生活単元学習実践記録『よもぎ団子を作ろう』①
私は現在、小学校で知的障害学級(知障学級)の担任をしています。
初めての知障学級の担任として、今年は試行錯誤の日々を過ごしています。
あまりにも、どんな風に学習を進めたらいいかわからず、同じ学校の特別支援のベテランの先生に
「知障学級って何を指導したらいいんでしょうか…??」
と聞いたところ、返ってきた答えが
「生活単元学習だよ!」
という言葉でした。
これを聞いた時の私の心の声は…
『生活単元学習ってそもそも何ですか😕?』
でした🤣🤣
文科省によると、生活単元学習とは
ということだそうです。
知的障害の特性を踏まえて、実生活に近い場面で学習を展開していきましょう!
ということですね。
先週、私もこの生活単元学習を実践してみたので、その記録を残しておきたいと思い、noteを書いています。
単元の流れ
①よもぎ団子を作ろう!(導入)
まず、子ども達には私が作ったよもぎ団子を実際に試食してもらいました。
子どもにとって、経験したことのないことをやろうと思うのはハードルが高いと思ったからです。実際によもぎ団子を食べてみて、「美味しい❣️」と感じてもらうことがこの単元のスタートでした。
②よもぎを取りに行こう!
学校で借りている畑が近所にあるのですが、ここの土手がよもぎを取るのには最適の場所でした😄
距離も遠すぎず、安全で、農薬等がかかっている心配のないところで、ベストな場所でした。
③よもぎ団子を作ろう!
調理室を借りてよもぎ団子をいよいよ作りました。実はここではゲストティーチャーをお呼びして、地域の方に教えていただきながら作ることができたのです。どうして、それができたのか、次回、詳しく書きたいと思います。
④よもぎ団子を販売しよう!
今回、作ったよもぎ団子は、同じ学校の先生方に販売をしました。この売り上げ金でもやりたいことがあり、子ども達と一緒に今はワクワク計画中です😄
よもぎは季節のものなので、②までは4月中にやってしまいました。その後5月は運動会の練習が始まり、なかなかまとまった時間が取れず、よもぎ団子作りは今月になりました。
よもぎは取った時点で茹でて、冷凍しておいたものを使いました。
次回のnoteではゲストティーチャーを呼ぶことになった経緯や、実際のよもぎ団子作りについて詳しく書いていきたいと思います。