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20代後半女子が社会人留学先のインターンシップでいきなり大金を渡された話〜怖かった…編

こんにちは!ベルリン在住のちかよりみちです。

このアカウントでは、社会人になってから英語とドイツ語を習得した筆者が、これまでの経験をもとに、学習法や語学と前向きに向き合うコツを発信しています。
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今回のテーマは、社会人の方が語学留学をするにあたり、気になるインターンシップの体験談です。

インターンシップを始めて数日で起こった出来事で、あまりにビックリしたので、それをそのままタイトルにしましたが、犯罪などに巻き込まれた訳ではないので、ご安心ください。

それでは始めます!


インターンシップを始める


人生初の海外生活。留学前に現地の下見をし、これなら住めそうだと決めたカナダのトロント。

当時、語学学校の数は、日本で見るコンビニの数くらいありました。

もう数があり過ぎて、どこが良いか分からない。

でも、留学する時にインターンシップは絶対にしたいと決めていたので、現地で見学したり、他の語学学校に通う友達に聞き回って、ようやくビジネス英語を扱いインターンシップを紹介してくれる学校を発見。

とにかくカナダ滞在中に、可能な限りの仕事経験を積みたかったので、大小2種類の規模の会社でアシスタント業務を掛け持ちで働きました。

もう、毎日冷や汗。

個人経営者の秘書業務


カナダ人でフルタイムで働く女性が画廊を経営しており、その方の秘書業務がインターンシップ契約の業務内容でした。

芸術の世界からは遠い生活を送っていたのですが、秘書経験や関連する資格は持っていたので、業務については特に不安はありませんでした。

が…1つだけ避けたかったのは、売上などの現金を扱う業務

相手からしてみれば、語学学校から送られてきた留学生なので、信用できる要素はありました。

しかし、もし何かあった時に、語学留学生である以上、立場的に疑われる可能性があったからです。

お互いに嫌な思いをしたく無いから、現金業務はお断りしたのですが、依頼された業務上、希望通りにはいきませんでした。

想定以上の責任


開始早々にして驚いたのが、画廊の鍵を初日に渡されたこと。

経営者は起業してまもなく、画廊の仕事で食べていけるようになるまでは、フルタイムの仕事を続けることを計画しており、町に人が出入りし始める夕方から画廊を開けたいけれど、自分は仕事で開けられないからという理由で鍵を渡されたのてます。

よく言えば信頼されていると前向きになれますが、正直、随分と丸投げな様子に不安でした。

この先は大丈夫だろうか…。

ちょっと待った!


そんなこんなで始まったインターンシップ。

確か翌日か翌々日だったと思います。

カジュアルな格好をしているけれど、雰囲気だけで裕福な方と分かる、太陽のタトゥーが入った女性がふらっと画廊に来ました。

これ、預かっておいて。

オーナーが来たら渡してね。

いきなり100ドル札をまとめて渡されました。

…とっ…とりあえず領収書を!

咄嗟に辺りを探しましたが、インターンシップ開始数日で英語の領収書をサッと書き、渡す業務がスムーズにできる訳もなく…パニック!

あっ、大丈夫よ。オーナーに渡してくれれば。

そう言うと、あっという間に立ち去って行きました。

マズい…名前を聞いてなかった。

記憶にあるのは、その女性の髪の長さなどの外見と太陽のタトゥーのみでした。

大金を預かった驚きと責任。
さらに上司に何と説明すれば良いのか。

考えるだけで心拍数が上がり、緊張は高まる一方でした。

大金の行方


その後、オーナーが仕事から帰ってきて、画廊へ姿を見せました。

さっき常連さんからお金を持って行って預けたって電話があったのよ〜とひと言。

速攻で預かったお金を渡しました。

ありがとう!とオーナー。

まさかの事実判明


衝撃的な始まり方をした画廊でのインターンシップでしたが、その後、面倒見が良く、親切なオーナーのおかげでたくさんの経験と学びを得ました。

しかし…最後にオーナーが開いてくれた送別の食事会でまさかの事実が判明したのです。

あの常連さん大金支払い事件は、先々にいろいろとお願いできるかのテストだったのよ。

以前、語学学校にお願いして来てもらった留学生が問題を起こしたから、今度は大丈夫かなって思って。はははっ。

…要は試されていたのです。

その他にも、ご年配の男性がよく絵を見に来ていたのですが、実は偵察に来ていたとか。

その方は毎回絵の説明をしてくれたり、雑談をしていたのですが、絵は買わないので不思議に思い、警戒していました。

インターンシップの中盤くらいから、オーナーのご友人であることを知りました。

半分偵察、半分はいつも仕事を任せっきりで1人にさせる時間が長いから申し訳なくて。

インターンシップを通じて良かったと思ってもらえるよう、英会話の練習にとその方を送り込んで?くださっていたとのことでした。

まとめ


語学学校から紹介されるインターンシップ。

期間中はいろんな意味で試されています。

気を抜かずに、楽しんでくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

今日も語学と楽しく向き合えますように。

それではまた!


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ちかよりみち@語学と楽しく向き合う
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