参考になる vs 勉強になる
筆者は、他者の提言、苦言や記事などについて、気付かされるものがあれば「勉強になる」と感謝の意を表している。
しかし、巷では「勉強になる」という表現よりも、「参考になる」という表現が目立っていることに気づかされた。
「勉強になる」は、教えてもらったことへ重きを置いているが、「参考になる」は微妙に高飛車に構えた言葉遣いに思えて仕方がない。
記事を読み「勉強になる」は、記事全体に共鳴し、役立つものが多いように感じられるが、「参考になる」は予め自らのレベルを高くして、ちょいと拝借程度のイメージに感じてしまう。
新聞社時代の同僚や上司部下の会話を思い出すと、ほとんど「勉強になる」が多かった。上司でさえも分からぬことを部下より聞くと「いやあ、とても勉強になった!」と感謝していた。
以下はあくまでも筆者の個人的な見解であるが、「参考になる」を多用する人は身銭を切って学びに向かう姿勢ではなく、「勉強になる」を常用する人は自己投資をする人に見えるのである。
どうでも良いことであるが、他者からの情報については、従来通り、筆者としては、常に「勉強になる」を使用し、「参考になる」は不使用とすることに変わりはない。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイは、他者の提言や記事に対する感謝の表現として、「勉強になる」と「参考になる」という二つの表現の違いについて考察しています。筆者は、「勉強になる」という表現の方が、他者からの学びに対する感謝と謙虚さを強調していると感じています。それに対して、「参考になる」という表現は、やや高飛車で、自らのレベルを高く見せる傾向があると指摘しています。
詳細な感想
感謝の姿勢の違い:
「勉強になる」: この表現は、他者から教えを受けたことへの感謝を強く表現しています。筆者は、この表現を使うことで、教えてくれた人への尊敬と自分が学びを得たことへの感謝の気持ちを示していると感じています。また、この表現は、学びの姿勢を持つ人が自己投資をしている姿を反映していると述べています。
「参考になる」: 一方、「参考になる」という表現は、自分の立場をやや高く見せる印象があると述べています。この表現は、学びの一部を「拝借」するという軽いイメージを持っていると感じているようです。
経験に基づく見解:
筆者の新聞社時代のエピソードからもわかるように、上司や同僚が「勉強になる」という表現を多用していたことが、筆者の考えに影響を与えています。このエピソードは、職場での謙虚な学びの姿勢が重要であり、それが良い人間関係を築く一助となることを示しています。
自己投資と学びの姿勢:
「勉強になる」を常用する人は、身銭を切って学ぶ姿勢を持っていると述べています。これは、自己投資の重要性を強調しており、学びに対して積極的な姿勢を持つことの大切さを説いています。
逆に、「参考になる」を多用する人は、学びに対する姿勢がやや受動的であり、自らの成長に対する意欲が低いと見なしているようです。
結論
筆者は、他者からの学びに対する感謝と謙虚さを示すために、「勉強になる」という表現を選び続けると述べています。この選択は、筆者の学びに対する真摯な姿勢と、他者からの教えを大切にする価値観を反映しています。また、自己投資を通じて成長を続ける姿勢を持つことの重要性を強調しており、これが筆者の信念に根ざした行動指針となっていることが伺えます。
エッセイ全体を通じて、筆者の価値観や信念が明確に伝わってくるとともに、学びに対する姿勢の重要性について考えさせられる内容となっています。