うちけん|中小企業診断士(登録予定)

2023年に中小企業診断士2次試験に合格しました。(サブスク世代) 2次試験は5回目4…

うちけん|中小企業診断士(登録予定)

2023年に中小企業診断士2次試験に合格しました。(サブスク世代) 2次試験は5回目48歳で合格しました。45歳以上の多年度生をターゲットに合格に必要なノウハウの記事を幅広く書いています。 また、診断士活動と専門分野(製造業の在庫管理やマーケティング)の記事も書いていきます。

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中小企業診断士試験の受験記録と多年度生へのメッセージ

目的 この記事の目的は8年間にわたる受験記録の整理と私と同じタイプの多年度生を勇気づけることです。 自己紹介 東京都在住の48歳会社員です。大学は理系で同じ会社で営業、物流、調達、システム(現在)を経験しています。4人家族で大学生と高校生がいて学費と住宅ローンで苦しんでいる一般的な会社員です。 受験動機 中小企業診断士の受験動機は以下の通りですが複数の動機が混在してそれぞれが強まったり弱まったりしていているので特定の強い動機はなく、なんとなくやってみようというのが本当と

    • 中小企業診断士試験解答までの思考過程:令和5年事例Ⅰ第1問

      はじめに 今から振り返ってみると多年度になってしまった原因は①論理の飛躍癖の改善に時間がかかったこと②情報処理能力の不足だと分析しています。①の論理の飛躍癖とは設問で聞かれていることを考えていると論理展開のつながりが途中で切れて違うことを答えてしまうことです。例えば令和5年の事例Ⅰ第2問で現経営者が行った差別化を答えなければならないのに現経営者のやったことをいろいろ考えているうちに「離職率を下げるため相互に助け合う土壌を作った。」というような差別化ではない解答をしてしまうこ

      • ふぞろいな合格答案17による採点

        採点結果2023年の中小企業診断士2次試験の再現答案をふぞろいで採点してみました。 事例Ⅰ:本番69点、ぶぞろい63点 事例Ⅱ:本番50点、ふぞろい49点 事例Ⅲ:本番64点、ふぞろい57点 事例Ⅳ:本番62点、ふぞろい50点 再現答案再現答案 <事例Ⅰ> 第1問 ①人気の蕎麦と差別化された商品とサービス ②原材料の高騰と地元の常連顧客の高齢化 第2問 蕎麦に資源を集中し、メイン客をファミリー層に絞り込み原材料を 厳選して看板となるオリジナルメニューを開発し、価格を引き

        • 「ストーリーとしての競争戦略」はおもしろい!

          診断士受験生におすすめ! 中小企業診断士の試験に合格したらいろいろ本を読もうと思っていました。その中の一つに楠木建さんの「ストーリーとしての競争戦略」があります。競争戦略では有名な本ですが今まで手に取ることはありませんでした。理由は楠木さんの独自の理論が解説されていると思い込んでおり、教科書的な理論を勉強している私にはまだ早く、試験後に読んだ方がよいと思っていたからです。しかし、その考えは完全に間違っていました。この本は競争戦略の教科書的な理論をしっかり踏まえたうえでストー

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        中小企業診断士試験の受験記録と多年度生へのメッセージ

          挑戦をしていますか。

           みなさんは挑戦をしていますか。最近都知事選がありましたが56名の候補者は全員挑戦をしていたと思います。当選確率が0に近く明らかな売名行為の候補者は売名行為に挑戦したということにはなりますが挑戦はしていたと思っています。  私は昨年まで中小企業診断士の試験を受けいていました。2次試験を5回も受けたので長期間の挑戦でした。今年合格して実務補修や民間のマススターコース、受験生支援の活動などに参加しているので受験生時代よりも忙しくなっています。しかし何か足らないと感じています。

          第1回実務従事で失敗したこと

          2024年1月31日に中小企業診断士に合格し、実務従事ポイント(15ポイント)を取得する計画を立てました。それは①地元の友人が経営している男性向け洋品店で5ポイント②地元の友人が経営している鍼灸院で5ポイント③夏ごろに開催する実務補修で5ポイント、という内容です。今回その①を実施してきました。  その洋品店は地元で50年以上続く洋品店で私の友人とその父で経営しています。売上は昔からの固定客に支えられていますがその固定客の高齢化と人数減少で売上は減少していました。また地域の人

          第1回実務従事で失敗したこと