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自分のペースを変えない、変えられない。・・・それで全て良ければ、それで良い。

 マイペースな人は、決して、自分のペースを変えることはない。それで全てが上手く回るのならば、それで良い。マイペースではなくとも、今の自分に十分満足、納得が行くのであれば、何も問題はない。

 ただ仕事上、マイペースだからと言って、実績を伴わぬのであれば、従来のペースやスタンス、取り組み方が支障の原因。よって、ペースやスタンス、取り組み方を変える必要がある。鈍足ならば俊足に、一歩足を踏み出せねば自分の尻を叩け。

 長期に亘り、実績が出ない原因が分かっていても、ペースを変えない、変えられない人がいる。目の前に広がる景色は不毛の地。1年経っても、2年経っても、下らぬ言い訳でペースやスタンスを変えぬ理由づけにしている。

 懸命な人とは言い難い。だらしなく、日々変化も日々進化も見られない。筆者が思うに、何故、思い切り良く「遣ってみせるぞ!」という気持ちになれないのか。全くもって理解に苦しむ。

 厳しいことを申し上げれば、グダグダと言い訳をする暇があれば、「無言、必死に動け!」、である。下らぬ言い訳は、慣れてくると何度も同じ言葉を繰り返し、安堵する。それが『現実逃避』の決まり文句となっているだけで、無意味なことである。

 今更、社会人となってうんぬんかんぬん言っても、遅い。自己評価している暇は無い。繭の中で固まっていては何も解消することはない。このような場合、最強なのは、己の不甲斐なさに気づき、形振り構わず突進する人である。

 困り果てた人が、次のように呟く。

 「これまでの人脈の無さ、行動範囲、視野の狭さを恥じるばかりです。」と。原因が分かっているのであれば、即刻、改善すれば良い。簡単なことである。『人脈』は、身近な人から再スタート。『行動範囲』は、日頃より足を遠くへ運べば良いが、ネット時代に距離なんぞ、関係はない。『視野狭窄』は、もっと広く深く学べば良い。ただ、それだけのことである。

 恥じるばかりで、それを一気に取っ払う気持ちがなければ、最後の最後まで、恥を引きずることになる。原因が分かっていて、その日から改善に取り組まぬは、『怠惰』を隠す言い訳に過ぎない。それこそ、恥ずべきものである。

前川水源(菊池市)の水車

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西田親生@D&L
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