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MIMIGURIの「やわらかさ」を伝えるために、誰もが発信できる言い訳を作る

MIMIGURI Advent Calendar 2022 5日目。MIMIGURIのメンバーが6つのキーワードをテーマに連日記事を書いています。

「遊び」と「理論と実践」がテーマかな

MIMIGURIについての紹介は、代表取締役 Co-CEOのミナベさんによる初日の記事をどうぞ。

ちなみに、昨日はデザイナーのアケマさんによる「だんだんできるようになるということ」でした。大人になっても新しいスキルを身につけたい方におすすめです(ギターを弾けるようになりたいとずっと言っている夫に共有しようかな)。

🔰自己紹介

2022年の10月からMIMIGURIのコンサルティング事業の広報マーケをしています。え、まだ約2ヶ月……!?

具体的な業務は、MIMIGURIでの事例や様々な専門知を公開するメディア「ayatori」での企画や進行管理、新規商材の発信にまつわる諸々です。それに加えて、今回のアドベントカレンダーの企画推進役もやっていまして、音頭を取る以上は自分でも記事を出さないとね!という流れで、社内のつよつよメンバーたちに囲まれてnoteを公開します。ここまでの内容がどれもマッチョ過ぎィィ…… なので、このタイミングでMIMIGURI 若葉マークのコンテンツが出ることで、後半のプレッシャーが下がることを期待したいと思います(自分のためにハードルを下げるスタイル)。

わたしの働き方については、個人ブログにまとめているので良かったらのぞいてみてください。

🎉お祭りを全力で楽しむ、プレイフルさを

あれは、11月某日……。ミナベさんが「アドベントカレンダーやりたい!」と言い出したときでした。

この一言から始まった!

わたしは事業広報として実績発信の公開数を目標に持っていることや、前職で某ブログサービスの運営を5年以上担当していたので、「これはもうやるしかないのでは?」と勝手にやる気と主体性を発揮し、次の日には音頭を取ることに。お祭りは楽しいですが、その段取りや実行は意外と面倒で、誰かが推進しないと何も進まないものです。最近の個人的なテーマとして「推進と実行」を掲げているので、空気を読まずに「ここはわたしが!」と手を挙げました。

話は逸れますが、フルコミットメンバーではないわたしが、任意とはいえ全社を動かす企画を推進できること、一丸となってお祭りを全力で楽しめることがMIMIGURIの素晴らしさのひとつです。CULTIBASEでも社内でも折りに触れて出てくる「プレイフル」というキーワードを全員が体現していると感じています。

グラフィックを全力で作っちゃうのも最高(たけうちさん、ありがとうございます)

そんなわけで、任意企画で始まったMIMIGURIアドベントカレンダー。しかし、わたしの中ではただのお祭りではなく「MIMIGURIらしさ」を複数の視点で発信し、継続的な施策につなげる絶好の機会だとも捉えていました。

🎙誰もが主役になって発信できる「言い訳」を作る

MIMIGURIは「研究機関兼ファシリテーション・コンサルファーム」ですが、事例を全て公開できるわけではなく、外部から業務も人柄も見えづらいという課題があります。わたし自身も、正直にいって「コンサルは合わないかも」「アカデミックな人たちが強そう」「自分みたいな叩き上げ人間とは合わないのでは」と懸念してました。ただ、中の人たちとお話しし、実際に入ってみると、やわらかく多様で居心地のよい雰囲気でした。

そういった組織においては「メンバー自身による発信が最大の広報」であり「学びや葛藤は最大の資産でありコンテンツ」だとわたしは考えています。とはいえ、社内だけでなく社外へのオープンな発信に慣れていない人たちにとっては、プロジェクトで得た学びや葛藤をまとめて公開することは、勇気がいるし時間もかかる……。そんなときにタイミングよく現れたのが、minabeさんの一声ことアドベントカレンダーです。

前職でブログサービスを長年運営してきた気づきとして、言い訳やきっかけがあると人は発信しやすい、という点があります。例えば、ミーティング中にずっと黙っていた人が指名された途端に意見を言い出すように、誰もが発信しやすくするには、タイミング(締切)やテーマを設定し、主役になれる場作りが必要だと思っています。

👭メンバー自身の発信が最大の広報である

12月は多くの企業がアドベントカレンダーをがんばっています。個人や有志で楽しまれていたアドベントカレンダーが、企業によって多く公開されるようになったのは、ここ5、6年だったかなと記憶しています。その理由は、近い時期に盛り上がり始めたオウンドメディアや採用メディアの目的と同じように、業務内容や実績、スタッフたちのスキルやキャラクターなど、会社の様子をよりリアルに届けるには、会社発信の公式コンテンツに加えて、働く人自身の生の声が重要だと判断しているからだと考えています。

編集されたコンテンツは読みやすく文章も安定していますが、本心で書かれた生の声にはリアルさが宿ります。SNSで会社の愚痴を言っている人より、楽しそうに働いている人の会社に興味が湧きますよね。なので、わたしは、メンバー自身による発信が最大の広報だと考えています。

🎓学びや葛藤は最大の資産でありコンテンツ

コンサルティングや制作、受託開発などのプロジェクトは、すべての実績をオープンにできるとは限りません。仮に成果を公開できたとしても、その過程での苦しみや悩みといったステークホルダーの感情を発信しづらい側面があります。一方で、具体的なクライアントやプロジェクト名を出さずとも、そこで得られた学びや葛藤は表明できます。

全てのプロジェクトを公開できないコンサルティングファームにおいては、メンバーそれぞれの学びや葛藤は最大の資産でありコンテンツです。

🫶MIMIGURIならではの「やわらかさ」を表現するために

MIMIGURI 若葉マークのわたしが感じるMIMIGURIの良さは、理論やフレームワークだけではなく、やわらかさ・しなやかさを持ってプロジェクトに取り組んでいる点です。それは、それぞれの人柄に加えて、研究と実践を行うことで多面的な視点と、さまざまなバックボーンのメンバーがいることによる多様な価値観から生まれていると思っています。

「やわらかさ」と「多様性・多角性」を持ったMIMIGURI'sのアドベントカレンダー。明日は、アートエデュケーター/ファシリテーター臼井さんです! 難しく感じがちな「学習理論」を、わたしも大好きなNetflix作品の「クィア・アイ」に置き換えて語ってくれる予感です(ぜんぜん違う記事になっているかもしれないけどそれも含めてお楽しみに……!)


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