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イソップ物語の「アリとキリギリス」を生成
この童話は、「怠け者にならず、一所懸命に働きなさい。」という教訓のお話だが、果たして、現代社会を見回すと、皆、一所懸命働こうとしている人もいれば、一所懸命働きすぎて体調を壊す人も多い。
逆に、浮世離れした既得権益車は、濡れ手に粟のような商売をして、遊び呆けている。よって、どんなに一所懸命に真面目に働こうが、十分な対価を得ることができない現代社会において、「アリとキリギリス」の教訓が受け入れられるのかと言えば、少々首を傾げるのである。
世の中の商売では、伝票の受け渡しだけの商売(例えば、コロナワクチン接種の云々)が楽して儲かっており、ネット社会となれば、単なるデジタルの数字の受け渡しの中で、手数料だけで莫大な収益を上げているところもある。銀行やコンビニに設置されているATMの手数料も然り。
ネット社会では、多種多様な新たなビジネスモデルが生まれてきたのだが、「アリとキリギリス」で描かれている肉体労働の人間らしさとその価値観がどこかに飛んでいった感がある。
しかし、現在、世界中で勃発している戦争による影響が出ている中で、最終的には「命をつなぐ食」の大元である、一次生産農家や漁業、畜産業などに従事している人たちの労働こそが、「アリとキリギリス」の原点でもあり、それなしでは人は生きていけないということを再認識しなけならない。
最近、巷では「楽して儲かる方法」などの呟きも多いが、大抵、詐欺師の罠なので、要注意である。
結局のところ、我々はしっかりとした技術やノウハウ、資格を手に入れ、真っ当な仕事をすれば、それなりの対価を受け取ることができはしないかと考える次第。
※画像は、DALL-Eで生成したもの。
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