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【子どものそだち】声かけは半分に、声量も半分に
子どもにとって、日常のすべてが学びです。
もっと言えば、きっと大人が想像できる範囲を遥かに超えて、大きな学びを毎日しています。
大人が無意識にできてしまうようなことでも、子どもにとっては一つひとつが学び。
自分がどう動いたら、世界がどう反応するのか、あらゆる場面で試しているのです。
大人は当たり前すぎて見逃してしまうようなことでも、子どもにとっては、あちらこちらから様々な刺激を受け、処理して、吸収し、学んでいるのです。
(ここでいう刺激とは:五感で感じるあらゆるもの)
なんだか漠然とした言い回しになりましたが。
というのも、子ども自身が「ぼくたち今いろんな刺激から学んでるんで」と、そうそう言ってくれるわけではありません。
だから、大人がどれだけその子どもの姿に寄り添えるか、どのくらい子どもの世界を想像できるか、そこで大きな差が生まれます。
例えば、大人が5分でできることを、あっちが気になり、こっちが気になり、行ったり戻ったり、無駄なことをしたり…結局30分もかかったとします。
そんな姿に対して、『早くしてー』ではなく、『ああやって寄り道しながらこの子は今何を感じているんだろう』と、捉えられるといいと思います。
そして、『早くしてー』の声をかけてしまう量を、まずは2分の1にしてみてください。
2分の1でOKです。0は現実的に難しいですから。
そして、声のボリュームも、2分の1で大丈夫です。大概、それくらいで十分聞こえているはずです。
そうして声かけを減らした分、子どもの姿を静かに観察する時間に変えてみると、何に興味を持っているのか、何をしようとしていたのか、そんなことが見えてくると思います。
そこで、「これはダメ」という不適切な行動があった場合には、そのことについて端的に注意し、正しい振る舞いを、伝えてあげればいいのです。
育児のヒントになりましたら幸いです。
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