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【授業紹介】自分たちの好きなテーマで実践する「ワークショップデザイン論」

地球市民学科の選択科目である「ワークショップデザイン論」(指導教員:内藤徹先生)は、かなり自由だ。

まず、関心が似た5人ずつで、グループが作られる。その5人でテーマを決めて、最後の授業までにワークショップをやるように言われる。ワークショップのやり方、準備の仕方は教わるが、後は自分たちで話し合って決める。
日程も、時間も、場所も自由。テーマも構成も自由。

その自由が難しい。グループで意見を合わせ、みなが満足をするものにしたい。でも、面白いワークショップにしないと、人が集まらない。授業時間中にも話し合いの時間があるが、意見がなかなかまとまらない。結局、時間外にもオンラインやLINEを使って準備を進めることになる。

そうやってできたワークショップのテーマがこちら

「ファストファッションの闇に迫る」
「MBTIをきっかけに話す自己探究のワークショップ」
「授業の空きコマの五反田での過ごし方提案」
「食×○○で話し合う」

大学の昼休みや、週末のオンラインを使って、学生だけで行ったワークショップ実際やると、人が集まらなかったり、想像していたように参加者の話が進まなかったり。でも「それも全部経験。どんどん失敗して、いろいろ学んでください」と言われる。

そして、終わると、すごい達成感みんなで助け合いながら準備をして、当日の想定外の状況も自分たちで乗り越えた経験。「意外とでできるじゃん」という自信自分たちで実践しながら、自分たちで学ぶ授業でした。