ドイツパンを食べて全治1カ月になった話
こんにちは。社会人になってから英語とドイツ語を習得、現在ベルリン在住のちかよりみちです。
本記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
さて、パンで有名なドイツですが、こんな出来事がありました!
早速ご紹介します。
ある日の夕方
幼稚園へ子どもを迎えに行き、帰りにパン屋へ寄り、丸い全粒粉のパンを買いました。
ドイツには、日本でよく見かけるふわふわの食パンはなく、お食事パンと呼ばれる堅いパンが主流です。
小さな子どもから大人まで、食事やおやつによく食べています。
この日は買ったパンを持ち帰り、家でおやつ代わりに子どもにあげました。
すると…
まさか…
ママ…
子どもがパンを食べながら困惑した表情をしていました。
何とパンに血が…
え!?
もしや何かが混入してたのかも…
あまりに急なことで焦りました。
パンを細かく細かくしても、混入物と思われるものは何も見当たらなかったのです。
もう一度、目を凝らして子どもの口の中を見ると…
何とパンのカケラが刺さっていたのです!
とりあえず、応急処置をし、歯医者へ予約をすべく、携帯を手に取りました。
嗚呼、ベルリン
病院の予約が取れないことで有名なベルリン。かかりつけの歯医者で予約をしようにも、空きは早くて2週間後。
念のためにもう1件、診察を受けたことのある歯医者で空きがないか確認すると、何とか3日後に予約が取れ、ひと安心。
診察で言われた驚きのひと言
首を長くして待っていた診察日。
どうしましたか?と聞かれ、状況を説明すると…
あぁ、パンが刺さったのね。
と、驚く様子もなく、あるあるという感じの対応でした。
パンを食べて出血するなんて、どれだけ堅いの?
と驚いたものの、そのまま子どもを膝の上に乗せ、治療を受けました。
しぶといパン
歯医者へ通うこと4週間。
治りかけてはまた別のパンのカケラが刺さり…を繰り返し、ようやく治りました…長かった。
まとめ
ドイツでパンを食べる際には、くれぐれもご注意ください。
ちなみにドイツ在住の日本人のパン職人さんから聞いた話だと、食パンを作ると日本人が次から次に来て、あっという間に売り切れてしまうとのこと。
ちょっと分かるような気がした出来事でした。
それではまた。