料理へのハードルが下がる|夫の育休
ワンオペの頃、料理がものすごく苦痛でした。
料理って、それ自体がマルチタスクです。
メニューを決めて、なにから作るか考えて、お湯を沸かしながら野菜を切って、煮物の火加減をみながら炒め物をする。何か足りないものがあれば、代わりになるものを考える。
けっこう頭の中はフル回転なのに、幼い子どもがいるとその対応もしなければなりません。
子どもが機嫌良く一人遊びをしてくれるなんてことは滅多になくて、(ほんとうはダメだよな)なんて思いながらTVに頼る。
それでも「お茶飲みたい!」「あとどれくらい?」「お茶こぼした!」「ぶつけた!」「ぎゃーん!」と何度も料理の手を止めなければならない。
「毎日ちがうものを作りたい(作らねば)」
「栄養のあるものを」
「色彩豊かに」
「できるだけ無添加で」
「子どもも食べられるもの、かつ大人も満足できるもの」
料理に対してものすごくハードルを上げていました。
自分でつくったハードルのせいで料理がイヤになるのも、料理をしながらイライラするのももったいないです。
私の場合は、夫が料理をする様子をみて、「毎日違うものを作らねば」という思い込みをなくすことができました。
今では煮物は基本2日連続同じものを食べることにしています。
味もしみておいしくなります。さらに、余った煮汁も次の料理に活用します。
夫の育休で余裕ができたおかげで、自分にあった「時短」を模索することができたと思っています。
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