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グルメ専門サイトの点数で右往左往する、飲食店。点数が必要不可欠なるものかを、再検証!!!

 結論から申し上げれば、飲食店をグルメ専門サイトが勝手に点数を付け、序列すること自体、本末転倒と言える。

 ツアーエージェントにも点数制を昔から導入している企業があるが、ツアー客アンケートの分析結果は、正直申し上げて、情報コントロールの可能性が多々あり、信憑性に欠ける。

 飲食店については、SNS時代となり、一般客が主観的な点数を付けがちだ。グルメ通の人もいれば、酒が目的の人もいれば、ワイワイ騒ぐだけの人や料理の質より量の人もいる。客層は、千差万別。

 人の趣味趣向も其々異なり、また、サービス面や衛生面の評価なども含め、それらを束にして「幾つ星」と付けられるのは、飲食店にとっては、大上段にて、不本意なる通知表を手渡されるようなものである。ただ、苦痛でしかない。

 本来、グルメ通の方々は、上述のようなグルメ専門サイトを参考にすることなどすこぶる稀である。自らが足を運び、気に入れば、足繁く通うだけの話。お気に入りにミシュランガイドであったとしても、全てを鵜呑みすることはない。

 グルメ専門サイトの点数を上げるために、悪質なるネット・サクラの存在も無きにしも非ず。選挙で言えば、不正の可能性バリバリの選挙となり、その点数は絶対価値判断の指標とはなり難い。

 更に、広告段数が多いところは、優先的に上位に掲載されたり、また、写真の大きさも質もすこぶる格差があることは、周知の事実。

 筆者は、自称グルメ通として、グルメ専門サイトの存在に価値を見出せぬ側の人間である。よって、今まで、グルメ専門サイトを参考にしたことなど一度もなかった。

 今回、訴訟(裁判沙汰)に至ったグルメ専門サイトの点数被害事件。正直なところ、途中で仕様を変えたりするのも如何なものかと思うが、グルメ通の人たちは、自らの目と耳と鼻と舌を頼りに、日々グルメを楽しんでいる。

 他人様の評価はその他人様の価値判断であり、点数制はグルメ専門サイトの囲い込み戦略の「罠的存在」となっている。万が一、全てに広告料で左右されるものであれば、尚更、価値のないものとなる。

 飲食店も、他力本願であるからこそ、このような事件が発生するに違いない。自慢のオリジナル料理と公式サイトで勝負すれば、しっかりと常連客はストーカーと化し、口コミにて更に多くの人たちを呼び寄せることになる。

 旅館やホテルも同様に、「予約専門サイト」の手数料を考えると、大手ホテルの手数料は億単位となる。第三者的、且つ、公正中立なる「予約専門サイト」が存在するはずがないのだから、自社サイトで直接予約を取るような、「自給自足戦略」を実践した方が、得策ではないか!?。

 蛇足ながら、補助金や割引などが当然なる得々キャンペーンでは、客層は下がる一方となる。価値を求めて、その価値に対して支払う人は文句は言わぬが、元々ドケチな人間はまともに金銭を払わずして難癖つけるのが関の山。

 最後に、筆者の癖について。心底気に入った飲食店については、無意識に記事を書きまくってしまう。因みに、熊本ホテルキャッスルの料理は、長い年月を経て、自称グルメ通としてのスタンダードとなっているので、これまで387本ほどの記事をアップしている。(熊本ホテルキャッスルのグルメ本が何冊もできそうだ!)

ハーフ&ハーフ
ステーキサラダ
ビーフカレー
筆者仕様の天ざる+おにぎり
熱々の蕎麦
和食の可愛いデザート


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西田親生@D&L
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