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長編作品「Over Rewrite Living Dead」について

生まれつきの疾患の悪化で労働にドクターストップがかかり療養生活に入ったこともあり、また、コミケで何度かお会いしていたフォロワーさんがTL小説を書き始められたのを切掛に、わたしは作り続けていたものの世に出せていないままのお話のストックを漁りその中から「Over Rewrite Living Dead」を書くことにしました。

当初は手始めにコピー対策の取られている「アルファポリス」で2021.03.19 から掲載を開始し、12000文字ほど溜まる毎に新書メーカーを利用して画像化し「Pixiv」「PictBLand」「note」に流すというスタイルでした。
執筆自体は同年1月から開始してましたのである程度ストックが有る状態ではじめました。
その後ある程度話が進んで「容易にコピーしたりパクれない」「専門的な話が出てくるので自分でその分野のことを調べていないとなりすましは難しい内容」であることが察せられるであろう段階に来てから他のテキスト投稿サイトに掲載を開始しました。
(ムーンライトノベル=小説家になろう、fujossy、BLove、魔法のiらんど、エブリスタに併載しています)
その後画像化バージョンが50超え、60万字を突破したので「余程じゃないとこれを全部保管したり転載する気にはなるまい」とnote掲載分もテキスト化しました。

【概要】

主人公である長谷久秀はとある事情で大学進学を断念し、警察官になって10年。転々とし一貫したキャリアを描けない不安の中で対策に取り組み念願の鑑識官試験に合格し、所轄署に配属されたがそこは嘗て父が勤めた場所だ。父の後輩でもある課長の計らいにより区内の私大医学部の法医学者のもとに見学に向かうが、そこにいたのはワケアリげな麗しい准教授だった。
あらゆるもの(家族、記憶、顔、名前)を喪い、切り捨て、上書きしてきた准教授・藤川玲を、欲望に勝てない浅慮な子犬系男子長谷は救えるのか?
テーマは「生と性と聖、そして死について」

<ジャンル>
今の時代だとBLということになるのでしょうが、
個人的にはBLではなくJUNEでありたいと思っています。
シリアスめヒューマンドラマ寄り、
現代、社会人、職業モノ
年の差(攻28*受43の15歳差)
体格差(アスリート体型184*スジ筋164)です。
R18,R18G相当のシーンを含みます。

【登場人物】(の一部)

■長谷久秀
現在は警察官で鑑識一年生。
USとのミックスで地の髪の毛は淡い色、目が緑がかった鳶色。
活躍したアスリートだったが事情があって進学せず辞めている。
両親は離婚しており、父は死去、母は消息不明。
■藤川玲
某私学医大の准教授。細くて小さくて妖艶。
腕に無数の傷があり、左手の薬指と小指が不自由。
実の両親が殺害され、現場から救出されたのち藤川家の子供になった。
■大石悠
藤川先生の同級生。養育放棄されていて藤川家の里子になった。
同じ大学の附属病院のERで主任をしていて教員でもある。
藤川先生のことは今も好きだけど一旦関係が破綻している。
実の両親は有名人だが一切面識はない。
■征谷直人
藤川先生が若い頃から契約しているパトロン。
甚振るのに飽きて今は藤川先生から薀蓄話を聞くのが好き。
■徳永文鷹
征谷の部下で契約当初から藤川先生の相手をさせられている。
天の邪鬼で好きなのに藤川先生に当たってしまいがち。
■小曽川南
先生の研究室の助教のはずがなんかいいように使われている。
性的なことに潔癖で藤川先生が苦手。本業はアーティスト。
■小曽川優明
南の妹。養子であり実は藤川先生の実子。
子供の頃会いに来ていたのを憶えている。
■須賀先輩
藤川先生の旧帝時代の先輩。ヤメ検弁護士。
■藤川さくら
藤川先生の養母。医療法人を経営している。現役で医師。
■藤川英一郎
藤川先生の養父。現在は体が不自由になり入院中。

【何故この作品を選んだのか】

基準は「自分が今まで見てきたものや体験してきたことを昇華できる物語である」という点です。

【見てほしい所】

道に外れたことをしたり、人を好きになるということや自分の性的指向に迷いながら生きてきた人たちが愛情を持って寄り添っていく姿を書けたらいいなと思っています。

#私の作品紹介


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