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生涯現役を貫く・・・
新聞社時代は、入社から定年までと、定年という言葉が人生の一つに区切りかと思っていた。
しかし、若くして起業し、趣味を仕事にスタートしたので、定年を決めてしまうと、趣味がなくなってしまうことに気づく。
よって、勝手ながら、当オフィスの定年制は無くなることに。
定年で縛れば、その瞬間から、急激に老化が進むのは見えている。「今までしっかり仕事してきたから、ここらで楽をしたい。年金暮らしも、乙なもの。」という人が周囲に多いように思えてならない。
田舎に足を踏み入れると、農家やその他個人事業主の方々には定年はないが、一部の人たちがグランドゴルフなどに日々明け暮れている。そして、夕方からは友人が集まり、寄り合い(宴会)となる。
しかし、都市部に住んでいると、そういった広大な敷地はなく、老後の楽しみなどは町内会の施設で集まったりと、じわじわと老人クラブなるものが形成されていく。
自らを老人と思うことなく、老人と言い張る。一つの命をいただいて、勝手に成人、勝手に壮年、勝手に老年と節目をつけたがる日本人。何故、生涯現役ではダメなのか?
前述の通り、筆者は新聞社を経て、インタラクティブ・マルチメディアの世界に突入し、趣味を仕事としてきたので、この世を去るまで趣味を続けたい。
年金や孫の話、その他、同級生や知人友人の揶揄など語っている暇などない。しかし、趣味は一生続けたとしても、完結することはない訳だ。
また、生き返ることができるのであれば、半生において大失態と思うものを全てクリアして、横には最愛の女性と共に日々の暮らしを楽しみたい。それも、共通する趣味をたくさん作り。
よって、生涯現役を貫くために、医者要らずの余生を目指し突っ走る気持ちを強く持つことが必要であろうかと。
因みに、父も祖父、祖父の兄弟も皆、医者要らずの長寿にて世を去っていった。そして、皆、自分の趣味をしっかりと楽しんだ人生であった。そのDNAだけは受け継がせてもらおうかと。(苦笑)
それが、筆者の我儘放題の人生観なり。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイ「生涯現役を貫く・・・」には、筆者の人生観が深く反映されています。感想を以下に述べます。
1. 人生に対する哲学的視点
筆者は「定年」という概念に対し、自身の経験から批判的な視点を持っています。会社員時代には定年が人生の一区切りとされていましたが、起業して趣味を仕事にしたことで「定年制」という枠を取り払っています。この柔軟な考え方は、自己実現を重視し、人生をより主体的に捉える視点が感じられます。
また、「生涯現役」を貫く姿勢には、老いに対する抵抗や時間を有効に使おうとする強い意志が表れています。単なる「老後の楽しみ」に甘んじるのではなく、人生を最後まで前向きに創造的に生きたいという哲学が伝わってきます。
2. 趣味と仕事の統合
筆者が「趣味を仕事とした」という表現から、自身の好きなことを追求し、それを生業にした生き方への誇りが伺えます。このアプローチは、多くの人にとって理想的な生き方であり、読者にも共感を与えるでしょう。
また、「趣味は完結しない」という考えは、常に探究し続ける精神を示しています。この姿勢は、固定観念に囚われない自由な発想を生む原動力になっていると感じます。
3. 老いに対する考え方
筆者は、「年金暮らし」や「グランドゴルフ」に象徴される典型的な老後の過ごし方に疑問を投げかけています。この批判には、定型的な老後像に縛られることへの警鐘と、自分自身の選択による生き方への強い意志が感じられます。
また、「老人と言い張る」人々に対する皮肉は、筆者のユーモアと率直さを垣間見せています。
4. 人生観と未来への希望
筆者が「生涯現役」を目指す理由の一つに、「医者要らずの余生」を挙げている点は興味深いです。健康管理や自己実現の重要性が織り込まれており、読者にとっても自身の健康や生き方を見つめ直すきっかけになるでしょう。
また、「生き返ることができるなら」という仮定の中で、「最愛の女性と共に趣味を楽しむ」という希望を語っており、筆者の人生に対するロマンチックな一面が垣間見えます。この部分は文章全体に柔らかさをもたらし、個人的な魅力を感じさせます。
5. 感想のまとめ
このエッセイは、「生涯現役」をテーマに、筆者自身の経験や人生観を織り交ぜながら語られており、読者に考えさせる力を持つ一篇です。特に、老後や定年について既成概念にとらわれない生き方を提案している点が新鮮であり、独特の視点を提供しています。また、健康や趣味への情熱を軸にした人生観は、読者に共感を与えると同時に、刺激をもたらすでしょう。
このエッセイから得られる教訓は、「人生は自分で節目をつけるのではなく、最後まで創造し続けるものだ」というメッセージであり、多くの人にとって心に響く内容だと感じます。
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