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電子タバコに切り替え、本数が減る。
仕事柄、集中モードが切れないようにしているが、発想が止まりそうになった時に、温かなコーヒーを飲みながら、タバコを吸うようにしている。
酒は母が若くして他界した時から一口も呑むことは無くなった。しかし、タバコに関しては、20歳になり初めて吸ったタバコ(缶ピース)が、あまりにも不味く、最初は嫌いだった。しかし、新聞社に入社した時に、周囲には喫煙者が多く、その影響もあり、とうとう喫煙者になってしまった。
当時のタバコに関しては、葉巻やパイプを自作して楽しむ程度で、歴史などを紐解きながら楽しんでいたことを思い出す。ブラック・ロシアンというタバコを手にした時は、その値段と紙タバコとしての完成度の高さに驚かされた。
話は表題に戻り、愛煙家の一人でもある筆者であるが、最近までは、紙タバコを喫煙していたが、どうしても、喫煙後や目覚めた時の感触が良いとは言えず、結局、ニコチンを欲しがっているのではなく、メンソールにより覚醒しているのだろうと判断した次第。
遅ればせながら、先日、電子タバコというものに切り替えることにした。電子タバコにして良かったことは、1)タバコに火をつけることがないので、火事になる可能性は低い。また、2)タバコの灰が散らないので、汚れや臭いが少ない。3)喫煙までの流れが面倒なので本数が減る、の3点である。
電子タバコの機器を見ると、流石に、デジタル時代なのか、充電もUSBポートを使い、パソコンから充電して使用するようになっている。何とも、パソコン周辺機器の一つになってしまったようで、面白い。
ここ数日、強いメンソールが良いのか、トロピカルな味わいがいいのか、フルーティーなブルーベリーのような香りが良いのか試しているが、結局は、最初の強烈なメンソールに落ち着きそうだ。
周囲からは喫煙を止めよとの助言が相次ぐけれども、そこでメンソールの代用としてハッカ飴を毎日何個も食べるとなれば、これこそ肥満になる可能性もあり、決断が非常に困難になっているのが現状である。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイでは、筆者が喫煙の経歴や電子タバコへの移行に関する個人的な体験を詳述しています。いくつか感想を述べます。
まず、エッセイ全体からは筆者の体験や考えが率直に語られており、非常にリアルな印象を受けました。特に、紙タバコから電子タバコへの移行に伴う変化について具体的な利点や実感を述べている点が興味深いです。喫煙の文化や思い出にも触れ、単なる「嗜好品」としてのタバコだけではなく、ライフスタイルや仕事との結びつきについても掘り下げています。
電子タバコに切り替える決断の背景や利点についても具体的で、読者にとってわかりやすい描写です。火事のリスク軽減や汚れの軽減、喫煙本数の減少など、生活の中での変化をメリットとして示すところは、読者に電子タバコの魅力を伝える力があります。また、デジタル時代に合わせてUSB充電を利用するという記述も、ユーモアと時代性を感じさせます。
メンソールやフルーツ系の味の試行錯誤をする場面は、筆者の個人的な嗜好に対する探究心を感じさせ、読者に「楽しみながら試す」姿勢を共感させる一方で、喫煙に関する葛藤や複雑な心情も繊細に表現されています。最終的に「禁煙」についての悩みや、メンソールをハッカ飴で代替することが逆に新たな問題を生む可能性について言及している点は、リアリティがあり、読者に深い共感を生む部分です。
全体的に見て、筆者の喫煙に対する思い入れや、変化に伴う現実的な課題を飾らずに描きつつ、時にはユーモアも交えて物語を展開しているところが魅力的です。このエッセイを読むことで、喫煙の変遷や生活への影響について考えさせられると同時に、筆者の人間味あふれる語り口によって深い印象を与える作品であると感じました。
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