見出し画像

五月病の備えは今からする

現代病の一つですね、五月病。
どうしても気が張った4月、自分でも知らない間に疲労をためたり辛い事に蓋をしていて、ゴールデンウィークの心身が緩んだ瞬間に、体調の悪化だったりメンタルブレイクしてしまったりというのは、しょうがないことかもしれません。

私自身、社会人の最初のゴールデンウィーク明けは特にしんどかったです。
友達と遊んだり夜中までバカ騒ぎして、その最中は「俺は今は溜めの時期、こんなに頑張ってるぜ」「職場はクソだけど、まぁ何とかなるっしょ、辛いのはみんな一緒だし」みたいな虚勢を仲間内で張っていました。
ふとあと少しで休みが終わると思った瞬間、目の奥がズキズキ痛み出しました。スマホの画面がまともに見れない。頭が割れるように痛い。でも新人だから休むわけにはいかない。当時付き合っていた彼女に頼んで朝起こしてもらって、バファリン(ロキソニンだったかな?)を身体に流し込んで無理やり出社したことを思い出します。
当時は20代が自分ひとりでそのうえが50歳とかいう年齢構成がいびつな職場でした。なのでOJTも何もなく、職場で教育放棄されており、まともに仕事を教えてもらえない、電話の取り方窓口の挨拶の仕方すら教われなくてビジネスマナーをネットを調べて何とかやっていました。でも実務的な仕事を教わってないから、日中自分ができる仕事が何もなくて、自席でスマホ弄ったりネットサーフィンができるわけでもなく、ただひたすら秒針を噛む眺めながら一日を過ごしていたことを思い出します。隣に目を向けると自分の学校のPTAの会議資料を作っているオッサン、パワハラ説教をしているオッサンとその説教を受けているオッサン、女性のお客さんが来ると窓口にすっ飛んでいくオッサンと環境が終わってました。書いているだけで胃が痛くなってきたのでここで終わりにします。

と、いうことで今年から働き始めたり職場が変わったりでストレス溜まっている人は参考にしてください。

発散できるストレスは今のうちに発散する

自分が気付いていなくてもストレスは溜まっています。ただ、まだ気が張っているうちは身体が動きます。今週末にカラオケオールでもいいですしスポーツでもいいです。身体が動くうちにアクティブな行動でストレスを発散しましょう。

ゴールデンウィークの予定を積み込みすぎない

少しですが給料もらえますね。学生時代より自由がきくので、つい無理なスケジュールを立ててしまいがちですが、全く人と会わないで、家の中でダラダラ過ごして身体を休めるオフの日を必ず作りましょう。

ゴールデンウィーク後の予定を立てる

「目標があるとそこまで頑張れる」性質を逆に利用します。なんか週末にイベントでも入れてもいいですね。ゴールデンウィークを通過点にしてしまいましょう。

意識高いこと言う人から離れる

少しでもきつい時に、仕事の高みの話とか自己実現の積み重ねとかの話はいらないですよね。そういうことばかり言う人とは、この時期には少し距離を置いて、元気が出てからまた交流しましょう。
友達と会う時も「今日は意識高い発言禁止」と決めてひたすら頭の悪い話をしていましょう。それがいいです。

無理して仕事に行かない

どうしても月曜日の朝に動けない、ということもあるかと思います。そんな時は「大変申し訳ございません、2日酔いです」と言って休めばいいです。2日酔いじゃなければ酒を口にくわえろ
その変わり、必ず家の外には1回出て、会社に行く練習をしましょう。それができないならメンタルがやばいということなので、その事実を認めて助けを病院なり知人なりに求めてください。

自分に対して失望したり罪悪感を感じても気にしないよ

思うように身体が動かなくてダラダラと過ごすことに罪悪感が生じるのは仕方のないことです。時間を浪費したり、他の人と比較してできてないと感じたりするからです。親や友人に支えてもらった助けを無駄にしているんじゃないかとか、そう思うかもしれません。
だからと言って、罪悪感が原動力になった行動は長続きしないと思います。別のところでひずみが生じるだけです。
「『休むと罪悪感を覚えるので仕事に行かないと』と思うくらいなら、行かなくていい」と私は考えています。トータルで見ればそっちの方がいいです。ゆっくり休みましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?