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社会をつくる力を育てる授業づくり66 選挙プロジェクト〈1〉

第1単元は、様々な内容が含まれているということは、以前の記事に書きました。

前回の記事では、憲法についてのプロジェクトで書きましたが、別のやり方も書いてみたいと考えています。

今回のプロジェクトは、選挙プロジェクトです。

選挙の投票率の低下は、最近の選挙ではずっと言われ続けています。

こちらの総務省のウェブサイトに掲載されている資料を見ても顕著で、毎回の増減はあるものの、長期的に見ると現状傾向にあります。

国政選挙だけに限らず、最近行われている統一地方選挙においても、その傾向は似たようなものがあります。

このような傾向を提示した上で、投票率が低下すると、どのようなことが問題なのかを話し合います。

一つの理由として、世代によって投票率が違うことです。

先ほどと同じ総務省のデータですが、他の世代と比べて、若い世代の投票率の低さを指摘しています。

投票を行わなければ、自分たちの考えである,民意が正しく政治に反映されない、ということが起こりかねません。

若年層の投票率が低いという問題点を解決するために、どのような解決策を取っていくのが良いのかを考えるプロジェクトを考えてみます。

選挙権年齢が18歳に引き下げられ、高校などでも模擬選挙など、選挙についての関心を高める取り組みがされています。

こうした取り組みを、小学校段階から積極的に取り入れて行って、関心をその場で終わらせず保ち続けていくようにできればと考えています。

選挙についてのプロジェクト、このような形で進めてみるのはいかがでしょうか。

ご参考になれば幸いです。

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