運動会の表現の指導はスモールステップで 学級デザイン#8

本日も学級経営について書いていきます。

連休最終日を迎え、明日から学校生活が再開します。

再開する上で、重視したいのが、4月に確認したことをもう一度丁寧に確認することです。

一週間空いてしまうと、身に付けたことも結構抜けてしまうと言われています。

朝の片付け、全校朝会があるので移動の仕方、話のきき方をもう一度確認したいと思います。

また、運動会の練習が始まります。

普段とは違う時間割りになり、移動のための時間が入ってきたりしますので、その意識もさせたいところです。

繰り返しになりますが、丁寧に指導することが重要です。

休み明け、一気に100%で行こうとすると、教師もきついですが、子どももついてくるのにアップアップになってしまいます。

徐々に、丁寧に、スピードアップしていこうと思います。


運動会の練習が始まるということで、表現の指導について書きたいと思います。

コロナ禍で運動会が縮小傾向になったあとも、表現は運動会の花形種目として残っているところが多いのではないでしょうか。

表現は、学習指導要領にも次のように例示されています。


文部科学省(2017)小学校学習指導要領 解説 体育編 P179

一口に表現と言っても、「○○な感じ」などの動きを表す表現系と、曲に合わせて体を動かすリズム系、民謡も含めたフォークダンスがあります。

私の学校では傾向として、低学年はリズム系、中学年は民謡、高学年が集団での表現をすることになっています。

年間指導計画に則って運動会の表現の指導をするのであれば、時間数が限られていますので、その中で子どもたちに必要な技能が身に付くように、スモールステップでの指導が必要となります。

10時間であれば、1時間ごとにしっかりとめあてをたてて、徐々に完成に近づけていくということです。

こうした綿密な指導計画がないと、なんかそろってないから練習を増やそう、といった行き当たりばったりの指導になってしまいます。

学年でよく相談をして、無理のない指導計画を立てていきたいと思います。


これから運動会の練習に入る学校もあると思います。

子どもたちも先生方も、無理が無いように指導をしていければと思います。


お読みいただきありがとうございました。

ご参考になれば幸いです。

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