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ちぃころ
2018年10月11日 18:56
生きているということは、たくさんの矛盾に出会うことでもある。実体がないのに、人の心や身体を軽くもしたり、または重くのしかかることもある言葉も。2人なのに強くじわじわと首をしめてくる孤独も。でも、矛盾の中には救いとして手をそっと伸ばしてくるものもあるということを、若松英輔さんの『悲しみの秘義』を読んで、知ったのである。*亡くなった人を想うとき、吐くような悲しみと寂しさが、何も