料理: 新酒と子持ち鮎の甘辛煮
子持ち鮎は今の時期のみで出会えたらラッキーな話
やっと待ちに待った『子持ち鮎』を買えた。
今だけの『子持ちの鮎』の煮付けは大人の新酒の肴には打ってつけである。
普通に鮎は塩焼きをすると格別なご馳走であるが、私はこの『子持ち鮎』が登場するのを心待ちにしている。
毎年、金木犀の香りが漂う頃に出会える
『子持ち鮎』は見ての通り、お腹に卵が入ってパンパンに膨らんでいる。気を付けてそこが破れない様に注意する。
丁寧に洗い甘辛煮にする。
時間がある時は圧力鍋で煮て甘露煮にしたいが、これだけでも手軽で美味しく頂ける。
。。。甘辛煮と言っても砂糖は入れない。
醤油、味醂、特に酒は多めに。
★ なるべく厚みのある鍋に、出し昆布、水、調味料を加えて煮立たせる。
★ 煮立ってから子持ち鮎をソロッと鍋に入れ、煮ていく。途中、実山椒を加えるのがpoint。
(これで一気に甘露煮風である。)
実山椒の効力は抜群で、グッと鮎の旨味が引き立つ。
★ 仕上げに味醂を足し入れ照りをつける。
注意することは焦げ付かさないこと。
途中煮汁を掛けながら煮詰めると良い。
今日の『子持ち鮎の甘辛煮』はあと少し煮る必要があった。。。⇒煮汁ごとジッパーの袋に入れて次に日に食べるとより味がしみてよくなった。
また次は、美味な新酒を用意し余裕を持って『子持ち鮎の甘辛煮』を作ろうと思う。