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なぜ感動しなかった場所を留学先に選んだのか?

こんにちは。社会人になってから英語とドイツ語を習得、現在ベルリン在住のちかよりみちです。

本記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

筆者は、20代後半で会社を辞め、カナダへ留学しました。

今回は、留学先をどのように選んだかをまとめましたので、ご覧ください。


百聞は一見にしかず

社会人になってから海外に興味を持ち始め、仕事をしながら英語圏の留学先を見つけるべく、毎日インターネットや図書館で情報収集をしていました。

しかし、行ったこともない場所の情報を集めたとしても、具体的には想像できませんでした。

もう、見に行ってみるしかない。

思い立ったら即行動。

そこから一気に方向転換。

留学の下見旅行を計画しました。

ひとり旅大計画

留学先の候補として、比較的訛りが少ないと言われていたカナダ。

その中でもカナダ最大の街トロントに興味を抱いていたので、トロントへ行く方法を探しました。

航空券の予約も海外ホテルの予約も初めてだったので、緊張しながらも何とか予約。

現地に着いてからは、ガイドブック等で気になった先をひたすら回ることにしました。

旅行の準備段階で既に緊張し始めていました。

それまで海外に行ったことがなかったので怖かったのですが、たった数日の旅行をひとりで乗り切れなければ、留学は到底無理な話なので、自分自身の見極めでもありました。

トロント到着

トロントに着いて、CNタワーや中心街のショッピングモール等、街中を見て回りました。

コーヒーを買うにも、道を尋ねるにも英語。通貨も異なり緊張の連続でした。

毎晩ホテルに戻っては、部屋の入口の鏡の前で、今日も無事帰って来れたね。いろいろ頑張った。すごいよ!と小さな成功体験の積み重ねを自分で褒めると同時に、嬉しくてニヤニヤしていたのを覚えています。

数日後、勇気を出して、現地でナイアガラの滝へ行くツアーを申し込み参加しました。

当時の英語力は、片言なら会話ができるものの自信はなく、どちらかというと文法や筆記の方が得意だったので、分からない時は筆談していた記憶があります。

そんな状況でしたが、1つだけ確信できたことがありました。

ここなら大丈夫。住んでいける

留学先に選んだ理由

何故そう思えたかと言うと…

別世界へ行ったような感動がなかったからです。

どういうことかと言うと

日本で過ごしているような感覚で過ごせたからです。

もちろん、言語や多文化な人々が居る点は違いますが、経済的な水準が違い過ぎることもなければ、電車やバスに乗り、買い物や観光へ行ったりと、一人で外出して無事に戻って来れました。

これなら、勉強以外のことで想像を絶するような変化はないだろうと留学生活を想像できたのです。

多文化都市を選んだ理由

もう1つの理由としては、食事の種類が豊富であったことも挙げられます。

日本食は食べなくても問題はないタイプではありますが、1年中ハンバーガーやパン食では辛い。

韓国料理や中華をはじめ、白いご飯を食べられる場所があったのは安心材料にもなりました。

ただいま

そうして初の海外ひとり旅を終えて帰国。

実際に現地を見て回ったので不安も減り、着々と準備をして留学。

ただいまトロント。戻って来たよ。

そうして留学が始まりました。

まとめ

留学先を選ぶにあたり、目の前にある景色に心奪われて…等、いろいろと心踊る理由もあるとは思います。

ただ、言語や環境が全て変わることは、想像以上にストレスです。

それならば、住み慣れた今の場所に近い感覚で過ごせる場所を選ぶことで、環境に適応するためのストレスを少しでも減らしてみては、いかがでしょうか。

今日も語学と楽しく向き合えますように。

それではまた。

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