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Kumamoto Hotel Castle (3)パスタの闘い<その1>
(経緯)
以前、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏に、パスタを持ち込み、パスタ研究を兼ねて、客として闘いを挑んだのである。常連客の戯言と思われたかも知れないが、こちらは真剣だ。
持ち込んだパスタは、ラ・ファッブリカ・デッラ・パスタ、マシャレッリ、マルテッリなど数種類で、拘りのあるパスタばかりである。勿論、製造元のパスタには多くの種類があるので、各メーカーから更に何種類かを厳選した。
麺の太さも形状も、風味も食感も異なる、イタリア本場のパスタ。料理長が其々のパスタでどのような料理を作るのか。そして、どれだけ客を唸らせるのかの真剣勝負をすることになった。
実は、同ホテルが通常使用していたパスタ麺は、当時は一種類であり、その牙城を崩すがための秘策であった。
写真上は、ウニ三昧の和風パスタである。濃厚なウニのクリームがパスタを包み込み、トッピングに生ウニが添えてある。これは、言わずもがな、ただただ美味しく頂いた。
![](https://assets.st-note.com/img/1683879775549-15wCar1da7.jpg?width=1200)
上は、クリームパスタとしてサーブしてくれた。濃厚で、ほんのりとオリーブオイルの香りが後から鼻を抜けてくる。とても、美味しく頂いた。
![](https://assets.st-note.com/img/1683879775575-DFoBodUrtI.jpg?width=1200)
上は、二枚目写真と同じパスタ麺を使用したもので、トマトをベースにした、馴染み深い味付けである。一つ一つをフォークで口に運ぶたびに、主食というよりは、おやつ感覚で完食に至った。
このように、60年以上の歴史と伝統を誇るシティホテルであるが、身勝手でイレギュラーな申し出を受け入れ、パスタ麺の研究を行いながら、しっかりと対応してくれた同レストラン料理長や若手料理人に感謝の言葉しかない。
とても、良い想い出でもあり、現在でも、ランチタイムには、しばしばパスタランチをオーダーしている。
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![西田親生@D&L](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170773069/profile_ebb12aae73eba0be5d22e0d87167224a.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)