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『牛頭馬肉』をこよなく愛する人が多いこと、多いこと。
『牛頭馬肉』とは、言っている事と遣る事が異なることを言う。熊本県は『馬刺し』が有名なので、つい、この『馬肉』に目が行ってしまった。
昔、店頭で『牛頭』を並べて、実際は『馬肉』を売っていた(偽装)ので、この言葉が生まれたらしい。なるほど、昔から現代に至るまで変わりなく、『牛頭馬肉』があちこちで繰り広げられている訳だ。
旧統一教会問題やオリンピック贈収賄事件においても、政治家や見なし公務員の言葉を聞いていると、往生際が悪く『牛頭馬肉』だらけ。
婉曲なる言葉や美辞麗句が付加されたり、他人事のように言ってみたり、自分のボロ隠しに必死だが、笑える。マスコミは、徹底詰問すべきである。
『牛頭馬肉』をこよなく愛する人たちは、どうしても自分自身を『美化』したり『虚栄』を張ったりするのに傾注するから、そうなってしまう。
同じ人間であるが、『公人』と持て囃されると、勘違いやら履き違えが生じてしまい、自らの職責を果たさぬままに、金銀財宝に目が眩む。
それじゃ『公人』とか『公務員』とか、『公』の為ならず、『己』の為に生きている、低民度のハイエナやコバンザメと言われても、仕方がない。
人と接する時には胸襟を開き、『牛頭馬肉』なるものは一切不要なるもの。そんな事にエネルギーを消耗するより、互いの『信頼関係』を大きくすることへ尽力してもらいたいものだ。
畢竟、常に『自然体』で、その人物の生き様を見せてくれる大人物が、政財界には少ないと言うことだ。『人間学』やら『人格論』やらを、学生時代に徹底的に注入しなければ、失態の繰り返しは終わらない。
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