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悲しき苔

石の上にも三年と言いますが、この蛙、三年どころの話ではない。

まさに苔のむすまでなのだ。

この石が、さざれ石と勘違いして、
巌となれない石の上に苔のむすまで居座ってしまったのだ。

何故かって?国歌の中に自分を入れて欲しかったのだろう。

しかし悲しいことに歌には「カエル」という文字は出てこない

それどころか、「か」「え」「る」の文字すら見当たらない。

だから私達は、私達だけは・・・

このカエルの存在を忘れてはならないのかも知れない。


現場からは以上です。

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