあたったぽい」
モカさんの返事は
「腹痛?」
・・・なんでやねん。
事情を説明したところ
「違うでしょ、キツツキいっぱいの写真なんて」
という返事。
そんな!
私には美しい思い出のひとつだったのに!?
とは言わないけど(オイ)
詳細をメールで説明して、モカさんの記憶の底から思い出してもらうことに成功しました。
コゲラクッキーは6月10日が賞味期限なので、この日にいただくつもりです。
本当は永年保存したいくらい素敵なできばえ。
食べる前に記事にしたので、これで思い残すことなくモリモリといただきます。
/
ごちそうさま~
\