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【教員は今】日本発!地球市民学部設立の広報戦略会議 潜入ルポ!
SEOの内藤です。
東京五反田の高台にある清泉女子大学キャンパスでは、夜な夜な教授たちが広報戦略を熱く議論しています。
今回は、その様子をこっそり(?)潜入して、レポートしたいと思います。
教授3人で喧々諤々(けんけんがくがく)!
来年に新しい学部ができるため、今はその準備で大忙し。
この全体を統括するのが、新学部設置委員長の辰巳頼子さん。(ちなみに、教員同士はさん付けで呼ぶのがここのルール)
文部科学省に出すお堅い書類作成の山を越え、今は新学部対応の入試方式の検討や、新しい広報資料の作成、そして学生募集のイベント準備など、まだまだ準備は続く。
これを、普段の授業をやりながら進めるから、もう大変。
今宵も、重要文化財の立派な本館建物の会議室で、教員自ら広報戦略会議。
元信託銀行員で、企業との連携が得意な安斎徹さん、元NHK記者で新学部設立のタイミングで今年やってきた兼清(かねきよ)慎一さん(双子と学生から言われる2人)が加わり、打合せが始まる。
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オープンキャンパスに人が来ないと!!!
机の上には、新学部設立に関連した、パンフレットやイベントの告知チラシがびっしり。
資料を見ると、オープンキャンパス以外にも、いろんなイベントが続く。
「ともかく、時間がある限り、リアルでもオンラインでも、広報やりますよ!」と、やる気満々の兼清さん。
「高校にも頻繁に行っているし、noteやインスタの発信もガンガンやってる。次はYouTubeにも仕掛けていこうかと」と安斎さん。
そこに、全体統括の辰巳さんが言う。
「オープンキャンパスに来てくれれば、この大学、学部の良さが分かってもらえるんだけど。そもそもオープンキャンパスに人がもっと来ないと!」
ちなみに、高校生対象のオープンキャンパスは、これからも6月23日(日)、7月21日(日)、8月18日(日)にあり、それぞれ違う内容が企画されている。(はい、高校生の皆さん、来てくださいね!)
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さらに、7月20日(土)には、教育界のそうそうたるメンバーを呼んでの新学部設立記念シンポジウム。
(こちらは、教員の方を始め、教育関係者の皆さん向け。ぜひ新しい潮流と清泉女子大の変化について聞きに来てくださいね)
他にも、オンラインでのオープンキャンパスや、教員向けの探究セミナー、JICAとの連携セミナーなど、盛りだくさん。
8月は、3日に1度ぐらい、何かやってんじゃないかと思うぐらい。
めちゃくちゃ忙しそうだけど、なんだか皆さん楽しそう。
新学部になって、何が変わるのか?
さかのぼれば、2001年に地球市民学科ができたときも、日本で初めての学科として、地球市民学とか何かと議論しながらできたと聞いている。
それが、20年以上たって、日本唯一の学部となり進化するが、カルチャーは変わらず。新しいものを楽しく生み出す空気。
「新学部になって、2つの領域ができるけど、この地域共生領域と、ソーシャルデザイン領域の違いが、きっとよくわからないんだよね」
今回の進化の重要ポイントをどう伝えたらいいのか。
ちょっと遊び心で、こんな楽しいチラシも作りながら、模索中。
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そもそも地球市民学とは、社会の課題を理解し、その課題を解決する道のりを考え、実践していくこと。
地域共生の方には、世の中の社会課題を文化人類学、開発学、国際協力、平和学、教育などから深く考える教授陣とともに学ぶ。
そして、ソーシャルデザインの方は、デジタル(IT/AI)、メディア、ビジネス、デザイン、政策など、スキルや実学を使って解決するのを得意とする教授陣とともに学ぶ、って感じかな。
これは、あくまで、僕のザックリな説明だけど、そんな感じだと思う。
これから3か月
来年度の学生集めは、まず総合型選抜の入試が始まるまでがひと勝負。
それまでに、この新学部の魅力をどうしっかり伝えていけるか。
設立準備が忙しくて、広報にまで手が回らない!!
でも、そんなことは言っていられない。
「では、早速今日の会議を踏まえて準備進めます!」
あくまで前向きな皆さん。
「さすがにもう遅いから、そろそろ帰りますか」
遅い時間になり、正門も閉まった大学を皆であとにした。
さあ、来年度の学生募集、どうなるか。。。
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