子供の年収は親で決まる!!
今日は、子供の年収は親で決まるのお話。
初めに断っておきたい。
このお話は、あなたにとって耳の痛い嫌な話になるかもしれません。
しかし、たった6分、あなたがこのお話を聞くことで、将来、あなたの子供がお金に困らなくなるかもしれません。
あなたは子供のころ、誰かにお金の稼ぎ方を教えてもらいましたか?
誰かがお金の稼ぎ方を教えてくれていたらと思うことはないですか?
で、今、あなたはあなたの子供にお金の稼ぎ方を教えられていますか?
教えられていないのなら、あなたの子供もあなたと同じことになるかもしれません。
それでは、はじまりはじまり。
こんな話があります。
登場人物は3人の親。
その親が子供にどういうふうにお金の稼ぎ方を教えたかという話である。
3人の親は、お手伝いを通してお金の稼ぎ方を教えます。
まず、A君の親。
A君の親は、「毎日、洗い物をすれば100円のお小遣いをあげる」と教えます。
1年間続ければ、100円×365日で36500円稼げます。
次に、B君の親は、A君の親が話した稼ぎ方に加えて次のようなことを教えます。
「まず、100日洗い物をして10000円貯めなさい。そして、その10000円で食洗器を買いなさい。洗い物は食洗器に任せて、その空いた時間で掃除をしなさい。掃除をしたらさらに100円あげます」と。
これを実行したB君。
1年でいくら稼げたでしょうか?
食洗器を買ったので100日までに稼いだお金は0円。
しかし、101日目からB君は、洗い物100円、掃除100円で1日200円稼ぎました。
200円×265日で、B君は53000円稼ぎました。
最後に、C君の親は、A君の親、B君の親の話に付け加えてこう言いました。
「洗い物をしたら100円あげます。そして、私はあなたに10000円貸してあげます。その10000円で食洗器を買いなさい。貸した10000円は365日後に返してください。洗い物は食洗器に任せて、その空いた時間で掃除をしなさい。掃除をしたらさらに100円あげます」と。
これを実行したC君。
1年でいくら稼げたでしょうか?
1日目から、洗い物100円、掃除100円で200円を稼いだC君。
200円×365日で73000円。
そこから借りた10000円を返すと63000円。
もう一度、3人の子供が稼いだ金額を見てみましょう。
A君、36500円、B君、53000円、C君、63000円です。
どうですか?
親のお金の稼ぎ方の知識で、子供の収入がいかに変わるかがわかっていただけたと思います。
A君の親は、普通の働き方を教えた。
B君の親は、さらに副業のことを教えた。
C君の親は、さらに投資(借金)のことを教えた。
こんな話は学校では教えてくれない。
じゃあ、子供はどう育つか?
A君はいかなる時も、普通の働き方しかできない人になる。
一方、C君は場合によって3つの稼ぎ方を選択できる人になる。
勿論、投資はリスクもある。
失敗すれば大変なことになる。
でも、自分に余裕があるなら大きく稼げる機会でもある。
ただ、それも投資という考え方が頭の中にあればの話だ。
1つの稼ぎ方で社会に出るA君。
3つの稼ぎ方を知って社会に出るC君。
どちらのほうが経済的に生きやすいか?
あなたはどう思いますか?
勿論、4つ、5つとお金の稼ぎ方を知っている子供もいる。
そんな武器を多く持った子供がいる中、武器1つで戦うA君。
かわいそ過ぎませんか?
だから、あなたが勉強してあなたの子供にお金の稼ぎ方を教えてあげてほしい。
今、あなたが勉強しなかったらあなたの孫も1つの武器で戦うことになる。
誰も、お金の稼ぎ方は教えてくれないから。
ここで、私のおすすめの本を2冊紹介する。
まず、あなたにはいかに世界の人がお金の勉強をしているかを知ってほしい。
そこで、おすすめするのが、『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』(SBクリエイティブ)。
日本の制度とは違うので参考にならない部分もある。
しかし、世界の子供たちはこんなことを学んで社会に出ているのかを知ってほしい。
買うのをためらうなら、YouTubeでこの本を解説してくれている方もいるのでそちらを見ていただいてもいいだろう。
次に、子供(中学生以上)には次の本をおすすめする。
『いま君に伝えたいお金の話』 (幻冬舎文庫)だ。
お金の基礎がわかる内容。
大人でも学べる本である。
お金というものがどのようなものか忘れないために、1年に1回くらい思い出したかのように読んでほしい。
今日話したことは基本にもならない話だ。
少しでもお金の勉強に興味を持っていただけたのなら嬉しい。
最後に、お金に関することはすべて、自己責任であることを肝に銘じてほしい。
そして、お金の勉強をしたからといって必ずお金持ちになれるわけではないことは覚悟しておいてほしい。
ただ、知識がないということがどれだけ不利であるかはわかっていただけただろう。
後は、あなた次第だ。
お金をいつどのように使うのか、それは私も含めて個々が考えなければいけない問題なのである。
だからこそ、お金の失敗をしないようにお金の勉強をしなければいけないのだ。
それでは、いい一日を。
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