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自己分析なんて、自分に合うものだけ見てればいいんです。

世の学生たちは就活シーズンになると、こぞって自己分析を始めます。自己分析ツールを売りたい自己分析市場の思惑に乗せられているかのように、右を見ても自己分析、左を見ても自己分析。もう嫌になるくらい自己分析を押し付けてきます。
私はまともな就職活動を経験していないので、世間で言われるような自己分析をしてきませんでした。

ですが、本来、自己分析はとても好きです。
自己分析というより、自己理解といった方がニュアンスとしては好きです。
ツールを使って診断結果が出たとして、大事なのはそこから何を考え、どのように行動に生かしていくかということで、間違ってもラベリングしたり、型にはめたりすることではありません、とはよく言われることです。私もその通りだと思います。人は基本的には主観の世界に生きていますので、自分がどのような性質かを客観的に示してもらえる機会は非常に貴重です。自分のことを理解するのは非常に難しいので、外の力を借りることで見えてくることもあります。他者からの評価を聞くこともそうですが、データに基づいた提示も私は好きです。それが自分を安定させたり、調子の悪いときに戻ってくる目印になったりするからです。

自己分析ツールといっても様々ですので、自分に合うもの、合わないものが出てきます。正しい在り方かはわかりませんが、私は自分にしっくりきたものだけを残して、そうでないものは気にも留めません。なぜなら、精神衛生上よくないからです。調子が悪くなるような結果を気にしていたら、何のためにやったのかわかりません。

私はこれまで使ってきたツールの中で、今でも時折振り返っているツールは4つあります。
・エニアグラム
・ストレングスファインダー
・外向型-内向型診断
・石井ゆかり12星座シリーズ
この4つです。

エニアグラムはかなり有名な分析の一つだと思いますが、人は9タイプに分けられる、という前提のもと、どのタイプの性質が強いかを診断するものです。インターネットでも無料で受けられるので、手軽さも魅力の一つです。

ストレングスファインダーは、34の資質のうち上位5つの資質を診断し、強みとして生かしていこうとするものです。書籍を購入するか、インターネットで決済するか、いずれにしても有料です。さらに追加料金が必要ですが、34の資質のすべての順位が知ることもできます。

外向型-内向型診断は、その名の通り、その人が外向型か内向型か、またその度合いを知るためのものです。おそらくこれに興味を持つのは内向型の人が大多数ではないかと思いますが、もしそうであれば、スーザン・ケインさんの「内向型人間のすごい力」という本も合わせてお勧めします。

最後の12星座シリーズは、石井ゆかりさんの星占いです。私は占いを信じるタイプではありませんが、これは気に入りました。内容もさることながら、まず文体が非常に素敵です。とても読みやすく、心にしみる文章を書かれます。ですので、石井ゆかりさんの別の書籍も何冊か購入して読んでいますし、noteもフォローしております。

おそらく、これらに賛同される方もいれば、やってみたけど合わなかったという方もいると思いますが、合わなかったもののことはさっさと忘れて、当たったらラッキーというくらいの軽い気持ちでやってみることをお勧めします。

また、この他に、皆さんのオススメのものがあればぜひ教えてください。


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石原英明 ―チリチリウォーズマン―
自分の真意を相手にベラベラと伝えるだけが友情の行為ではないということさ。それがわたしの提唱する真・友情パワーだ…(キン肉アタル)