ネパールの旅【バスでポカラへ移動中に思う「火葬」と「仮想」の現実編】④
こんにちは!
前回は、カトマンズ編の記事でした。
お読みいただきありがとうございます!
今回はポカラへの移動編。
旅の疲れが出始めたのか
朝から頭痛で風邪っぽい。
この日は長時間の移動
になるので体調は整え
ておきたいところです。
バス停らしきものは
事前にチェック済み。
早朝の出発だったので
ホテルから近いことは
アドバンテージでした。
ズラーっとバスが何台も
並んでいる。チケットを
見せて、人に聞きながら
自分の乗るバスを探した。
結果的にだいぶ前の方に
停まっているバスでした。
これは確かに言われた通り
出発の30分前には、着いて
いた方がいいかもしれない。
ひとまずバスに乗れて一安心。
バックパックはインサイド
に持ち込んでもOKでした。
最初は舗装された道路でしたが
途中から噂通りのガタガタ悪路。
上下左右に大きく車体が揺れる。
遊園地のアトラクションみたい。
譲り合わないと先に進めません。
これは胃腸の調子やら、体調が
いまいちの人にはキツいと思う。
私はギリ楽しめるレベルでした。
景色を眺めてくつろぎましょう。
トイレ休憩は3回ありました。
2〜3時間おきくらいでしたね。
ランチのカレーはマトン、
チキン、ベジから選べて
いずれも500ルピー!
バス会社やシートのランク
によって休憩場所や内容は
変わるのかもしれません。
バスの話で1記事はもたないので
前日に行ったパシュパティナート
[世界遺産]をご紹介しましょう。
パシュパティナートはネパール
最大のヒンドゥー教寺院です。
こちらは空港の近くに位置し
方角的にはスワヤンブナート
のオポジションにあたります。
せっかくなので
Jamal からゴウサラまで
テンプー乗車に挑戦しました。
テンプーはバスのようにルート
をもつ、小型のオート三輪です。
行き先が書いてないので
運転手に確認してから
後部座席へ乗り込みます。
一旦敷地を出てもう少し
遠くの方へ歩いていくと
それらしい場所に着いた。
火葬場の手前で、入場料
(1000ルピー) を払います。
こちらの川がバグマティ川です。
あの有名なガンジス川の支流で
聖なる川とみなされているそう。
ちょうど執り行われていた
葬儀とその後の火葬の様子
を見学させて頂きました。
異国の地で顔も名前も知らない
方の最期の場に居合わせている。
なんだか不思議な感じがした。
多くの人に見守られて
旅立てるのはある意味
幸せなのかもしれない。
遺灰は聖河に流されます。
ここで入場チケットの
Noに「222」を見つけ
今日来てよかったなと。
これは記念に持ち帰ろう。
日没まで時間があったので
奥の方にも行ってみました。
お墓って身近にありすぎて
そういうものなのだと違和
感なく育ってしまったけど
実は不自然なものでもある。
死を迎えると魂は肉体と
いう制限から解放されて
自由になると言います。
ですので、もちろん
お墓にはいませんし
眠ってなんかいない。
じゃあ、誰のために
あるのかというと故人
のためというよりかは
遺族のためという意味
合いが大きいだろう。
(その人の執着の度合い
にもよると思いますが)
亡くなった当の本人に
生前のようなこだわり
はあまりない気がする。
これは「死」というもの
の捉え方や理解度、何を
信じたいかによると思う。
私はこちらの本を読んでから
形だけのセレモニーは必ずしも
必要ではないなと感じました。
形にこだわらなくていいと思う。
お別れや感謝を伝えたい思いが
あるなら儀式や場所に関係なく
いつでもどこでもできるはずだ。
そのエネルギーは時空を
超えて相手に届くだろう。
お墓はなくていいと思ってるし
入りたいとは思わないですね。
なんか暗くて寂しそうだし。
私は「自然に還りたい」です。
そういう意味ではこのヒンドゥ
ー教の死生観に近いものがある。
できることなら
山のてっぺんから
散骨してもらいたい。
風に吹かれて拡がって
自然の一部になりたい。
いかがだったでしょうか?
何を信じているか?
何を信じたいか?は
それぞれの自由意思。
パシュパティナートで
ヒンドゥー教の死生観
に触れて自分の世界が
拡がった気がします。
貴重な体験でした。
その後、バスはというと
トータル9時間の長旅を終え
目的地のポカラに到着しました。
次回はポカラ編をお送りします!
Thank you for your time!
Have a lovely day!
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