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言葉で描く

夜更に一人 想いやる
淡く消えゆく 遠き恋
祈りにも似て 繰り返す

邂逅が脳を焼き 感性は澄み渡る
しばし言葉は 失われ
そして言葉が 溢れ出す

写真の中で 輝くは 
撮り手の情熱 ただの偶然
時を経てなお 美しいまま

記憶の中で 生きるのは
心を焦がし 想うから
時を経てより あでやかとなる

思いが褪せて 癒やしとなるは
心がそっと 想うから
色を失い 寄り添い、生きる


表題絵は諏訪敦HPより
Untitled (sleepers) 2009 / 500 x 727 mm / Mixedmedia on panel
http://atsushisuwa.com/gallery/g-index.html

諏訪敦先生の個展で感じた想いを元に作成しました。写実と芸術の関係性を詩作に落とし込んでます。


諏訪敦先生による魂の力作「眼窩裏の火事展」。
きっとあなたも荘厳なる迫力に圧倒されます。
2月26日(日)まで東京都府中市美術館で開催中です。

諏訪敦先生の概略はwikiで↑

きっと僕たちの未熟な感性は、こうした邂逅の中で研ぎ澄ます機会を頂くのが良いのだと、そう実感しました。当代一流の方との出会いに感謝、ですね。


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