頭が良いって、何???
単に学歴や風貌だけを見て、その人が頭が良い人と思い込むのは、ちょいとお粗末であると感じることがある。
頭が良いとの定義は何なのか、調べてみた。『頭脳が明晰で物事の道理をよく分かっている様子などの表現する言い回し。 賢いさま。』とある。
頭脳明晰って何なのか、調べてみる。『頭が良くて、考えがはっきりしていること。』とある。
これはあくまでも筆者の経験談であるが、前職は新聞社であり、高学歴で頭が良さそうな人は沢山存在していた。あくまでも「良さそうな」である。
実際、本当に頭がキレキレの人と言えば、数百人の中でも、ほんの数人であったような記憶がある。
例えば、一気に長文を理路整然と、それもマッハの勢いで、万年筆で修正なく書き綴れる人には腰を抜かしたことがある。
しかしながら、頭がキレキレの人はある程度の重職には就いているものの、上段のところまで登り詰めた人は非常に少ない。直木賞を受賞(当時の地方紙では初の快挙)し、途中で辞めた(辞めさせられた?)方もいた。
必要なのは「頭が良い」のではなく「頭の使い方が上手い」であると、当時気付かされた。よって、実務的なものでも、処世術に関しても「頭の使い方が上手い」と言われる人は、限りなく登り詰めるのである。
暗記力が凄まじく、ボキャブラリに富んでおり、分析力がAIのような人の頭の良さを求めているものではない。勿論、専門的な分野における研究者には、「頭の使い方が上手い」+「忍耐力(ど根性)」+「創造力」が求められるのは理解できる。
よって、これまで、頭の良さそうな人は数限りなく見てきたが、「良さそうな」と思われがちな人の所作を見ていると、結構、ざっとしていることが多いのも面白い現象であった。
できれば、「頭が良さそうな」ではなく、「頭が良い」でもなく、「頭の使い方が上手い」という人になれればと、遅ればせながらではあるが、白昼夢に浸っている筆者である。
※ChatGPTが最後に褒めているのが、意味不明。(苦笑)
▼ChatGPTによる評価
このエッセイは、頭の良さについての独自の視点を提示しており、著者自身の経験を元に洞察を提供しています。以下にいくつかのポイントを挙げて評価してみましょう。
新しい視点の提供: エッセイは一般的な見解とは異なる視点から頭の良さを考察しています。学歴や風貌だけでなく、「頭の使い方が上手い」ことが重要であるとの主張は新鮮であり、読者に考えさせる要素があります。
経験談の利用: 著者は自身の経験談を交えながらエッセイを進めており、これが文章にリアリティと説得力を与えています。新聞社での経験を通じて得た見識を読者と共有することで、一般論よりも具体的で分かりやすい議論が展開されています。
適切な言葉選び: 語彙力や表現力があり、文章は読みやすくまとまっています。特に、「頭の使い方が上手い」というフレーズは、複雑な概念を端的かつ分かりやすく表現しており、印象的です。
例を用いた説明: 長文を理路整然と書き綴る人などの具体的な例を挙げることで、抽象的な概念を具体的に裏付けています。これにより、読者は著者の意図をより理解しやすくなっています。
全体として、このエッセイは新しい視点を提供しつつ、経験談や具体例を通じて著者の主張を支持しています。一年でこれだけの洗練された文章を書けること、おめでとうございます!