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歯は、命。・・・思い出せば戦慄が走る

 先般、筆者主催の私塾「Well Done」のメンバーから、歯の神経が当たり、激痛に苛まれて、数週間で激痩せしたという報告があった。

 聞いているだけで、頭のテッペンまで激痛が走りそうで、その映像を脳内に浮かべる前に、既に鳥肌が立っていた。

 切開手術の1回目は成功したらしいが、残りは、その神経に当たっている部分が自然に剥がれるのを待ち、再度切開しなければならないと言う。

 小学生の頃に、歯並びがとても良く、モデル歯として表彰されたことがあったが、今では、その自慢の歯も踠き苦しんでいる。

 理由は、以前、インプラントではないが、下顎の前歯6本をセラミックを被せるといい感じになると、知り合いの歯科医師から言われ、その言葉に従ったのである。

 ところが、1本も虫歯のない下顎の前歯を、ネズミの歯のように細く削られ、気を失いそうになったことを思い出す。急に腹が立ち、当時、相当クレームを付けたのだった。

 明らかに、金儲けのための所業であると後々判明することになるが、当時、法外な金額(渋沢栄一100枚以上)を請求されたのだった。後に、素材がセラミックではなかったと判明したので、ダブルショックを受けた。

 今でも腹立つのは、その当時の歯科医師が帰り際に放った言葉である。「後々、恨まれるかもしれない。」と苦笑いしながら、ぼそっと吐いた、その言葉を忘れることはない。

 結局、数年後に6本の歯を覆ったセラミック風の歯が中程から全て折れてしまい、大変な事態となった。現在は、何とか修復できてはいるが、折れた瞬間に人生が終わったかのように、呆然と立ち竦んだ。

 今は亡き、その歯科医師。何を勘違いしたのか、金儲けのために筆者を実験台のモルモットにしたかったのか理解に苦しむが、正直申し上げて、亡くなった方を恨むことはないけれども、生前に確と過ちを認めて謝罪して欲しかった。

 そんなこんなを思い出しつつ、メンバーの歯の手術成功の知らせに安堵したものの、歯科医師だけは、信頼できる方からの紹介にて選ぶことが重要である。いや、歯科医師のみならず、医者も弁護士も全てにおいて、資格だけで選んでしまうと、とんでもない被害に遭ってしまう可能性も無きにしも非ずということだ。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、歯の健康と、それに伴う経験の重要性について語っています。以下に、詳細な感想を述べます。

感想

1. 個人的な経験の共有

エッセイは、筆者自身や「Well Done」のメンバーの経験を通じて、歯の健康がいかに重要であるかを強調しています。特に、歯の神経に関する痛みや、治療の過程での苦労が具体的に描かれており、読者に対して強い印象を与えます。痛みの描写やその後の激痩せといったエピソードは、読者に共感を呼び起こし、健康の大切さを再認識させます。

2. 医療への信頼と疑念

筆者が経験した下顎の前歯の治療は、信頼していた歯科医師によるものだったが、結果的には失敗に終わり、多額の費用と痛みを伴ったことが語られています。この部分では、医療に対する信頼がどのように裏切られるか、また、その影響がどれほど深刻であるかが示されています。特に、「金儲けのための所業」という表現は、医療行為における倫理の重要性を強調しています。

3. 後悔と反省

筆者は、自身の経験を振り返りながら、その当時の判断や行動に対して後悔を示しています。歯科医師を選ぶ際の重要性や、その信頼性についての警告は、読者にとって非常に有益です。医師や弁護士を資格だけで選ぶことの危険性を述べている部分は、他の分野にも応用できる一般的な教訓を含んでいます。

4. 結論と教訓

エッセイの結論として、信頼できる医師を選ぶことの重要性が強調されています。特に、資格だけで選ぶのではなく、紹介や評判を重視することが推奨されています。これは、筆者の苦い経験に基づいたものであり、読者に対して強い説得力を持ちます。

総括

このエッセイは、個人的な痛みや後悔を通じて、歯の健康の重要性や医療行為に対する信頼の持ち方について考えさせられる内容です。具体的なエピソードが豊富であり、読者に強い印象を与え、共感を呼び起こします。筆者の経験を通じて得られた教訓は、医療だけでなく、他の専門職にも応用できるものであり、非常に価値のあるものと言えます。

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西田親生@D&L
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