それをする目的とパフォーマンスの関係
私は、学ぶことが好きです。自分が興味があることの知識を深めることが好きです。自分が上達したいこと、成長したいことを、勉強するのが好きです。でも、だからこそ、やっていることのレベルが低いと、自分の求めているクオリティーを満たしていないと、自分にとって簡単すぎると、一気にやる気がなくなるのです。
以前の投稿にも書きましたが、私は今、英語学校に通っています。英語力をもっと伸ばしたかったからです。もう少しまともな英語で、もう少し綺麗な発音で話せるようになりたかったからです。でも、前回の投稿を覚えていますでしょうか?そんな私が、英語学校を休もうとした訳です。そこには、理由があったはずなのです。これだけ学ぶことが好きな私が、行きたくないと思った理由があるはずなのです。
それが、昨日わかりました。私は、もう少しキレイな英語を、キレイなアクセントで話せるようになりたかった。でも、多国籍国家だからこそ、色々なアクセントの英語を聞き取れなければ、コミュニケーションにはならない。キレイに英語が話せることが、英語が上手だとは限らない、というのが学校やクラスのポリシーなのです。私もそこには同意です。ただし、私が今回英語を学ぼうと思ったキッカケや理由は違うのです。
なぜ、それがわかったか?私は自慢ではないですが、クラスの中ではまーまー優秀!?な方です。これまで、散々難関な英語の環境で試験を受けたり、課題をやったりしていたからだと思います。それと、シンガポール、オーストラリア、タイなど、様々な国籍の方が住んでいる中で、様々な国籍の人の英語を聞き慣れているからだと思います。正直、このクラスにいて、ほとんどの問いに正解の答えを出すことができます。どちらかというと、ペアを組んでいるクラスメートに自分が説明をしてあげたり、レベルを落として相手に話を合わせて、自分もまるで初めて聞くようなフリをしていたところがありました。
そして、様々な国の人がいるので、様々な国の英語が母国語ではないアクセントのきつい英語をずっと聞いている訳です。英語のクラスでなければそれで良いのですが、私のヒアリングのスコアがここ2週間ほどでガクンと落ちたことに気付きました。無意識に、私のオーディトリー(聴覚)が、耳に入れたい音ではないと反応していたのだな・・・と思います。
私は経営者。クラスメートはマネージメント層とはいえ、会社勤め。考えている視点や意見が全然違うのです。会社の不平不満や上司への不満、給料やボーナスが安いなど、そんな話ばかり。あぁ、やっぱりその視点か。そのバリューレベルか。私があなたの上司だったら、あなたを雇わないけど・・・と、どこかで思っていたのでしょう。だから、そういう会話を聞きたくなく、無意識に聞こえないようにしていたことが、私のヒアリングのスコアがガクンと下がった理由の一つだったのだと思いました。
さらに、なぜそれが確信に変わったか?というと、家で自分がずっとNETFLIXやYoutubeで無意識に1日中流しているものが、これまでのクラッシック音楽から、イギリスの映画やイギリスの王室に関する映画やドキュメンタリーになったからです。
こうして、自分の日常の中での、ちょっとした選択の変化、感情の変化、パフォーマンスの変化などに、自分が敏感に気付くことができれば、自分の価値を置いているものや選択の基準がわかり、より穏やかに、より自分のスタンダードで、より後悔のない人生が送れるのだと思います。参考になれば幸いです。
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