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通訳、翻訳、通訳ガイドの違いって?(2)

第2弾『翻訳』編です
語学を学んでいる人なら、プロでなくても翻訳する機会はありますよね。
アルクの「翻訳事典」には、様々な翻訳の種類や、先輩翻訳者のインタビュー、デビューからお仕事まで。。。
最後の方には、翻訳会社リストが載っていてとても便利なものでした。

しかし、2020年度版で廃刊になってしまったようです。残念。

翻訳業を副業とする方も多いです。
子育て中で在宅ワークできるお仕事としてもいいですよね。

実際、子育てママ翻訳者としてやっていた時期もあります。
幼稚園・学校に行っている間がお仕事の時間。
時には夜なべです。体によくないですね。

社会復帰しても、ちょこちょこそのまま副業としてやってました。
しかし会社で働いた後、家に帰ると主婦業がたっぷり待っているわけです。翻訳に取り掛かれるのは、夜中や週末。
案外、金曜日発注→月曜朝納品 というものが多く、可能なスケジュールの案件を受けていました。
(依頼元も週末の間に仕上がってほしいことが多々あります)

会社を退職し、通訳ガイドを専業したところで、コロナが来たわけですが、細々としていた翻訳業が役に立ちました。

翻訳会社に登録するには、トライアルを受けて「合格」して、晴れて登録となるわけです。せっかくお取引いただける縁をつぶしてはもったいないですよね。

AIや自動翻訳の強敵により、姿を消して終われた翻訳会社さんもあります。
ですので、これから目指す方は数社に登録するのをおすすめします。

登録してもすぐに仕事が来るのか・・・
シャンパンピラミッドを思い描いてください。
登録したての翻訳者はそのピラミッドの一番下の段にいます。
そこまで流れてきたくれたシャンパンがあれば、翻訳できる。
ピラミッドの大きさは、翻訳会社の規模や、言語によって異なると思いますが、どうでしょう?想像できたでしょうか?

翻訳スクールから翻訳者になる道もありますね。
私自身、その道は行ってないのですが、某語学学校の翻訳講座で学びました。

10人いれば10個の訳があり、毎回とても勉強になります。
初級は楽しかったのですが、上級コースでは結構シビアな指摘も。

この文章を訳すのにどれだけ時間がかかったか?
それを時給計算してみたら、いくらになった?

ひどいものです。最低時給に達していません。。。
仕事においては、翻訳は時間かけてできる!ではないのですね。
基本的なことを思い出させてくれた気がします。

翻訳を目指している方の参考になれば幸いです。

通訳につづき、翻訳について書かせてもらいました。
次は、いよいよ(?) 通訳ガイド について。




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