見出し画像

20代後半女子が社会人留学をして面食らった質問

こんにちは!社会人留学をして英語を習得、人生が180度変わったちかよりみちです。

今回は、20代後半で会社を辞めてカナダ留学をした時のエピソードをご紹介します。


語学学校の年齢層


カナダのトロントへ留学し、語学学校へ通い出した当時。

一般英語の語学学校では、南米出身が多く、男女の比率は半分ずつくらいでした。

基本的に、女性に年齢を尋ねることは失礼にあたるので、聞かれることはありませんでしたが、時々、年齢が話題になることがありました。

驚いたことに、ほとんどが10代。

20代、しかも20代後半はごく少数でした。

クラスメイトの年齢が低いことは何となく察していましたが、自分が皆よりかなり年齢が上であることに、少なからずショックを受けていました。

すると、そこに追い打ちをかける質問が…。

何を聞かれたのか想像できますか?

20代後半女子が聞かれたこと


質問1: 仕事があるのになぜ辞めたのか?

質問2: なぜ結婚していないのか?

質問3: なぜ恋人がいないのか?

…日本でも散々聞かれた質問が留学先のカナダでも繰り返されるとは。

矢のように刺さる質問の数々は、年下の子たちからの純粋な質問で悪意はないのですが、苦笑いするしかありませんでした。

ただ、その質問の後のやり取りから、日本とはまた違う様子もうかがえました。

質問1の背景


語学学校に通う留学生の多くは、英語を習得して、より良い条件の仕事が得られる機会を増やしたいと考えている人がほとんどでした。

それ故に、既に仕事があったのに、辞めるなんて!と、考えている人がほとんどでした。

出身国での失業率が高いための発言でした。

日本人は、仕事はあるけど、長期の休みを取るには辞めるしかないんだね。

ベネズエラ出身の友人は、日本人の一度決めたら、仕事を辞めてでもやりたいことをやる!という潔さが好きだと話していました。

確かに日本から来ていた社会人留学生は、退職してから来ている人がほとんどでした。

留学先の語学学校で、新卒で働いていた会社の元同期に鉢合わせした時は、大笑いしたのを覚えています。

質問2の背景


留学前、高校や大学の同級生が次々に結婚していったので、いわゆる結婚ラッシュ真っ只中だということは感じていました。

しかし、こればかりは縁であり、焦っても仕方がないので、運命に任せるかなと考えていました。

しかし…

普通は結婚しているはずの年齢なのに、この人は何をしているのか?

何か結婚できない理由があって、日本から来たのではないか?

と、怪訝な面持ちで尋ねられたのです。

彼ら曰く、自分たちの国では日本よりも結婚適齢期が早いとのことでした。

質問3の背景


結婚していないにしても、恋人くらいはいるでしょう?

もう、聞き方からして、いいえとは言えない雰囲気でした。

尋問されている気分。

反対に年がら年中、途切れなしに彼氏彼女はいるのか?と返したら、笑っていました。

まとめ


日本で結婚適齢期だと、留学先でもこの辺りの質問は飛び交います。

また、出身国の事情から、日本以上に驚かれたり、怪しまれたりとさまざまな反応が見受けられました。

ただ、悪意は無く、単純に知りたかっただけのようで、ひと通り質問をした後は納得していました。

その後、ホームパーティーやイベントがあるたびに皆がいつも声を掛けてくれました。

多分、心配されていたんですね。

とにかく、そのおかげでいろんな人と知り合う機会が圧倒的に増えたので、クラスメイトには感謝しています。

純粋な質問には腹を立てず、サラッと返す。

上手にやり取りをすれば、新たな人々との出会いに繋がることもあるものだと学びました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

それではまた。

いいなと思ったら応援しよう!

ちかよりみち@語学と楽しく向き合う
まだまだ修行の身ですが、応援いただけるとありがたいです!いただいたチップは活動費に使わせていただきます!

この記事が参加している募集