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レトルトカレー考・・・5種

 久しぶりにボンカレー ネオを食した。夜食でカレーとなれば、ほとんどレトルトになってしまう。日頃の夜食で重宝しているレトルトカレーだが、今まで食したものの中から、ランダムに5種を選び評価をしてみたい。

 勿論、評価については、人それぞれに味覚も異なるので、あくまでも筆者の個人的な評価としてご参考程度に願えればと。

 尚、評価基準は、筆者の「味覚」をベースに、1)質と量、2)風味、3)独自性、4)ルウの食感と喉越し、5)レストランカレーとの比較としている。

<ボンカレー ネオ(中辛)>
 野菜が沢山入っているのは、ボンカレー ネオ(中辛)。味は日本人向けにカスタマイズされた、日本らしい味付けで、美味である。難を言えば、甘みのあるルウが単調で、もっと深みが欲しい。総合評価は3.5/5としている。

ボンカレー ネオ(中辛)

<ThaiCuury グリーンカレー(タイ直輸入)>
 タイカレーは、緑唐辛子とハーブの組み合わせが絶妙で、最初のひと匙は甘く感じるが、ふた匙めから一気に口の中や胃袋が燃え上がる。エスニックなルウが堪らず、ご飯は香り米などと食すと、よりエスニックさが強まるだろうと。総合評価は3.5/5としている。

ThaiCuury グリーンカレー(タイ直輸入)

<カリーアヤム(中華系マレーシア)>
 カリーアヤムという、中華系マレーシア風カレー。思いの外、具は多い。やや油が気になるが、独特なアジアンテイストであり、完成度は高い。しかし、ファーストインプレッションが弱かったので、少々癖があっても宜しかろうと。総合評価は3.5/5程度としている。

カリーアヤム(中華系マレーシア)

<坂井宏行ムッシュの洋食シリーズスパイシービーフカレー>
これは、欧風カレーとして非常にレベルが高い。流石に料理の鉄人である坂井宏行氏の監修によるカレーである。質量のバランスが良くとれたレトルトとしてお気に入りとなっている。総合評価は4/5としている。

坂井宏行
ムッシュの養殖シリーズ
スパイシービーフカレー

<海軍カレー>
 以前、海軍カレーのレトルト情報を得て、直ぐに通販で取り寄せたことがあった。色んな種類がありそうだが、このレトルトは野菜はルウに溶け込んでいるものの、具が少ないところが物足りない。総合評価としては3/5としている。

海軍カレーにチョリソーをトッピング

 以上が5種のレトルトカレーの評価となる。

 スーパーやコンビニのショーケースに並んでいるのは、極々僅かな種類のレトルト。生きている間に全てのレトルトカレーを食すのは難しいが、トライしてみたいものの一つである。

 物の本によると、カレーを食す頻度ランキングは、1位バングラディッシュ、2位パキスタン、3位インドであり、日本は10位と検討しており、カレーはソウルフードとなっている。

 蛇足ながら、数年前のアメリカの学者の論文にて、カレー(特にターメリック)を食べるインドと余り食べたない米国の認知症発症率について述べられていたが、インドの人たちの発症率が少なかったことが印象的であった。

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西田親生@D&L
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