出産体験記③〜おっぱい合宿スタート〜
出産から2時間が経ち、車椅子で病室へ戻り、家族友達に報告が終わったら一気に疲れが出てきました。
トイレに行けないので管を通していて寝転がったまま。そして、前日から何も食べていないのでとてもお腹が空いていました。
ご飯を食べて、そのあと管を抜いて、自分でトイレも行けるようになりました。
よし、寝ようとゆっくりしていたら、だんだん気持ち悪くなってきました。
ナースコールで助産師さんを呼んで、熱を測ったら39度もありました。一旦、解熱剤を貰ってその夜は寝ましたが、お産の衝撃で身体がびっくりしたんだろうなと思いました。そりゃびっくりするよね。翌日には平熱に戻りました。
私の病院は、母子同室だったので翌日から早速赤ちゃんのお世話が始まりました。
オムツの替え方、沐浴の仕方、授乳の仕方。
入院中は、おしっこ、うんち、授乳は母乳かミルクかを全て記入していきます。
母乳での授乳
さて、おっぱい合宿のスタートです。
娘は出生体重が2600gだったのでお口が小さかったので、中々乳首を咥えることが出来ませんでした。
母乳自体もあまり出なくて、産後3日でようやくにじんできた感じでした。
産んだらすぐいっぱい出るものだと思っていたので、想像と現実にギャップがあり、またホルモンの関係で、悲しくなることも多かったです。
毎日おっぱいを咥えさせるんだけど、うまく吸えないし、私もうまくあげることが出来なくて、お互いにストレスのある授乳でした。
ミルクより母乳
母乳をあげないとかわいそう
というどこからか来るプレッシャーがありました。
ぱくっと咥えて何回かは吸えるようになるものの、飲んでると言う感じではなかったです。
そこで、乳頭保護器を使って練習をしました。
保護器を使うと、そのままよりは咥えやすくなって咥えて吸ってくれました。でもやはり、保護器が嫌になって咥えない時があるんですよね。
しかも、保護器を使い始めて何回目かで乳首から流血しました、、
この時は痛くなかったんですが、ここから乳首の負傷との長い付き合いになります。
ミルクでの授乳
ミルクの量は1日ごとに10gずつ増やして飲ませます。
でも退院してからはどのくらい増やせばいいのか分からず、助産師さんに教えてもらいました。
80gまでは1日毎に増やして、一旦1週間そのまま。
1週間後に10g増やしてその後様子見で増やしていく。
産んだら母乳が出るもんだと思っていたので、哺乳瓶を一本しか買ってなかったのですが、この調子で3時間毎にミルクをあげるには一本では大変なので急遽買い足しました。
ミルクも買ってなかったので、病院で飲んでいたほほえみを買いました。
入院中は身体が回復してないにも関わらず、休みなしで赤ちゃんのお世話が待ってます。
また、ホルモンバランスの関係で普段よりめちゃくちゃナーバスで涙脆い。
『私は大丈夫』と思っていた私でも、凹むことが多くベッドで泣いていました。
今思えば、全然大したことないんですけどね笑
だから、ダメな自分と思わないで、出来ないことが普通です。
産後のお母さん、出来る限り、心も身体もゆったりと過ごしましょう☆